「ほっ」と。キャンペーン

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年間を通して・・ひとつのギャラリーに通い詰め
出来るだけ沢山の個展に触れる
作家別でもなく・・技法別でもなく
ギャラリーの企画を視点に・・見る
とても良い勉強になることを・・知った

自分の好みでだったら・・多分見ない
このジャンルの作品だと・・多分見ない
この技法での作品となると・・多分見ない
この作家さんの作品は・・多分見ない

こうしたカテゴリーで選んでいると
結局・・好きなものだけを見ることになる
勿論・・それが悪いわけじゃないが
意外な発見や・・その驚きに触れる機会は少ない

ギャラリーのご店主が選ぶ・・美学
通い続けていると・・それを感じ
同時に・・恐くもなる
自分の仕事だけがフィルターの・・視野の狭さ
それに気づくのは・・強い刺激ではあるが
同時に・・ご店主への畏怖にも通じる

去年の秋
個展のオファーを頂いてから一年半
自分らしさを探して・・試作を重ねたが
今や・・6月5日の初日に向かって
それを形にするための日々が続いている

『柿傳と柿傳ギャラリー』のこと
の予告に私の名前が載って・・いよいよ
与えられた時間の限りが迫ってきた


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今日も・・作り続けた
横綱稀勢の里に倣って・・願わくば
頂いたオファーに恥じぬ作品であってくれるよう
そう思うのである



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激痛の胆石のせいで
胆のう切除を余儀なくされた・・あの日
一カ月ほどの入院生活の・・何と長かったことか

一方で・幸いなことに
こっちは未経験で来られたが
当てのない多額な借金の返済が
一カ月後に迫ったら・・その一カ月は
羽の生えた鳥みたいに違いない

同じ一カ月も・・置かれた状態でえらく違う
電磁波の周波数を基準にした・・時間の定義
それは世界共通だが・・個人の身にふりかかれば
およそ定義からは・・かけ離れたものになる

放っとけば・・そこで止まってるはずの
日めくりカレンダー
どうやら私の工房の・・それは
今や高速エンジンの支配下らしい
止まれ!・・って言っても止まらない

だから負けずに・・同じ速さで走るしかないようだ
道理で・・息切れするはずなのである



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6月5日から一週間
あと何枚めくったら・・個展初日?
数えるのはやめた

ひたすら轆轤前に座して
「動かざること・・山の如し」
時間と戦うには・・これしかないようだ



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昨日は・・少し数ものを手掛けた
直径21㎝で・・昔風ならほぼ七寸皿だ
食卓では使い勝手の良いサイズ

久しぶりの同寸同姿のロクロ挽き
揃うかな?・・と気にしたが
始めたら
目が物指になって・・手がそれをなぞってた
トンボ替わりの定規を置いておいたが
頼らず挽けた・・少しギアが入ったようだ


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挽いてる間は・・仕方なく我慢するけど
手を休めると・・これって実に痛い!
何カ所か切れてて・・土塊に穴をあけ
挽き上げたり・・広げたりしようとすれば
10指のあちこちで・・激痛が走る

12月になれば・・必ずやってきて
3月になれば・・必ず去ってゆく
仕事をすれば必至の・・この痛みも
私にとっては・・冬の風物詩である


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素晴らしい快晴だったから
天日干ししたら・・どんどん乾いた
うっかりすれば・・干乾びる
朝のうちに挽いて・・昼頃には頃合いの乾燥


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粗削りをして・・今度は工房の中で乾燥を進めた
天気予報は・・大気の乾燥を伝えていたが
それが・・そのまんま分かるほどに
作業能率の良い一日だった


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仕上げ削りが出来そうに乾くまでの間
素焼き済みのカップに
彩色面を残して養生を施した

糸を貼って・・紋様を入れるのはこれからだが
事前の準備も結構な手間である・・ここら辺は
助手さんがいたらなと・・思わぬでもないが
独りの気ままも悪くないもんで
テレビを聞きながら・・気を紛らせて繰り返すのである


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10枚ほどの皿も
夕方までには・・仕上げ削りもできた
まずますの能率だった

挽くだけなら・・もっと数をこなせるが
削りとの兼ね合いでいえば
これくらいづつが具合がいい
乾燥に追われて・・手抜きになるのが怖いのだ

夜明けから日暮れまで・・江戸の職人みたいだが
案外気に入ってる
まだ夜が明けてないが
今朝も・・これから工房である




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この時期
陽ざしがあれば・・案外乾燥は早い
朝のうちに挽いて・・午後から粗削り
その翌日に・・乾燥を進行させて仕上げ削りができる


