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<   2016年 11月 ( 29 )   > この月の画像一覧

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新発売直後の2年前
docomoの最新スマホに乗り換えました
見栄を張らない妻は・・らくらくフォンでしたが
見栄を張った私は・・Arrowsにしました
そして2年
見栄を張った私は・・降参して撤退しました
一昨日・・これに変更したのでした

まだ二日しか経ってませんが
文字が大きくなって・・やっぱり年寄り向きだと
そう思う一方で・・これなら
何でも自在に分かりそうな気がするほど
簡単そうには見えません

ともかく苦手な世界なのです
でもまぁ・・これ以上簡単なのはないとしたら
何とか追いついてゆかねばです


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今思えば嘘みたいですが・・1985年当時
病院事務長だった私は
院内の書式を独自のレイアウトで作りたくて
ワープロを導入しましたが・・1台100万円もした時代
それでいて使いこなすには実に厄介でした

マウスなんて便利なものはなく
何でもキーボードから打ちこみだったのです
毎晩のように深夜まで
自分でデザインしたフォーマットをプリントし
暫らくそれを事務室で使っては
改良版を起こし・・定着してから印刷という
そんな時代でした

オリジナルの会計書式をご覧になった
税務署の担当官が
「これ市販されてるんですか?」と
訊ねられて・・答えにびっくりしてたのを
今でも覚えています

同じ頃・・パソコンも揺籃期
ウィンドウズ95が出る前で・・使おうとすれば
MS-DOSのコマンドの理解が必要・・門外漢には
到底手に負えるものではありませんでした

かろうじて・・ワープロの表計算ソフトロータスで
院内の数字管理をしていたのを思い出します
後のウィンドウズを思えば・・隔世の感です

たった30年で
凄まじい速度で電脳世界は膨張しました
もうとてもついてはゆけません
せめてらくらくフォンくらい
何とかしたいのですが
決して自信があるわけじゃないのです




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何かを上手く出来るようになりたい時
大事にしなきゃいけないことが・・幾つかある

興味とか好奇心・・まずこれが要る
やりたいと思わなきゃ上手くはなれない
向上心・・これも大事だ
上手くなりたい欲求・・強い動機になる
更に根気・・これなしにはきっと続かない
何事であれ・・最初から上手い筈はなく
飽きずに繰り返すには・・根気がいる
さて・・でもだ
それらの全ての前に・・忘れてならないものがある
私は・・それを想像力だと思っている

上手くなる自分を想像する力
興味や向上心や根気に
力と時間を与えてくれるのが・・想像力だ

例えば・・こうだ


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ある時・・教室でこんな話をした
「湯呑みを1,000個挽いたら
何も教えなくても上手くできるようになるさ」
そうしたら・・こんな答えが返ってきた

「下手くそだから一日がかりで・・やっと5個
それも次の週は削りだし
月4回のお稽古で・・挽くのは半分の2回
ってことは月に10個挽いたとして
一年で120個・・8年で960個
月2じゃなくて4回挽いても・・4年かぁ
わぁ・・とっても無理です」・・だと

この答・・算数的には合ってるが
どっか変だなぁ!がありはしないだろか
興味と向上心と根気があっても
この数式には大事なものがない
それが想像力なのだ

つまり・・1回の稽古で5個挽く
その日はそれでいい・・でも
何回か稽古してると・・少し上手くなって
一日で6個・・あるいは7個挽けるようになる
興味と向上心と根気があれば・・数カ月もしたら
1回に10や15個挽けるようになるだろう

そうした進歩する自分を想像する
上手くなるとは・・そうした想像の自分に
現実の自分が追いついてゆくことなのだ
想像力が旺盛だと
追いついてゆきたい自分が・・はっきり見える

数字では表せない想像の中の能力を加えれば
「そだなぁ・・1,000個かぁ
頑張れば半年でできるかも・・ですよね」

そういうことなのだ
今下手なのは・・大した問題じゃない
上手くなってゆく自分を
キラキラと輝くように想像してほしい
その自分のために・・頑張る
そうすれば
上手くならないはずはない・・と思ってる

