<   2017年 06月 ( 21 )   > この月の画像一覧

d0085887_04302490.jpg


昨日は・・早朝から
追作品の一回目の素焼きに火を入れた


d0085887_04304679.jpg

そして・・窯番しながら
那須紺の糸抜き作品に向かって
糸を貼り始めた

10数点ほどだが・・小さいものなので
ロクロ挽き・乾燥の間で
大き目な追作品の工程を・・追い越した

終わった個展とのつながりで
新しくオファーをいただいたものである

d0085887_04305644.jpg


公募展も個展も
ひとつひとつ・・それ自体で完結するものだが
同時に・・新しい展開はその完結の向こうにあって
新しいオファーをいただくことで
完結に意味が生まれてくるものなのだ

だから・・せめていつでもベストを尽くす
作家のマナーはそこに尽きると思う


d0085887_04310866.jpg


いただいたオファーは
実現すれば・・私にとって未経験の領域

追作に注ぐ緊張をそのままに
ここでも自己ベストでゆきたいものだ


d0085887_04312070.jpg


個展を目指していたつい先月まで
じっと続けていた糸貼り作業
久しぶりだが・・新鮮である

追作の素焼きが冷めるまでの間に
こちらの小品を終わらせたい

夜明けから日没まで没頭したら・・ピノキオ状態
近頃ご愛用のマッサージ室で解いてもらい
夕食を済ませてから残業もした

いつもより少し余分に寝た今朝
これから続きのために・・工房入りである




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_04081220.jpg


箱屋さんに無理言って急いで作ってもらった共箱
できたからには・・急いで箱書しなきゃ
昨日の午後・・予定を変更して書きました

箱書はしょっちゅうある仕事じゃありませんから
いざ書くとなると・・そこそこ緊張します

20個ほど書きましたが・・まだ半分
追加制作分の箱は・・これから注文
一つも失敗せずに書き終えられますように・・です


d0085887_04073275.jpg

箱書には色々な書き方があります
蓋の表に書いたり・・裏に書いたり
或いは
箱の側面や裏底を使ったりもします

私は・・蓋裏を使うことが多いのですが
今回は・・表に書きました


d0085887_04002584.jpg


でも大皿だけは・・裏
表だと汚れ易いような気がします

d0085887_03590323.jpg


いずれにしても
作品同様・・長く残るものと考えて
達筆・悪筆の評価は棚に上げ
ともかく心を込めて書くことにしています

今までも・・大抵は
書いたものを写真にして残してあります
記録でもあるし・・次の機会の資料でもあります

d0085887_03585265.jpg

いざ書くとなったら
準備はなるべくゆっくりと時間をかけます
慌てるのが一番いけません

できれば少し広い部屋で
予め置いておく場所・・書く場所
書いたら乾燥させる場所
流れを作っておくことにしています

筆は・・一瞬ためらったら間違えます
ですから・・書こうとする文字をメモにして
それを見ながら書きます

僅かでも墨や朱肉が指について
箱を汚すことがないように
始終手を拭いたり洗ったり
結構気を使う仕事です


d0085887_03584351.jpg

墨と朱肉の乾くのを待って
紙を乗せ紐をかけます
ほっとする一瞬なのでした

予定変更のついでに・・電話で都合を確かめ
一気に搬入することにしました

夕方の新宿駅前・・この雑踏に
車で乗り込むには結構勇気がいります

75歳の運転手が心がけるべきは
アクセルとブレーキを踏み間違えないこと
そう言い聞かせながら
箱書以上に緊張して走ったのでした



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_08191742.jpg

『棋士が盤を挟んで勝負を始めるときって
二つのことしか考えません
一つは・・負けないために自分の王様を守ること
もう一つは
勝つためにいち早く相手の王様を詰ませること
これが常識です

ところが
藤井クンの将棋は・・違います
彼が考えることは・・二つではなく
ひとつだけ・・つまり
相手の王様を詰ませることしか考えないのです

一手早く相手に攻めかかれば
自分の王様を守るための一手はいらない

プロの棋士の勝負は
一手違いで決まります
守りに使わない一手を・・攻めに使う

徹底的に詰将棋を勉強してる藤井クンは
その一手の差のまま・・勝ってしまうのです

つまり
藤井クンは誰かよりは強いが
誰かよりは弱い・・という将棋ではないのです

攻めと守りの二手を考える将棋と
攻めだけを考える将棋の差
常識を変えた強さなので
今のところ
彼が向かうところ敵なしなのは・・当然
そう思います』

どなたかが・・こういう意味の解説をした
すごく分かり易くて
藤井クンの強さの本質が理解できたような気がした

あの羽生名人が驚嘆する才能
ただ強いだけじゃないポテンシャルの大きさ
それは技術的なことではなく
長年の棋界の常識を壊す
圧倒的な理論武装で肉づけされたものなのです