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陶芸は
手をかけるタイミングを押しはかる仕事
挽いたら・・もう土に合わせて
絶好のタイミングで進めるしかない
その意味では・・畑仕事などと似てる
自然に逆らえば・・前には進めないのだ


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陽のある間・・ロクロに向かい
陰りだしたころから・・糸を貼った

振り返ると・・夜明けから日暮れまで
ただひたすら手を進めてるだけで
写真は撮れても‥頭は空っぽだ

試作の時期は終わって
まっしぐらに数を稼がねばである
余計なことは考えず
手間を面倒と思わぬ集中を大事にしてる




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昨日の夕方
全豪テニスの・・錦織vsフェデラーを見た
結果的には・・接戦の末錦織が負けた
そう見えるテニスだが・・この試合
色々な意味で勝負の機微を見せてもくれた

スコアの上では
ファイナルセットでの負けだから・・接戦と云えるが
内容的には・・フェデラーの圧勝である
何故なら・・試合全体を通して
ゲームの流れを支配してた時間とショットの数は
フェデラーの方がはるかに勝っていたからだ

さすがにランキングの5位の錦織クンだから
簡単に負けないぞという意地は見せたが
フェデラーは・・それに屈してはいなかった

勝つためには
絶対取らねばならぬポイントが・・幾つかある
よく「試合に勝ち切る」・・というが
この勝ち切る・・とは
そのここぞのポイントを・・戦略的にしっかり認識し
その上で・・確実に取得することである
勝敗を分けたポイントの数は
フェデラーがまさっていた

勝ち方を知っていて・・それを
確実にものにする技術とメンタリティー
それはサマリーを見ればはっきりするが
全得点数の・・数%に過ぎない得点の差なのだ

全体は互角に戦っていながら
結果で負けたのは・・この差に尽きる
錦織クンが・・世界のトップに立つためには
一試合に10あるかないかの必須ポイントを
確実に取りきる・・技術とメンタリティーが必要だと思う

さりながら
日本人で・・ここまで戦える選手は
錦織クンのほかにいない
(大坂なおみさんが・・きっとそうなるだろうが)
是非にも・・グランドスラムで
優勝する姿をみせてほしいのである


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錦織クンのデータの中に・・面白いものがある
ATPの選手の中で
ファイナルセットまでいった試合での
勝率1位は・・錦織クンだというのだ

ファイナルまで頑張れば・・勝つ!
だから勝負強いとか・・粘り強いとか
そうした局面で引き合いに出されるようだが

裏返して考えてみれば・・ホントに強い奴は
ファイナルまでいかないで勝つ

5セットマッチでの第5セット
3セットマッチでの第3セット
真の強者なら・・このセットは
まさかの時の保険みたいなもの
使わず勝てば・・勝率1位もないのだ

ストレート勝ちの勝率1位こそが・・強者
できれば・・そうなってほしい

ストレート勝ち・・とは
試合開始から・・一瞬も緩まず
圧倒的に勝ち切って

「この試合に限らず・・当分の間
もしかしたら錦織には勝てそうにない」と
相手をへこませる勝ち方なのだ

勝ち方と負け方・・勝敗はその場で決まり
その試合のみを支配するだけだが
次の試合にどう響かせるか

勝ち方と負け方には
思いを致すべきことが・・沢山含まれている
きっとテニスやスポーツに限ったことじゃない
そうも・・思うのだが



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ほぼ20年近く
少々ノイジーでも・・故障ひとつせず
D51蒸気機関車みたいに
ゴツゴツと働いてくれた・・コンプレッサーも
さすがに寄る年波とともに
小品へのデリケートな吹きつけが叶わず
この際・・隠居してもらうことにして
昨日から・・新品に変えた

空気の流量を制御するレギュレーターもついて
器肌を撫でるような柔らかな吹きつけも・・可能だ
霧吹きを口にくわえて・・肺活量に頼っていた作業も
一部・・これが代わってしてくれそうだ
寄る年波はこちらも同様・・使いこなせば楽になる



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早速・・ドラ鉢一枚吹いてみた
消火器みたいに爆風を吹き散らした
D51とは様変わりして・・ふんわりと乗ってゆく


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その分・・加減の難しさもありそうだが
無駄なく・・隅々まで張りついてくれた
新しい武器になりそうである


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昨日は・・注文しておいたテープも届いた
制作に入ると・・大量消費は判ってるが
在庫が多すぎても・・劣化する
こまめに注文して調整するしかないのだ


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弾薬庫に格納すると・・少しほっとして
「さて・・やるかぁ!」・・ということになる
この時期まだまだ・・油断はできない
今午前3時40分・・気を引き締めて
夜が明けたら・・いざ工房への朝である