私の教室で・・実際に
この1,000本ノックを実行したひとがいる
1年もかかっていない
一日で100個挽いたひともいる
教室で二食食べたが・・夜には達成してた
上手くなる自分を想像することは
大きな力を生んでくれるのだ



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謎めいた時間を秘する
 ブロンズ色は・・いわくありげだ
だから
造形が深い意味を持つような気がして
珍しく・・シンプルは似合わない


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昨日の夕方・・県美からの搬出の前に
千葉そごうで開催中の・・黒岩達大展を見た
お邪魔した瞬間
きっとどれか欲しくなる・・そう感じた
色も形も・・惹きつけてやまないのだ

結局・・これを頂いたが
形でなら・・もっと好きなのがあった
でも・・これにした
もしそちらを選んだら
影響が大きすぎるかもしれない
理由は・・たったそれだけだが
それほどにインパクトを感じ
自分の個展を前に・・躊躇ったのだった

一昨日の陶葉会の懇親会で
話題になった・・この黒岩達大展
充分それだけの意味のある個展だった



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昨晩は・・陶葉会の懇親会が開かれた
展覧会が開かれれば・・大抵
会期中に一度はみんなで集まり
ひとしきり・・陶談に花が咲く

伝統窯業地を持たない千葉県の陶芸は
土地でつながる縁がないから
こうして・・人で結ばれる絆は
個人技としての陶芸の奥行きを膨らませてくれる
老若・新旧を問わず・・一人一人の芸域に
切磋琢磨するチャンスなのだ


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本気の40人が集まれば・・陶談は自ずと
侃々諤々(かんかんがくがく)である
言うまでもなく・・その様は
喧々囂々(けんけんごうごう)ではない

長年にわたる経験が生み出すノウハウを
問われれば披瀝して惜しまず・・そこにまた
新しい知識が重なり合ってゆく
親睦とはいえ・・実に貴重な機会である

昨晩もそうだった
たまたま私のテーブルは・・磁器作家が集まった
陶器が主軸の私が・・直接体験する話題ではないが
しかし・・土や釉を巡る議論は
何に目をつけ・・どう活路を見出すか
そのアプローチは・・とても勉強になった


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ともすると
孤独な日々になりやすいこの仕事
ひとりでないと叶わない強度の集中と
一方で
侃々諤々が醸してくれる・・気を許した友情
ない交ぜになって・・それが
作家集団としての陶葉会の真価のような気がする

ライバルでもあるが・・根本は同志
昨晩も・・受賞を祝ったり
正会員認定を祝ったり
誕生日まで祝って
酒とともに・・花も飛び交ったのだった



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私の名前は・・哲郎
74年前・・父親がつけた名だ
戸籍上は・・「てつお」と読む
どちらかと云えば・・知らない人は
「てつろう」と呼ぶことが多い
太郎・次郎の後に哲郎があれば
てつろうが自然だからだ

自分の名前のことを
深く考えたことはないが
医者で大学の教員だった父親が
賢い子になれと・・願いを込めたのは分かる
哲は・・「さとし」とも「あきら」とも読める
期待という意味では・・ちょっぴり重く響くが
それでも「哲郎」でよかった
「哲人」てつと・・などとつけられたら
もっと重圧だったかもしれない

期待に添えたのかどうか
死んだ父親は一言も残さなかったが
自覚の意味でなら・・添っていない
だから
娘が・・医者になろうとしたとき
そして・・実際になったときの
あの嬉しそうな顔は
それが・・息子に叶わなかった期待を
孫が叶えてくれた嬉しさだったに違いない

入学直後に
いずれ医者には必須の道具ではあろうが
その世界では知らぬもののない
高価な聴診器を買い与えたのは
その期待の大きさだったはずだ

もらった孫は
「これ首からぶら下げたら
先輩たちに何言われるか!」
彼女は・・密かに引き出しにしまい
みんなと同じように
何の変哲もない普及品を使ったのだそうだ

「何の変哲もない」・・ここにも「哲」がある
へんてつと読むが意味は・・明らかな違い
つまり「明らかな違いがない」が
変哲がない・・の意味なのだ

何の変哲もない・・一枚の「皿」
上の写真が・・そうだ
とりわけ個性的でも独創的でもない
誰が挽いても・・こんなもんか!
それが変哲もない皿・・というわけだ

ただ・・密かに願うことは
その変哲もない皿に・・僅かに何かを加えて
変哲を作れないだろうか・・である

変哲のある皿に・・何もしない
変哲のない皿に・・何かをする
この二つは
変哲のある皿に・・更に何かをする
よりは・・ましかもしれない
「引き算の陶芸」と言ってきたのは
そういうことだと思っている

