<   2016年 03月 ( 30 )   > この月の画像一覧

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昨日は・・近くのホームセンターの
趣味工芸ゾーンで・・買い物
装飾に使う道具類を補充しました

ハサミ・筆・スポンジ
どれも陶芸道具ではありません
他部門で使うものですが
私には・・必須のアイテム

でもたったこれだけで
5千円にもなっちゃいました
こだわると・・高いものにつきます
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今朝は・・「ハサミ」を書きます
昨日買ったのは真ん中で
同じ形の右4個は・・お役済みです
別段刃こぼれで・・切れないわけじゃないけど
刃先の噛み合わせがずれて・・役立たずなのです

ついでに書けば
切れないハサミを使うとどうなるか?
切ったつもりでハサミを動かすと
実は切れてなくて
刃先に絡んだテープがそのままくっついて
場合によると・・隣り合わせのテープを
道連れにして・・剥がれます

剥がれたことよりも
リズムや呼吸を乱されることが嫌で
ダメだなと思ったら
ゴクロウサン!って言って・・引退させるのです
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これは・・0.5ミリ幅のテープの上に・・
同じ0.5ミリのテープを重ね
はみ出さないように切ろうとしています
となると
ハサミのほんの先端で切らないと
はみ出てしまいます
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0.5ミリの幅の真ん中・・
つまり0.25ミリの位置で切るには
ハサミの真ん中は使えず
ほんの一寸刃先で挟んで切らねばなりません

それでも切る時の刃の圧力で
糸状テープの先端がほつれ
僅かに頭が飛び出ます
拡大した写真ですが・・これが限度かな
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右の太いテープは1.0ミリ幅のテープですが
これなら・・完全に頭が隠れます
0.5ミリと1.0ミリ・・どっちしても細いのですが
でも作業的には・・かなり楽になります
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更に拡大してみれば・・こんな具合
大きな作品では
1.0ミリを多用するので・・比較的楽ですが
より繊細な紋様を描こうとすれば
やはり0.5ミリも捨てがたく
ハサミの良し悪しがものを言います

長いこと使ってると・・噛み合わせも緩むし
一度でも足もとに落としたりすれば
かなり致命的で・・刃先をつぶしたり
つぶさないまでも・・噛み合わせが狂い
選手生命が・・終わります
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1.0ミリを使った作品の途中が・・これ
更に大きな作品になると・・俄然重ねる箇所が増え
息を止めてハサミのほんの先端でプチン
結構集中を要求されるのです

でも・・どうせやるなら正確に
そうしないと
この技法を使う意味がなくなります
道具にこだわるのも・・そんなせいなのです

ハサミで対応できない狭い場所でとなると
色々なカッターを駆使しますが
それは・・また別項で


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高飛車という言葉がありますが・・出典は将棋です
飛車が・・高い位取りに位置する戦法で
少し威張った手と評価され
長いこと高飛車は・・言葉としても
「傲慢」の意味に使われています

しかし・・この手は時代を経て見直され
今では・・有効な手として
多くの棋士が好んで使います
悪手が良手に変わったのです

将棋の手にも・・美しさがあります
駒組みが・・ひとつずれれば
美しさを失うのですが
何故?と問われれても明確には答えられません
かつて美しくなかった・・高飛車
でも時代が変われば・・美しい手になる
歴史や伝統というのは・・時経れば
評価が変わることもあると知り
その上で・・棋譜の美しさが分ってくれば
それが
将棋が強くなってきたという意味なのです

      =羽生善治 将棋名人談=(要旨)
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結局・・何でも同じことだろうが
ものを作るというのは
美しいものを作りたいという願望なのだ

しかし
何が美しくて・・何は美しくないか
個人的な好みもあろうし
羽生名人が言うように
歴史の中で・・評価も変わることがある

高飛車は・・傲慢とは限らない
同じ意味で言えば
伝統は・・古いものとは限らない
そうとも言えそうだ
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いつでも
美しいものを作りたいと・・願うが
仮に・・出来た!って言ったら
そりゃもしかしたら
高飛車な言い分と言われるかもしれない

美しさって・・厄介なもんである
今日もまた・・一日がかりでこの皿一枚
焼きあがるまで
美しいかだって・・サッパリ判らないのだ




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5週目の工房は・・教室がお休み
そういうわけで・・水木を含む
今週1週間は・・独りきりの工房です

ついつい・・片付けそっちのけで
工房は・・惨憺たるあり様ですが
珍しいことでもないから・・ご披露はしません

今日も・・このカラーパターンでもう一個
小ぶりな壷に加飾しました
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例によって
下絵なしの思いつき線紋
糸を走らせてるうちに・・こうなります
何に見えるかは・・見る方にお任せです

