<   2014年 04月 ( 18 )   > この月の画像一覧

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2005年から4年ほど書いていた・・もうひとつのブログ
それがphoto column この一枚これです

陶芸に特化せず・・むしろ写真にウェイトを置いたブログでした
今では更新もせずで・・放置してあるのですが
時々思い出して・・読み返したりします

それなりの歳月を経て・・
今となってはそうは言えない・・という話題もあれば
あれから10年近く経ってるのに・・今でも同じ
いささか失望を味わう出来事も・・少なくありません

5年前の8月12日に書いた・・「ウィンストン・チャーチル」
最近の世界を眺めると・・これはいささか低迷の気配濃厚かも

少し長いけど・・はやりでいえば「コピぺ」してみます

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ウィンストン・チャーチル 2009/08/12

ネットでウロウロしていたら・・こんな言葉を発見した
『・・過去を遠くまで振り返ることができれば
未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう・・』
ウィンストン・チャーチルの言葉だそうだ

言い換えれば・・
「昨日のことしか振り返ることのできない人には
精々明日のことしか見えないだろう」・・でもある

考えてみれば・・
賢さとは・・知っている知識の量ではない
想像できる範囲の広さのことだ
洞察 慧眼・・いずれも量ではなく質を表している

つまり知識は昨日であり・・想像は明日
昨日を明日に変える力・・過去を未来に活かす力
それが賢さだと・・私は思う

だから・・一時期にもせよ
知識の量をもって秀才とした教育の・・本質的な間違いは
その知識が・・
想像の深さを育むためのものだと・・教えなかったことだ

折角遠くまで振り返る知識を持ちながら・・
精々明日のことしか考えようとしない・・貧弱な想像力
この矛盾に満ちた半熟卵たちが取り仕切る現代社会

たった3年前の小泉イズムの壁さえ乗り越えられない・・政治家たち
自らの無能を隠蔽し簡単に人を切る仕掛けに奔走した・・経営者たち
国家百年の計が自らの栄華を極める手順だと疑わない・・官僚たち

人類千年の歴史を紐解けば・・国家の指導者たるべき者には・・
犯すべからざるタブーがあって・・
犯せば死をもって償うほどの不名誉なことである

チャーチルの言葉にこんなのもあった
『金を失うことは小さく失うことだ
名誉を失うことは大きく失うこと
しかし・・
勇気を失うことは全てを失うことだ』

指導者としてのタブーを破るというのは・・
権力を手放すことを受け入れる勇気を真っ先に失い 
自らの立場を汚す不名誉にうごめき・・
そのくせ・・
密かに金だけはなんとかしたい・・と暗躍するおぞましさのこと
政治家に限ったことでない・・経営者も官僚も同じ

チャーチルの警鐘に・・身を正すのも勇気が必要
期待するのは無理かもしれないが
多勢の指導者たちの猛省なくしてこの国に将来はない

ついでに書けば
『その国の高齢者の状態を見れば・・
その国の文化の状況がわかる 』
これもチャーチルの言葉とある
老人をどう遇するか・・国にも礼節は必要だと説いている

この国の文化に不安を抱く老人たち・・
皮肉にも・・日に日に数は増えてゆく
世界に冠たる「長寿の国」ではあっても
世界に冠たる「文化の国」ではないとしたら
真夏に・・うそ寒い話ではないか・・・

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毅然とした生き方・・
チャーチルの言葉から感じるものは・・それ
第二次世界大戦の折り・・劣勢を跳ね返す
チャーチルの指導力は・・毅然とした勇気がバックボーンだったと
そう思えるのだ・・本当の意味で大人の政治家
今の世界に欠けている存在かもしれない



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作業場も・・段々「らしく」なってきました
でも・・まだ加飾の段階には程遠いとこです

何しろ・・ロクロ挽いて形作らねばだし
窯場を整理して・・火を入れる支度も必要
とりわけ・・新しい電気での還元窯
空焚きさえ・・まだなのです
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工房に音楽が欲しくて
旧房時代のラジカセ・・埃だらけで廃棄したから
新しいのを買い求めました