そして
糸抜き技法に出会ってみて
心がけるとすれば
変哲のない器に・・糸を貼る
そこに僅かな個性を表現できたら・・なのだ

「哲」の字と隣り合わせに生きてきて
その哲とのつきあいは
最後まで難問のような気がしている



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昨日に打って変わって・・雪の寒い一日
前日満席だったロクロに・・閑古鳥が鳴きました
幾つもののメールで
車も自転車も・・足さえも不安で危険
お休みしますの連絡が入ってきてたのです

そんなわけで
午後から〇藤さん一人来ただけ
釉掛けを済ませ
凍結しないうちに引き上げていきました


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閑古鳥の鳴き声を聞きながら
自分の仕事を・・進めました
タッピングで彩色し
筆差しで模様を入れました


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更に・・花器に糸貼り


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これは・・黒に黑のモノトーン狙い
隣りと同じ上がりにするつもりです


雪に足を乱された通勤客の
タクシー待ちの行列の寒そうな様子を
ニュースで見ながら
こんな日は・・工房に籠るがイチバン
それで済む今は・・案外有難いものです

その分・・工房では
本気を大事にしなきゃと
戒める日々でもあります



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雪が降るかも・・と言われた昨日
エアコン2台で暖房して待ったのですが
予想外の寒さも・・前日の地震騒ぎにもめげず
満員御礼の満席ロクロなのでした
人の熱気は・・一番自然な暖房です

快晴の暖かな日に・・閑古鳥が鳴いて
その分が・・天気の悪い日に代替になったり
教室工房は・・いろいろです

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今在籍の生徒さんたちは
旧房時代からのベテランばかり
教室というより・・同好のアジト
思い思い・・自分の好きなことをしています


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昨日は・・釉掛けが多かったようです
スペースの必要な作業ですが
それにしても狭い工房
すいませんね!・・の一日なのでした

講師の趣味を押しつけてはいけませんが
私は
システマチックな教室は好きではありません

予定に従ってプログラム通りに進むより
立ち止まって思いあぐねたり
開眼して夢中の時間に埋もれたり
それぞれの時間を・・それぞれに体験し
時々・・講師の助言が有効だったり
あるいは・・うるさかったり
そんなアジトが・・私は好きなのです


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生徒さんと同じ時間を共有しながら
私も・・指定席でこんなことを・・

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予定を少しでも前に進めることが
一日のこころの平穏の礎
無為に立ち止まると
時間の激流に押し流されます

そこら辺が・・若いころと大いに違い
時折り狼狽えることなのです

時間を追いかける時代
時間に追われる時代
入れ替わったのが・・いつだったか
覚えはないのですが・・きっと・・
その日が老いの始まりだったのでしょう




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一週間ほど前・・メールをいただいた
茨城県在住の○島さんからで
かねてから・・糸抜き技法に興味をもたれ
色々制作されてきた一点が
今年の第46回全陶展で入選できたと
ご報告のメールだった

発端は・・2011年
日本陶芸展で受賞した私は
茨城県陶芸美術館のご好意で開催された
糸抜き技法のワークショップで実演したが
参加していたおひとりが・・○島さんだった

時折り・・メールに添付された写真で
意見を求めておいでになったり
とても熱心に取り組んでおられる様子だった
こうして・・技法が伝播してゆくことは
私にも嬉しいことである

昨日・・会場で拝見した
麻の葉紋を施した大皿である



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上野公園の東京都美術館
広い会場に展示された300点を超える作品
大きな作品が多く・・圧巻だった