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あと30分もしたら・・色々な意味で
毀誉褒貶を背負って
アメリカに新しい大統領が生まれる
CNNは
既にワシントンから実況を続けている

アメリカが・・もっとも伝統的な儀式を迎える朝
いつになく
世界は・・じっとそれを見つめている

アメリカが変わることは・・世界が変わること
良かれと・・願うばかりである


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今日も工房に籠って・・ささやかだが
やらねばと思うことに・・集中してた

ふと・・思うと
歴史は動いているが・・私はじっとだ
歴史に参加するって・・えらいこっちゃ
きっと・・そうだ



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「この検査結果なら・・ここに来る必要ないみたい!」
かかりつけの医院の事務さんに・・そう言われた
昨日の朝のことである

一カ月前の血液検査の結果が
実に見事に「問題なし」なのだ

25の検査項目中
基準値範囲をはずれたのは・・ふたつ
MCVといって赤血球の大きさを示す数値が
基準値上限の101に対して102
「許容誤差のうち」・・DRはそう言った

もう一つは
筋肉を使うと高くなるCKが
基準の230を超えて465とある
目下工房でしていること
毎晩歩いていることなどを考えれば
異常の領域ではないとのことだった

これ以外の肝・腎・膵・は勿論
コレステロール・血糖・中性脂肪
それに前立腺マーカー等
全ては・・基準値内に収まっている

暴食を慎む我慢と・・毎晩の4㌔歩行
4年間の実績が・・ものを言ってるのだろう

そんなことがあって
お馴染みの事務さんにからかわれたが
「この検査結果なら・・ここに来る必要ないみたい!」
これは
かかりつけという意味では大事なキーワードだと思う

病気になって・・受診するのは当たり前だが
それでは普段のことが判らない
何もない普段を診てもらっていてこそ
主治医は微変に気づくってものである

「かかりつけ」とは
病気はいうまでもないが
健康な日々を含めて・・一身をゆだねることだ
毎月受診するのは・・そういう意味である

何もない体に・・やがては異変が起きる
加齢の避けがたい宿命だが
治すべきもの・・受け入れるべきもの
主治医との交流は
こうした難題をさり気なく相談できる
今の好い関係に・・心からの多謝なのである



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あれから22年の・・1月17日
この日は毎年・・一年を加算して
同じことを・・考える

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阪神淡路大震災・・22年経ったことになる
同時にそれは・・私の陶歴でもある
震災の10日ほど前
初めて・・ロクロに触れたのだった


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土塊に挑んで・・器に変える
客観的な評価は・・ともかく
今こうして目の前にする自作の様子は
22年前の正月
不運にも命を奪われた大勢の被害者の方の
失われた可能性でもある

命は・・いつでも「可能性」そのもの
一瞬で・・その全てを絶たれた無念
さぞやと・・思うばかりなのだ


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あの日・・命を亡くした方の中に
陶芸をしていた方がいたかもしれない
してみたいと思ってたひともいた筈だ

止まってしまった可能性を思いながら
出来れば・・失われた可能性に恥じぬ器を
毎年・・ふとそんなことを考える朝である




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いつもの通り
夜明けから日没まで・・ここで過ごし
その後・・妻と娘を連れ立って
夕食に外出しました


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とても風の冷たい夕暮れ・・しっかり防寒して
この回転すし店まで歩きました

我が家からお店まで・・ぴったり2㌔
2㌔歩いて寿司を食べ・・2㌔歩いて帰宅する
4㌔の日課を消化しながら・・夕食も済ませる
グッドアイデアで・・妻も娘も賛同してくれてます


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今から30年ほど昔のことですが
私の地元に・・珍しい寿司店があって
気に入って・・時々立ち寄ったのが
今想えば・・回転すしでした

回転のシステムは・・ベルトコンベアではなく
水流を作って舟を浮かべ
その舟で寿司皿を流していたのです

比較的安価で・・明瞭勘定
余計な会話も無用で
10分で済ませても・・気兼ねがない
流れてる舟から・・好きなネタを選ぶだけ
急ぎの独りランチには・・もってこいでした

「こりゃ・・好い!」・・そう思いましたが
まさか・・それが寿司の一大文化になるとは
思いがけないことでした

大飯食いの・・若者向きもあれば
やや年寄り向き・・高級魚の高め皿の店
色々あって・・それも便利です

正月の・・超高値初セリマグロが
築地の老舗名店ではなく
回転ずしで大盤振る舞いされる時代なのです

カラオケ同様・・日本発信の
新食文化の面目躍如のようです

やや食べ過ぎの罪悪感を逃れて
少し温まったものの・・重めの足に鞭を入れ
2㌔を歩いて・・帰宅したのでした




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