彼が14歳にして
歴年の棋譜に通じ・・詰め将棋を解き明かし
ひたすら蓄積している情報は
それ自体が目的なのではなく
守りの一手を使わずに済ませるための
ぎりぎりの哲学のように思うのです

常識を熟知して・・これを壊す先見と
常識を知らずにこれを壊す出鱈目との差
それをまざまざと見せてくれています

彼の挨拶が・・とうに少年の言葉ではなく
見事なまでに大人のそれなのは
いずれ・・その常識をも壊して
人間としても破格な高みにつく人材なのでしょう

将棋の世界に限ったことではなさそうです
非常識は・・しきりに見かける世の中ですが

「それって・・ありかぁ!?」
メジャーな常識を壊して
新しい時代の糸口を見つける先駆者
今・・待望されているのは
そんな才能だと・・思うんだけどな



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_02275495.jpg

個展会期中にも書きましたが
さる大きな出版社の編集者のNさん
会場で初めてお目にかかり・・びっくりしました
道一本隔てただけのお隣さんだったのです

窓から見える工房とブログを興味の目印に
個展にお出でくださったのでした
それがご縁で
会期後に工房でもお目にかかり
幼いお嬢さんを紹介されました

記念にプレゼントした・・那須紺の皿
昨日の75回目の誕生日の午後
お返しにお祝いのカードをいただきました
こう書いてあります

『おさらをありがとうございます
2017年6月24日
おたん生日おめでとうございます
せんじつは とってもすてきなおさらを
ありがとうございました
おかあさんに
わたしの大好きなきりぼし大こんの
にものをつくってもらって
いただいたおさらにもりつけてたべました
とてもおいしかったです
みさき先生がつくるおさらは
しあわせやゆう気がはいっている
すてきなおさらだとわたしは思います
ではお元気で』

幼い少女のこころのこもったメッセージです
しあわせやゆう気は
私が少女にあげたものではなく
私が少女からもらったものに違いありません
75歳の日に嬉しいプレゼントでした


d0085887_02280947.jpg
必死にろくろを挽いています
与えられた時間を思うと
数の多さに狼狽えていますが
一所懸命やっています

d0085887_02282062.jpg

面取りを済ませ素焼きすれば
糸貼りが待っています
 どれも手間のかかる作業なので
体調を整え集中することに集中します

このブログをご覧になってるお客様もおられます
頑張ってますので少々お待ちいただけますよう
お願いいたします


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_08062360.jpg

勝つも負けるも・・紙一重
成功失敗だって・・紙一重
紙一枚右に寄ってれば・・勝てただろうし
紙一枚左だったら・・失敗だったかもしれない

厳しい世界に生きれば
結果は・・いつでもそんなもの
ひとの運不運 幸不幸は
一瞬にして入れ替わることがあるから
古人は・・それを「塞翁が馬」に例えた

小学校時代の書道の恩師は
卒業するとき・・その一行に
「得意淡然 失意泰然」
と加えてくださった

爾来六十有余年
今も座右の銘にしているが
折に触れ・・一喜一憂で狼狽えれば
淡然なのか・・それとも泰然
自問することにしている

d0085887_08070884.jpg

難しいことだが
ギリギリまで手を尽くし
厳しい結果を受け入れてきたひとほど
その生き方は・・悠然として謙虚だ

自説を持たざることなかれ
しかして
他説を詰ることなかれ
きっと両者の真ん中に
僅か紙一枚の分かれ道が挟まれている
それが塞翁の馬なのだろう

74歳最後の日・・6月23日
明日は
淡然の一日だろうか・・それとも泰然?
自戒を込めて・・工房での今日一日を過ごそう



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]

追憶に想いを馳せて・・ひとは歳をとる
だが・・そうであったとしても
忘れがたい思い出は・・やはり忘れがたい

以下の一文は
かつてある機関紙に掲載されたエッセイである
その夏の日は・・今を遡ること53年前のこと
そして・・エッセイを書いたのはそれから26年後
更に27年を経て・・今深く蘇ってくる

