ブログトップ

桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

<   2018年 02月 ( 13 )   > この月の画像一覧

d0085887_18052025.jpg


アスリートたちがオリンピックで頑張ってるから
ロートル陶芸家も・・ちと頑張ることにしました

昨日素焼きした壺に
麦藁手の紋様を入れたものです

d0085887_18035483.jpg

切り立ちの壺の外周を
36枡に分割して区割りの糸を貼り
更にその中を7本の糸で割った麦藁手
当たり線を入れたのは36枡までで
後は目見当のフリーハンド

少々細かいので目が疲れますが
やることは慣れていますから
一気に集中して貼りました

d0085887_18040396.jpg

先日写真にすると欠点が目立つと書きましたが
これもそうです
二分割を繰り返して均等を狙ってるに
ずれてるのも・・チラホラ
目に余ればそこだけ貼りなおします

昼食後に始めて・・夕食前に完了
静かな日曜日の午後
案外心地よい集中でした

明日にでも・・化粧土を吹いて
糸抜きしてから・・釉掛け焼成となります



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-18 20:01 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_04413355.jpg

ウィーンフィルの奏者たちが使う楽器は
ウィーンに固有の音色をと
協会が貸与する楽器に限られるのは知っていた
だが・・コンサートマスターにだけは
楽員のためのヴァイオリンとは違う
ストラディヴァリが貸与されるのだそうだが
それは知らなかった

頑固なまでに伝統を守って来たオーケストラだが
時代は段々にここでもグローバル化のようだ


d0085887_04410160.jpg

「ストラディヴァリは
他のヴァイオリンと音が混ざりません」
なるほどと思った

言い換えれば・・ストラドの音は
オーケストラに吸収されません
そんなひ弱な楽器ではないのだ
ソリストが手にしたいと願う理由のひとつは
きっとこれだ

ヴァイオリン協奏曲を聴く度に
ヴァイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス
沢山のヴァイオリン・ファミリーの音の中で
ソロの旋律を際立たせる難しさを想像するが
しっかりとした演奏技術は当然にせよ
楽器に恵まれることも・・大事なのだ

楽器・・つまり道具だが
どんな芸でも・・道具へのこだわり
自作の個性化を願うなら
このこだわりに‥こだわるべきだと
ふと・・思う

自分に固有の道具
みつけたか・改良したか・作ったか
幾つあるだろう



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-17 07:59 | ●エッセイ | Comments(0)

d0085887_08101552.jpg
                    昨日描いた一枚


「4年間頭から離れなかった・・金メダル
まさにこの日のために
厳しい練習に耐えてきたのに
強風に悩まされ
度々中断しては集中を妨げる状況の中で
不運にも・・実力を発揮できないまま
願ったメダルには届きませんでした
しかし‥これも立派なメダル
恥じる必要のない快挙です・・おめでとう!」

目下開催中の冬季オリンピック
スポーツが好きだから
気になる種目は見ているが
しばしば
これに類するアナウンスや解説が聞こえる

まぁ言ってることは分からないでもないが
大会直前の選手たちを・・散々いじりまわして
集中を妨げてきたメディアの勝手を棚に上げ
結果を天候のせいにしている気配がなくもない

それでもなお
選手の立場でなら・・考えるべきは

様々な悪条件は不運には違いないが
それでも勝ってこそ・・実力といえる
「勝つ」と「勝ち切る」の差
多分僅か数センチとか千分の数秒
それが実力の正体なのだ

でも・・これがどんなに過酷なことか
わかっているからこそ
オリンピックは参加することに意義がある
そう言い伝えられてきたのだ



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-16 08:21 | ●世相あれこれ | Comments(2)
d0085887_08165499.jpg


嬉しいことに・・このキャンバス・アート
最近少し引き合いが頂けるようになりました

先日も来房されて・・お求めいただきました
今週も‥今度はこちらから出向いて
ご覧に入れる予定が入って
折角なら‥新しい作品をと
昨日から作り始めました

これは未だ糸を貼った状態で
これからエアーブラッシュで彩色します
やきものでも使ってるモチーフなので
これも一つのコラボレーション
私のサブカルとして
それ風に仕上がるよう・・丁寧に吹きます


d0085887_08203397.jpg

少しづつ増えて
工房の壁面に並べていますが
色を勉強するのは・・ともかく面白いです
d0085887_08210046.jpg

既成の組み合わせを避けて
「どうなっちゃうんだろ?」
キーフレーズは・・これ
そこら辺に意識を置いています



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-14 08:37 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_05513964.jpg

