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曾祖父の長崎 (28)

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明治の昔・・
この長崎湾のあたりには海賊が跋扈していたらしい

『・・本日抜刀の上・・船上にて七人を切り伏せり・・』
それが・・私の曽祖父・・明治のお巡りさんだった
血染めの捕縄とともに
曾祖父が書いた日記が残っていて・・
海賊退治の顛末を読んでは
子ども心に・・いさましい爺さんだと思ったものだ
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その曾祖父道安の書いた履歴書が・・これで
明治5年ごろ・・邏卒(今の巡査)に任じられたところから始まる
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やがて・・神奈川県警部だった道安爺さんは
明治26年・・長崎の警部に任じられ
その後・・あちこちで署長さんなどを務めている

海賊退治は・・このころで
守るのは日本人とは限らず
船で移動する中国人も庇護の対象で
だから・・
助けられた中国人からいただいた書が沢山あって
これが素晴らしい書なのだ
今でも何枚かは・・表装して残されている
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明治33年・・警視にまで出世して退官したことになるが
ここで履歴も終わっている

内閣の承認で辞めてるところをみると・・
当時でも・・警視は・・
警察官としては立派な地位だったようだ

大正6年・・64歳で他界している
今の私よりも若くして異境に旅立ったが
警察官の盛装で撮ったあの写真は
到底・・そうは思えない老人であり
それ以上に・・堂々とした人生に見えたものだ
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息子夫婦を伴って訪ねた長崎の旅・・
実は・・
この曾祖父のゆかりを感じる旅でもあった

だから・・この古い交番を見つけたとき
ふと・・時がたたずんだのを・・感じた
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道安爺さんの連れ合い・・トクさんが
敬虔なクリスチャンだった
長崎だったことも手伝ってるのかもしれないが

やがて・・我が家の家系にクリスチャンが増える
死んだ親父も・・洗礼を受けていたのは
この道安爺さん夫婦の指図だったのかもしれない

修学旅行以来・・50年ぶりの長崎
嫁の手配で・・さまざまに楽しませてもらった
それも・・少しづつ触れよう・・

でも・・我が家の三代目道安爺さんのこと
七代目の息子にも伝えておきたいことでもある
それが六代目の私の・・仕事かも

そういう時代ではないのも知ってのこと・・ではあるが


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by touseigama696 | 2010-02-18 00:55 | ○未分類 | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696