独り工房に腰を据えていると
ことさらに・・思い出は色濃く鮮やかである
d0085887_03231482.jpg
九十九里浜 白子町


=『読書三昧』=1990

太平洋の荒波を真正面から受け止める外房
九十九里浜の中ほどに白子という町がある
戦前から戦後にかけて この浜一帯はいわし漁で賑わったが
米軍の演習で潮の流れが変わったらしく やがて衰退をたどり
眠るが如く閑かな町になった

この白子の海岸に 
かつていわし漁全盛時代に建築された網元の家がある
今どきこれを建てられる大工もいないだろうと
そう言われるほどに豪壮な屋敷は
既に網元の手を離れ 当時私の両親と極く親しかった
さる老婦人の居宅になっていた

「雨戸の開け閉めはもう私には無理
だから使う部屋以外は閉めっぱなしなの」
独り暮らしの老婦人のそんな話から
「ひと夏でしかないけど屋敷に風通すため
私が書生っぽになって
朝晩雨戸を開け閉めしましょうか」
それが思い出の始り 大学三年の夏休みのことだった


d0085887_03322295.jpg
ひと夏を過ごした網元屋敷


当時は閂で閉ざされた大きな門扉を開けると表玄関がある
平屋なのにたっぷり二階分の髙さがあり
其処ここの梁には割いた巨木が使われ
柱の一本一本は一抱えもある太さだった

十畳間が幾つも連なり 
襖をはずせば直ちに五十畳ほどの大広間となって
いつでも大宴会が開かれる設えだった
一番南に書院造りの奥の間があり
床の間は源氏車の透かし彫りがあしらわれていた
贅沢にもその奥の間をあてがわれた私は
夏休みの一ヵ月を読書三昧に過ごすことになった

大学で法律を専攻していた私は
この夏休みの少し前
敬愛してやまぬある先輩に
「法学部の学生ならロシア文学は読んでおけよ」
そう言われた

今思うと何故それがロシア文学なのか
腑に落ちないでもないが
古典をという意味でもあったろうか

この先輩は江田島の海軍兵学校出身の軍人だったが
戦後医師となり その傍ら趣味でクラシック音楽に精通し
一方で京都・奈良の仏像にも造詣が深かった
亡父の若いころにお弟子さんだったせいもあって
我が家にもしばしばお見えになり
子どもの頃から何かと影響を受けてきたのだった
仏像では叶いっこないと承知して
なら私は庭をテーマにしようと
大学時代の休みは京都通いで
目ぼしい名庭は殆ど訪ねたものだった

同じころ 作家の伊藤整氏が雑誌で
「私は一ヵ月に一万ページの書物を読んでるが
それでも小説を一篇書くのは容易じゃない」
と書いておられた
妙に一ヵ月一万ページが頭に残っていた
昭和39年 大学3年の夏休みは
この屋敷の書生っぽになって
ロシア文学の一ヵ月一万ページ読破を
実行しようと決めたのだった

日中は私ひとりで過ごすこの網元屋敷での日課は
6時に起床して
 屋敷のぐるりを囲むおよそ70枚の雨戸を戸袋にしまう
それから閂を外して表門を開け
門前と玄関を掃いて水を打つ
部屋を掃除して洗面を済ませると7時である

老婦人が作ってくれる朝食をいただきながら
新聞に目を通し テレビでニュースを見る
さて8時から正午までの4時間は
自室の書院の間で姿勢を正して読書である
一日に333ページをノルマにした
一ヵ月で一万ページになる計算である

仕事に出かける前に老婦人が準備してくれる
昼食を独りで食べるのが正午
済ませたらビーチパラソルとタオルと読みかけの本持参で
通りの向こうに広がる浜に行く
当時は殆ど人影もなかった
壮大な海と潮騒に抱かれてうとうとしていると
漁師の大声で目が覚める

砂浜に漁船が上陸してくる
自分のエンジンに端をつないだ鉄ロープを
浜の柱を回して自力で這い上がる
漁師の女房たちが
船の動きに合わせて舳にコロと呼ばれる丸太を置く
その上を砂に潜らず船があがるというわけだ
九十九里の間桟橋のない砂浜であれば
漁船はこうでしか上がれない

船が止まると女房たちは
濡れた着衣を着替えるが
遮るもののない浜で 腰巻一枚を使って
鮮やかに早変わりするのだった

3時頃になると屋敷に戻り、水着のまま
井戸から水を汲み庭に水やりする
結構広い庭だったから何十杯も汲み上げる
読書漬けの体に心地よい運動だった
ついでに自分も水をかぶりさっぱりして
4時から6時まで また本を読んだ
7時までの間に
朝とは逆の手順で70枚の雨戸を閉め
門扉に閂で施錠して終わる