昨日の夕方・・ピンポ~ン!で
幼い天使が・・これを
お隣りのマンションに住む少女Sちゃんです
小学校2年生‥8歳

目下・・わたしにとって
一番若いガールフレンドかな

去年の個展の前
お母さんと一緒に工房に見えました
「ブログ読んでます!」・・が発端で
「それがお隣りだと判って・・見学にきました」
そこから行ったり来たりが始まりました

とてもしっかりした少女で
書いたり‥描いたりも大好きで
絵やカードをいただいたりします
だから・・このチョコは
絶対に「義理」ではありません(タブン?)

とはいえ
「本命」と書いては・・彼女の将来に関わります
天使のプレゼント・・ということにします
日に日に大きく育って
素敵な女性になってほしいものです
私にとって・・それが残された時間
時々顔を見るのが楽しみです


d0085887_05514888.jpg

夕食後
帰省していた娘と三人で
デザートにいただきました
控えめにほんのりした甘さが
喉に心地よく・・美味しいチョコでした
ホワイトデーまでには
何か彼女のための器を作ってあげようかな


人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-13 06:21 | ●畏友交遊 | Comments(0)

d0085887_08371942.jpg

今朝はライブしてある過去写真から
幾つかの風景画を・・
風景と情景・・と題したのは
それなりにわけあり・・うまく言えるかな

---------------------

この女性の後ろ姿を眺めていると
何となく・・ここは表参道だと思う
アーバンは・・醸す雰囲気のことなんだろな

d0085887_08513023.jpg

富士の我が家からほど近い富士五湖
何処で見ても・・富士が富士らしい

d0085887_08381869.jpg

筑波山ろくの・・地磁気研究所の一角
背丈が・・白い柵と同じ位に幼かったころ
研究員だった叔父に連れられて歩いた小径
昔のまま時が止まっていて・・それが嬉しい
向こうから・・叔父が歩いてきそうだ

d0085887_08390501.jpg

江の島の海
漁師らしき老人の背中は
あの水平線の辺りでの
魚との闘いを思い出しているんだろうか

d0085887_08412380.jpg

浜離宮
江戸と東京が同居しているけど
江戸は・・負けてないなぁ!


d0085887_08405210.jpg

つかず離れず
人と人の間の距離って
人生の機微みたいなものだ

d0085887_08374501.jpg

富士の我が家の・・晩秋
ガラス越しだから
少し温かくて・・とっても静か
『想い出』ってきっとそういうものだ

d0085887_08415041.jpg

矢切の渡し舟
政夫と民子のために
今でも繋がれているみたい

d0085887_08395548.jpg

隅田川
東京には・・明暗がある
でもそのどちらもあるから
エネルギッシュなのだ

-----------------


d0085887_10142751.jpg


旧友石井崇クンは・・藝大卒の画家
スペインに渡って自分の世界を築いた

d0085887_10153381.jpg

彼が自著に書いた一文が・・これ
風景と情景の違いに触れている
その思いには・・深く同調できるものがある
確かに・・彼の絵からもそれを感じる


d0085887_10162840.jpg

南スペイン フェレイローラ村の情景
色は言葉・・伝えたいものがあるのだ


d0085887_10390904.jpg

私のコックピットにも・・彼はいる



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-11 10:49 | ●お気に入り | Comments(6)
d0085887_06221870.jpg

このところ・・じっと静かに
作業台の前に座って
一心不乱に筆を動かしていた・・〇川さん

これって何を掛けたんだか・・私にも判らずだけど
案外素朴で面白い作品が焼けました
使い込むと鈍い輝きが浮かんできそう
その様子が見てみたいものです


d0085887_06223199.jpg


熱心に極細の面相筆で描いた下絵
線の細さを崩さずに
丁寧に細紋を描いて行くには
息を詰め・・体の脇で腕を支えて
力を抜いて素早く筆を走らせる
練習しないと手にできない技術ですが
数をこなして・・上手くなりました