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麻の葉紋は・・伝統的な紋様
色々な工芸で使われるモチーフだが
これを糸で貼るとなると
短い糸を重ねて切り・・その切り口が
はみ出さない注意が必要で
結構面倒な作業と・・想像されるが
とても丁寧に貼れてるようだし
麻の葉紋の軸糸が放射状にデザインされ
全体に動きを作っているようだ

焦れずに細かい作業を繰り返された
その様子が偲ばれる

この入選を機会に
更に発展されることを祈る思いである


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一昨日挽いた大鉢二個は
高台を削った後・・口縁をカットして


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多角鉢二個に・・様変わりした
ふたつとも
四方鉢にする予定だったが
一つは失敗して隅を壊してしまったので
更にカットして
八面の多角鉢の仕立て直しになった

転んでもタダでは起きない
といえば・・聞こえはいいが
だからといって
決して好いことでもなさそうだ

狙った通りに作業して
狙った通りに終わる
それが一番なのである・・ハンセイ!




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今日(22日)から
この展覧会が始まります
昨日は・・それぞれ自作を搬入し
自分のブースに展示しました


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第12回 伝統工芸陶葉会展 千葉県美展

千葉県在住の日本工芸会の作家集団が
年に一度・・千葉県立美術館で開く展覧会です

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会員が総出で・・全て準備します
ひと通り並べた後
全体の調和を見るために
意見を交換しているところ

大きさ・・色・・質感などで
隣り合わせがぶつからないように
配慮されてゆきます

40名近い会員が在籍していますが
和気藹々としたとてもフレンドリーな会なのです


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「糸抜き波状紋大鉢」&「糸抜き麦藁手水指」
今年の私の出品は・・この二点です


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今日から27日までの6日間
千葉県立美術館で開催されます

お近くでお時間があったら
ご笑覧賜りますよう
ご案内させていただきます


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陶葉会は
年間三つ四つの展覧会を企画しますが

来年の年初
1月6日から10日まで開かれるのが
第13回 伝統工芸陶葉会 千葉三越展です
こちらは日々お使いいただける器を中心に
展示販売しますので
お気に召したものを見つけて頂ければ幸いです

初日の午後2時から
今年は当番の年だそうで
私もギャラリートークを担当します

これももしお時間があったら
ご覧いただきながら
声をかけて頂ければ嬉しいです

既に来年の個展の準備で・・緊張していますが
この二つを含めて別にあとふたつの陶葉会展
それにレギュラーな公募展が四つ

出品は体力との勝負です
もうひとつオファーを頂いている個展は
来年では間に合わないのかもしれません
体力とともに劣化しつつある・・気力
選手寿命との闘いは続いています




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1キロの粘土を
殆ど菊練りもせず・・ロクロに乗せて
殺しも心出しも・・ほぼ適当
へらでエイヤッ!とのばした・・25㌢皿

細部にこだわらず
乗せてから・・挽き終わるまで1分足らずのこと
日頃の面倒仕事から逃れて
精神の安定を図るみたいなロクロなのでした



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こういう時なら使える・・専用の陶芸サスマタ(?)
旧房時代・・教室に通っていた
鉄工所社長のMさんが作ってくれたもの
実に重宝してきた道具です


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亀板を使わずに挽いた皿や鉢は
手で異動するのが難しいので
これで挟んで・・板に移します

陶芸道具として市販されてもいますが
このサスマタ風は・・見たことがなく
結構大きなものにも対応できます


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蓋物のように
しっかり真円を維持する必要のある器胎では
さすがに多少の歪みが防げず・・不都合ですが
こうしたエイヤッ!皿なら・・大丈夫

久しぶりに使うのは
久しぶりの荒事ロクロだったからなのです
気合と勢いだけで挽くので
すっきりした気分が味わえました


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6枚挽いても・・30分足らず
いつもと大分違います
削りも・・あっさりと高台だけの予定

加飾にひと工夫が必要になりますが
楽しい皿にしたいものです


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こっちは・・
いつもの・・こだわり!ロクロ

40センチ弱の鉢二個は
口縁部を切って・・四方鉢にする予定です

個展で使う食器にも
気を配る時期が来ています
数を揃えることも含め
楽しんで使えるものを心がけたいものです




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