帰宅した老婦人と夕食を共にするが
近所の漁師さんからいただく新鮮な魚が
すこぶる美味で 毎晩贅沢な食事だった
8時には自室にひきあげ 読書を続けて11時半就寝 
判で押したように正確にそうした
後に大学を卒業してからも今日まで
これほどに規則正しい生活をしたことはない
その意味でも貴重な体験だったと思う

この一ヵ月に何を読んだのか
記録のままにかいてみると
プーシキンの「スペードの女王」「大尉の娘」
ゴーゴリーの「狂人日記」「検察官」「外套」「鼻」「死せる魂」
ツルゲーネフは「初恋」「貴族の巣」「その前夜」「父と子」
ドストエフスキー「貧しき人々」「二重人格」「虐げられた人々」
「死の家の記録」「罪と罰」「白痴」「悪霊」「未成年」「カラマゾフの兄弟」
トルストイ「結婚の幸福」「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」
「クロイツェルソナタ」「復活」「死せる屍」
そしてショーロホフの「静かなドン」などで
たっぷり1万ページはあった

勿論これでロシア文学の全てとは言わないが
専門家でもない限りこれでよしだと思った

今思い返して
これらの大河小説の中身の全てを覚えているかなら
残念ながらそうとはいえない

「戦争と平和」「静かなドン」などは全8巻の長編
登場人物にしても「戦争と平和」は500人以上かな
覚えきれるものではなかった

しかし読んでる最中に感じた感想は
その後の人生に何がしかの糧になっているはずである
昨日食べたステーキが 今夜呑んだワインがいつどこで
我が身の肉となり血となったかは判らずとも 
食べて飲んだのは確か それでいいではないか

青春の真っただ中に
脇目もふらず即書三昧に過ごしたあの夏を
私は決して忘れない

-------------

エッセイはここで終わる
しかし忘れ得ぬあの夏の日には
もうひとつ 忘れ得ぬ密かな思い出がある

一ヵ月を独りで過ごしながら
真剣に考え続けたことがあった
それは妻との結婚のことだった

社会人生活への一歩を妻と一緒に
それでいい・・と確信するための時間
それがあの一ヵ月でもあった

大学卒業式の一週間前 我々夫婦は挙式した
だから「行ってらっしゃい!」
妻に見送られて卒業式に出席したのだった

去年
あの日から50年が過ぎて
金婚式を迎えたが
それもあの夏の日に始まったとも思える

アップしてある写真は
九十九里 白子の浜と
思い出の屋敷である
このエッセイに登場する
老婦人も私の両親も敬愛する先輩も
みな既に異郷のひとである

時々白子の浜を訪ねると この屋敷を見る
人間が建てた家だが
人間の寿命を遥かに超えて丈夫である
あの夏のままの佇まいに
人間の儚さを感じるが
それもまた老いの為せる想いなのだろう



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]

d0085887_22513992.jpg

このカフスには・・数十年の長い間
使い続けてきた愛着がある
細かいことは忘れたが・・取材の旅の折り
立ち寄ったフランスのリモージュで
記念に買ったものだと思う

このリモージュのブルーが大好きである


d0085887_22151699.jpg

昨晩‥古い写真を眺めていて
この海を見つけた
データによれば10数年前
江の島で撮っている
日没直前の海
とても印象的なダーク・ブルーだった


d0085887_22515363.jpg

深く記憶に残って
この皿になったのかもしれない
それまでは白のバージョンばかりだった
多分
リモージュ・ブルーにもつながっている

d0085887_22335801.jpg

1年ほど前に・・今回の個展の作品で
このブルーを使おうと決めた

酸化コバルトに
数種の酸化金属を加え
色調の加減を図ったが
どうやら割合い評判が良かった

今・・追加制作にかかっている作品の多くに
このブルーを使う
念のため・・コバルトを補給しておこうとして
びっくりした・・途方もない値あがりである

定番を作るにも苦労するが
それを作り続けるのも苦労である



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]


d0085887_19232065.jpg

このブログを始めた頃だろうか
自作の陶器を写真に撮る必要もあり
少し大きなカメラを買って・・その気になった


d0085887_19594095.jpg


練習のつもりで花も撮った
今ではオールドタイマーなカメラだが
NikonD200に
外にでかけるときは・・70~300のズーム
自宅工房の特設スタジオでは・・タム9のマクロをつけ