こうなれば自信がついて
更に・・進歩してゆくに違いありません
この先は
模様の個性化を考えながら
自分らしい器を作ってほしいものです


d0085887_06224919.jpg


昨日はリベンジ作品に
彩色・釉掛けをしましたが
同じ過ちをしないように心掛け
どうやら無事に終わりました
ここから先は・・火の神様の領域
天命を待つことにします



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-10 06:44 | ○陶芸教室 | Comments(0)
d0085887_05310293.jpg


一昨日の失敗を・・三コマでご覧に入れると
こういうことなのでした
右手で板の下を支え・・左手で高台を掴みます

次の一瞬で
右手を上に・・左手を下に返します
50㌢超・8㌔強の皿は結構重いので
少し腰を沈め
板を上に放り投げるようにして
浮力を作って回転させることになります

d0085887_05311267.jpg

撮影用に何度も繰り返すのは危険
説明して一回のシャッターでしたが
よくこの瞬間が撮れたと感心しました
ベテラン生徒のKさん
自分でも大皿挽きますので
撮りたいカットをよく理解して
見事に肝心な場面が撮れました

これはまさに一瞬の通過画像ですが
一昨日手が滑ったのは・・この直後でした

d0085887_05312115.jpg

上から落ちてくるのを
二の腕を体の脇で締めて
重さに耐えて受ける一瞬がこれ
このとき板と皿が滑って
板の下を皿がテーブルに落下したのでした


d0085887_05315693.jpg


昨日の午後
素焼き済みに一気に糸を貼りました
二の矢を使うときって
時間的に・・当然ひっ迫してますから
作業の質を落とさずに急ごうとすれば
集中するしかありません

d0085887_05320937.jpg


夕食までに表面を貼り終え

d0085887_05324716.jpg

夕食後9時近くには裏面も貼り終え
どうやら日帰りで完了できました

10数年前・・手がけた初期には
2泊3日の作業だったことを思うと
慣れの力を感じます

今日中に
色を吹いて糸を剥がし
釉を吹いて窯に入れますが
まだ裏返す必要が二三度あって
危険が待ってます
油断せずに進めなきゃ・・なのです




人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-09 06:21 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_06020270.jpg

表面の糸を剥がし終え・・さて裏もと思い
大皿を返そうとした瞬間・・指が滑りました
彩色済みの皿は
どこでも触れていいわけじゃなく
汚さぬように気を使いますが・・それにしても
今まで何度となく繰り返してきた作業
まさかこんな簡単に滑らせてしまうとは
情けない羽目です・・もう少し
持ちやすい部位を選ぶべきでした

こうなると産業廃棄物
有料で処分するしかありません

d0085887_06022991.jpg


公募展用の作品は
指を滑らさずとも・・色々なリスクを抱えます
狙った一枚が・・いつでも狙い通りとはゆきません
こうした失敗をカバーするために
大抵二の矢三の矢を用意します

滑り落した皿の加飾を始めるとき
念のためにと挽いておいた予備が
出番というわけです
乾燥時間に・・充分な余裕がとれてませんが
何とかなりそうな気配

壊れた皿をほったらかしにして
削りにチェックを入れて
素焼きの窯に火を入れました

d0085887_06355777.jpg

今朝・・窯をチェックしたら
どうやら無事に素焼きできていました

残された時間は・・ほぼ2週間
ギリギリまで粘るのは
今に始まったことじゃありません
大抵の作家はみな経験してること
めげてもめげずに・・do my best!です
でもね・・少しはめげてます(笑)



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-08 07:35 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_22365124.jpg


2006年からの7~8年
無慮数千枚の花の写真がファイルされています
スクロールして見てみると
撮ったときのことさえ思い出せます

埃を払ってたまには表舞台にと
再掲してみることにしました

花の命は短くて・・と言いますが
今夜の花たちは・・ファイルの中で
10数年咲き続けてきたわけで
だから・・歳だけは訊かないでやってください


d0085887_22340245.jpg


2006年の正月・・色々物色した上で
それまでのデジコンをサブに・・NikonD200を購入しました
当時としては最高の解像力を持っていたはずで
自作の器を綺麗に撮ってみたいという願いを
叶えるため・・カメラの性能に挑みました