何だか分るものは・・何だか分る分
飽きるのも早いもんで
何だか判らないってことは
見る度に・・違ったものに見え
その分・・飽きがくるのに手間取るはず
ってなことを持論にして
何とはなしの紋様を・・何とはなしに
考えているのです



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今日も・・これひとつ
糸貼りから・・彩色まで仕上げた
新しいカラー・パターン
色のあがりがどうなるか・・新しいテストである
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2013年3月25日
丁度今から3年前の今頃
泌尿器科の受診で判明した・・境界型糖尿病
医師の助言に従って・・その夜から歩き始めた
たまたま・・1時間かけて歩いたその距離
翌日車で計測したら・・丁度4㌔だったので
それを毎晩歩くと決めた

爾来丸3年経ったが・・まだ歩いてる
3年経過の最終日・・つまり一昨日の24日
データは・・累積で3,717㌔歩いたとある

およそだが・・この距離
北海道の宗谷岬から・・鹿児島の佐多岬まで
1往復した距離に相当するし
また・・ロスからNYまで
アメリカ大陸横断の距離にも近い
1回は4.0㌔でしかないが
積み上げれば・・びっくりする距離である

丸3年の1,095日・・この日数を
もれなく4㌔歩けば・・累積は4,380㌔になる
一方・・実績は3,717㌔だから
その達成率は・・84,9%だ
これをどう評価するか
最初の1年が・・100%超えてたことを思えば
少々緩んだとも言える

しかし
境界型とはいえ・・糖尿病の入り口からは
脱出出来たらしいことを思えば
好しとすることにした・・だが
油断を戒めることでもあるから・・これからも
歩くことは続ける

諸々の生活習慣病の回避には
どうやら・・歩くのが一番
折角身に着いた習慣だから
大事にしようと・・改めて決めた

避けられる病気と・・避けられない病気
人知の及ぶ限りは・・自助努力を惜しまない

今日も手間かけた茶碗の加飾
繰り返せば・・やがて身に着く
同じことだと・・思うのだ



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美濃に住まい
もぐさと長石を手にして
工房に座せば
真っ先に必要なものは
技ではなく・・勇気だと思う

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伝統は・・目前に見えるものではない
作家の人生を数倍する長い時間との対峙
勇気なくして・・向き合えるものではあるまい

しかし・・逆説的に言えば
その勇気を確保しようとしたら
美濃に住み・・もぐさと長石に埋もれるしかない

自らを・・そこに追い込んでいったとしても
迷わずそれができる境遇は・・羨望でもある


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林友加さんの個展を拝見した
堂々とした志野だが・・とても優しい
やや薄手に感じるせいだろうか

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お若い作家が・・伝統に挑む
これなくして
伝統が・・今に生きることはできない
懐古ではないからだ

こうした作品に囲まれていると
ふと・・安堵を覚える
改めて羨望が蘇るひと時なのだった



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昨日も書いたが
下絵なしのフリーハンドで糸を貼る
そして
おおよそ紋様ができたころ
部分的に不要なラインをカットして
全体を整理する

でも見逃した不要を発見することがあるが
大抵は・・写真で気づく

この上の剣先を過ぎた線
これって要らない
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カットするとこうなる
現物を見てる時は・・案外見逃すもんだ
はみ出た一本は・・やはりない方がいい
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そして・・
更にもう一歩・・先に進めた
ちょっとだけアクセントを入れたが
さて・・どうだろ?
色を使うことは・・ほんとに難しい

この上に薄い釉薬を掛けて本焼きの予定
いつもの通り・・焼き上がりはこの色ではない
全体は白が基調でモノトーンの茶碗
イメージ通りに焼けたらいいな・・・



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昨日の・・リベンジです
新しい素焼きに・・糸貼りから始めます
もともと・・下絵を描きませんから
複写的再現とはなりません

糸を手にして
白い茶碗にフリーハンドで貼ってゆきます
壊した作品のイメージは活かしますが
モチベーションは・・今日のものってことかな
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彩色は・・同じ色を使いました
まだ全部ではありませんから
明日も・・続きを塗ることにします

筆むらを避けて
何度も重ね塗りするので・・手間がかかります
うっかりすると
あらかたはいいのに・・一か所だけ筆むら
そんなこともあるので・・丁寧に重ねます

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表はこんな感じ・・
茶碗全体はモノトーンを基調に
僅かにアクセント色を入れようかな
そんなイメージですが
頭の中と窯の中は・・住人が別らしくて
必ずしもイメージ通りにならない悩みは
いつでもついてまといます

定番にできるまで・・
何度か繰り返してゆくことになるのは
そんなことだからなのです
着色材を熟知して混色するノウハウが不十分
いつも・・それを感じながら
繰り返し試して覚えるしかないことを
思い知らされるのです