遠くから・・花に近づいたり
近くで・・もっと近くに迫ったり
楽しんでいた時代があった


d0085887_20071177.jpg

先日も書いたが
この自然界に・・自然のままには直線は存在しない

花のシルエットを追いながら
その事実を・・しっかりと確かめたのだった


d0085887_20231944.jpg


ズームもマクロも
そのレンズ効果のお陰で
撮りたいシルエットを抜き取り
周辺のボケの中に強調して表現できる

視野の中に見えるものを
全てクッキリと写してしまう
ワイドなレンズとは違った世界
そこが写真の面白さだと・・思っている


d0085887_20311852.jpg


再た撮ってみようかな・・と思うが
カメラが重い・・レンズも重い
カメラバックに全てを詰め
三脚まで持って歩くのは・・今ではちとしんどい

今夜は寄り道することにして
あの頃撮った花の写真を少々
再掲させていただくことにした




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_23485804.jpg


思いがけず沢山の追加注文があって
延長戦が始まっている

慌ててはなるまじ・・で
きちんと準備をした
とりあえず手をつけるのは・・ダメだ
始まったらスムーズに流れ
途中で立ち止まらぬことが肝要

採寸データと写真をファイルして脇に置き
ロクロも挽き始めている


d0085887_23491315.jpg


別注のリール抜きの糸テープも届いた
これがないと加飾ができない

d0085887_23492855.jpg


箱ひとつに10本・・全部で110本
既に在庫してある分と合わせれば
充分過ぎるほど準備できた
土も既に届いているし
箱屋さんも・・作り始めている

後は一瀉千里に駆け出すことだ
一カ月半・・最長でも2カ月以内に完遂
ヨーイドン!
暫らく夜明け前の工房入りの再開である



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_21335588.jpg


5月20日
個展準備の最終盤・・厳しい時期だった
あとひと窯に賭けていた頃だ
毎年そのころ・・クラス会が開かれる
今年もこの日に・・採血した
昼飯抜きで集まって
採血したら宴会という段取りである
多分20年以上続いているはずだ

このブログでも何度も書いた
クラス会で・・毎年血液検査をしてくれる
何とも不思議な行事だが
古希を過ぎて実に有り難い慣例にもなっている

これがあるお陰で・・出席率は高い
夫婦で出席し・・夫婦で採血も沢山いる

現職時代癌研で活躍したクラスメイトのK君が
ラボから届いた検査結果を・・精緻に分析し
病の兆候をチェックしながら・・全員に
肉筆の手紙で・・日々の生活を助言してくれる

そして・・そのK君が何かを発見すると
クラスの中の7人ほどの医師が
専門に応じて治療に手を貸してくれる
仮に専門でなくても
然るべき神の手を紹介してくれ
実際ことなきを得た級友が何人もいる

中学入学から数えれば62年のつきあい
気心知れ・・厚い友情に支えられて
最も信じられる医師のサポートは
考えられないほど贅沢なことだと思っている

今年の採血は
個展間近の・・多忙と緊張の最中
かなり疲れてもいたから・・体調に自信がなかった
しかし・・それも現実だから
あるがままのデータを受け入れるつもりでいた

K君の手紙が・・検査結果と一緒に届いた
四つほどの米印がある・・K君の説明によれば
微差なので許容の範囲と思ってよしだそうだ

一般的に関心の深い項目をみると
赤血球の各種数値が僅かに低め
つまり貧血に傾くサイドだが・・許容の微差
心疾患・血栓症を予見させるフィブリノゲン・・正常
肝機能のGOT ・GPT・γ-GTP・・正常
腎機能のクレアチニン・尿素窒素・・正常
糖尿病の血糖・ヘモグロビンA1c・・正常
総コレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪・・正常
ガン関連では・・
食道・胃・大腸・膵臓・胆のう・胆管・前立腺
それぞれのマークは異常なし・・とある

あの環境でこの結果は嬉しい
生活習慣病の罹病は・・可能な限り避けたいから
そのための努力はしているが
ガンそのものは・・逆らってみても仕方ない
いずれどこかで出会って・・死に至る道
それが自然な終末だと思っている

俗にいうピンピンコロリ
願わくばそうありたいものである


d0085887_21340585.jpg


追作を始めた・・明日からは
また暫らく夜明け前にひと仕事
工房に籠る日が続きそうだ

「・・以上のような結果でしたので
良好な体内環境が得られていると思います
どうぞ今の生活習慣をお続けください・・」

K君の手紙は・・そう結ばれていた



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]