そのための練習にと・・花を撮ってみたのですが
これが面白くて・・しばらくは夢中でした

d0085887_22342043.jpg


24~70㎜の標準に70~300㎜の望遠
もう一本は名球の誉れ高いタム9こと
タムロンの90㎜マクロを揃え
近所の江戸川の河川敷を歩いて
野に咲く花を・・腹這って追いかけたりしました


d0085887_22362896.jpg


写真は・・極く大きく分けると
撮りたいものだけ撮る写真と
何から何まで全部撮る・・のふたつです

最近のスマホの写真を見ますと
後者の写真なら見事なまでに綺麗に撮れます
シャープなピントで隅から隅まで
証拠写真なら完璧です

証拠写真はともかく
記録写真としての要件はこれで充分です
ただ
もうひとつの撮りたいものだけ撮る写真
こちらでとなると
レンズの性能を変えて
上下左右・・ずっと奥までの立体の被写界の
その中のどのスライスを切り取りたいか
そこがメッセージ性ということになって
所謂表現のカテゴリーになってきます

3本のレンズを買い求めたのは
そこら辺を練習したかったからなのでした

d0085887_22372879.jpg


一連の写真は
殆ど望遠かマクロで撮っています
結構難しいレンズですし
おまけに三脚使わず手持ち撮り
紙一枚の厚さで焦点が前後に動きますから
ピントを合わせるのが至難の業です
あの頃は肩腱板が切れてませんでしたから
この重たいカメラをじっと持てたんですね
今では・・多分無理です


d0085887_22375031.jpg

これはあまり上手く撮れてない一枚
ピシッとフォーカスがきてるラインがありません
つまり・・メッセージがボケているわけです

d0085887_22385563.jpg


これは少しましでしょうか
花弁の手前にピンがきて
その前後は・・きれいにボケてゆきます
タム9マクロの場合・・名球の所以は
そのボケの美しさにあるといわれています



d0085887_22393692.jpg


これは少しトリックを使った撮影法で
ガラス板を使って・・二重撮りにしてあるものです
私の工房に作った特設スタジオで
カメラは固定しガラス板で花弁をダブらせたものです

当時は・・いろんなこと試していました
還暦過ぎたばかりのころ・・まだ元気だったんですね


d0085887_22402196.jpg


これは苦労した一枚
風に揺れるので手持ちでは実に厄介
三脚つければアングルの自由が失われるので
極端な言い方すれば
風に合わせてカメラも揺らしながらみたいでした

走ってる車に合わせてカメラを振り
車にピンが来て・・背景がボケて流れる
あの写真と同じ手法です

d0085887_22404245.jpg

この花の背景にも花や木はあるのですが
うまくぼかすと
狙った花だけが形を成してくれるというわけです
撮りたい花は・・これ一本ってところです

d0085887_22412213.jpg


このボケは・・風のせいですが
おかげで生きてる花に見えてきます
ボケは呼吸みたいなものかもしれません

d0085887_22420179.jpg

桜も難しい花です
それこそ花の命は短くて
シャッターチャンスの少ない花かもしれません

でも今夜の花たちは
10数年満開を維持してきたわけで
そこに行けば
今でも咲いていそうに思えます

こうしてアップしてみると
フォーカスの甘さが不満ですが
基本的には三脚を使うべき
カメラを固定して
ミリ単位でスライスすれば
少しはましになるに違いありません

白内障の目を抱えていてはなおのこと
オペ後にどんなフォーカスが来るのか
楽しみではあります

さすがのNikonD200も・・既にロートル
新しいカメラが欲しいと思ったりしますが
でも使いこなせる自信は・・もうありません!

春までのあいだ
何度か古い寫眞をご披露してみようかと
ファイルを眺めています



人気ブログランキングへ応援しくださる方・・クリックしてね!

[PR]
by touseigama696 | 2018-02-06 00:08 | ●お気に入り | Comments(2)