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色々考えながら・・ここまで彩色してきた茶碗

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今日は・・この辺までかと手を止め
続きは明日にするつもりで・・写真を撮りました
その直後のことです
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動かそうとした茶碗を・・手が滑って
小さな作業台の角にぶつけました
裏から撮ると・・こんな具合に壊れました
輪花を狙ったわけじゃありません
表側の傷もひどくて・・修復不可です

作業も終わりかけてのころ
つい気が緩んだんでしょうね
薄手の茶碗なので
慎重に手に持って・・筆差ししてたんですが
こういうこともあります

在庫の茶碗はまだ沢山あるので
もう一度やり直します
「茶碗は壊したが・・技はもらった!」
そう思うことにしています
次の一個は・・これよりも上手く
これよりも早くできるはずです

実は・・
一昨日アップした線紋の茶碗
途中まででしたが
今朝・・気に入らなくて洗いました
気に入らないまま進めると
結局気に入らない作品になるので
これも・・時折あることです
その上に・・今日の一枚の破損

まったくもってドジな一日なのでした
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作業を止めて・・夕食にし
そのあと・・いつものように4㌔歩きました
屋上屋にドジってこけないよう
細心の注意で歩きました
結構早足なので・・転ぶと悲劇です
こういう日は・・尚更慎重にというわけです

帰宅して風呂に入り
一杯のトマトジュース・・美味です

つい最近まで
夕食後は一切飲食しませんでしたが
今は・・ときどき掟を緩め
甘さ控えめな飲み物一杯は・・許します

これが欲しくなるのも・・そして美味しいのも
春がそこまで近づいているからなんでしょう
気持よく歩けた夜なのでした



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昨日の続きは・・こうなって
釉薬掛けたら・・豆窯で焼いてみる
想定内でいてほしいもんだ

ところで
you tubeを見ていると
色々な作家さんや職人さんの
ロクロ技術が収録されてる

とりわけ熟練の職人さんの手仕事は凄い
「どじゃ!」・・「参った!」である

ただし
その「どじゃ!」を見せても
教えたことにはならない
「参った!」を言わせるだけだからだ

見せるは教えることの一部だが・・全部ではない
参ったではなく・・私にもできるかも
そう思わせながら教える
先生と生徒の間の教育的指導なら・・そういうこと
陶芸教室は・・そのカテゴリーに入る

一方
職業訓練としての
師匠と弟子の間にも・・指導はある
少し乱暴な言い方だが
こっちは・・参ったが出発点で
ホントに参れば・・ハイおさらばよ!だ

もし・・陶芸教室で
「参った!」を言わせようとしたら
あっという間に生徒さんはいなくなる
いなくなるだけならまだしも
折角の陶芸の面白さを・・捨てさせてしまう
勿体ないことである

広い裾野があってこそ
新しい可能性が生まれるのであって
「参った!」は
裾野の草の根を・・枯らせてしまうことでもある

you tubeを見ていたら
ロクロの上の土塊を
一二度捻り上げ下げして・・殺し
次の一手で・・斜め45度に引上げ
ほい・・ちゃわん!
これが「参った式」指導法
できなきゃ・・見込みなし
職業訓練ともなれば・・それもありだ
悔しければ・・寝る暇惜しんで師匠から盗め

陶芸教室で・・これはダメ
盗むなんて・・そんな品の悪いこと!である
きちんと説明して・・こうすりゃできるよ
ここに教え方と習い方がある

ロクロの上の土塊を
一度真っ直ぐ直角に上に引き上げ
次に・・その壁を左45度に倒す
こっちは二手かかるが・・結果は同じ茶碗
たったこれだけだが・・こうすれば
見せたことが・・教えたことになる
「それなら・・私にもできるかも」
いずれ自由にできるようになったら
最初から左45度でスタートしてみれば?

「センセ~イ!・・昨日you tube見てたら
最初から茶碗の角度で引上げてたけど
その方が・・イメージ通りでやりやすそう!」

確かにそうとも言えるが・・落とし穴でもある
イメージはできたが・・それは姿だけ
文鎮茶碗・・飯食うのに手が疲れるかも

名人芸は・・真似るものじゃない
名人芸は・・たどり着くものなのだ
you tubeを見る時は
忘れないでほしいと・・思うのだ



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まだ半分しか・・作業ができてません
相変らず手間取ってます
定番になっていないので・・考え考え
現品で試作は・・いつもの手段
焼きあがったものを見ながら・・また考えます
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これもまだ途中ですが・・糸抜きではありません
糸抜きの原型みたいな・・ロウ抜き
糸とロウでは・・全く効果が変わるけど
それだけに
ロウ抜きに学ぶものもあります

どちらにせよ
手順が定番になれば・・速度もつきます
「これで・・やろう!」
そこまでは・・色々迷ったり悩んだり
時間は・・高価なコスト
上手く使わねば・・と思うのですが・・



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