ちょっとデザインも気に入って・・これ
最近では「ラジカセ」なんで時代遅れらしく
あまり盛大に売ってないようです

これも・・実はリサイクルショップもの
言うまでもなく・・びっくり価格でしたが
工房での音楽なら・・これで充分
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午後は・・
ベートーヴェンのシンフォニーを聴きながら
孫のためのお食い初めセット
昨日に続いて・・もう1セット挽きました

音楽が音楽だから・・ついつい力が入って
やや大き目かもしれません
削ってから・・考えることにします

久しぶりに・・
陶芸家らしい一日だったかもしれません



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「この前ロクロ挽いたの・・いつだろ?」
「たしか右肩の腱板に・・
大きなダメージが生まれる前だったから・・」

久しぶりのロクロに・・少々不安があった
右腕が仕事できるだろか?・・それだった
4~5年前に切った腱板を・・転倒で強打し
4.5cmほどの大断裂にしてしまったのは・・
転居準備の真っ最中のこと

今ではかなり痛みは引いたが
それでも・・ある一方向への拳上は
大幅に力を失っている

Dr.〇田は・・
「時間が経てば・・今までできたこと程度には・・」
それがトカゲの尻尾の働きと
手術による再建を回避して・・
使って直すことにしたのだが
やはり・・不安は不安だった
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陸翔の弟・・次男坊の登太のお食い初めが
来月の末の予定・・それが復帰最初の仕事
今朝は・・その気でロクロに向かった

ものが小さいから・・挽くに不自由は感じなかったが
菊練りでは・・やはり少し右腕に違和感がある
まぁ・・また時間をかけて慣れてゆくしかない
最初の断裂のときだって・・そうして尻尾を作ったのだから
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新しい工房は日当たりもよく・・それに風通しもいいので
午後からは・・削れた

一応・・もっともらしく並んだが
もう少し・・上手く作りたいから
明日・・もう一度挽くことにした

道具の定位置が・・まだはっきりしてないから
リズムに乗りにくい・・でも新鮮な気分は
新しい工房だからなのは・・言うまでもない
居心地に色々な工夫をしてみよう・・と思う



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私は・・バス旅行が好きじゃなかった
長距離・長時間の旅なのに・・
トイレの備えなしが多かったからだ

今どきは・・トイレつきが増えて一件落着だが
事前に・・「トイレついてる?」って聞くのも気恥ずかしいし
さりながら・・乗るまで判らないのも不安である

それがトイレつきって判ると・・トイレが気にならなくなる
これはもう・・心理的なものでしかない
飛行機や新幹線が大丈夫で・・バスや電車がだめだったのは
ついてるついてないが・・乗るまで判らない不安のせいだった

「備えあれば憂いなし」・・案外使わないですむ
こうした心理的効果が反映されるものは・・色々ありそうで
家庭用エレベーターも・・きっとその一つだと思う
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三階建てとはいえ・・
まだこれがないと暮らせないほどに足腰が弱いわけじゃない
だから・・日々上がり下がりは階段を使ってる
妻にしても・・多めの買い物の折は便利だが
そうでもなけりゃ・・階段で間に合う

ただ・・すぐ脇にエレベーターがあると
心理的には・・随分と気楽になれる
つらくなったら乗ればいいさ・・そう思えるからだ

本当に必要になるのは・・もう少し先
ただ・・そう遠からずでもあるから
こうして備えがあれば・・不安にならずに済む

心理的な贅沢であると思いながら
「たまには動かさないと・・機械にも良くないよな!」
などとほざきつつ・・二人乗りのおもちゃみたいな
ゆっくりエレベーターで・・二階のリビングに出向くのである

オンボロ旧式だった転居前には考えられない・・贅沢なのである



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新しい工房に・・新しい仕掛けを作った
当然だが・・古い工房でのそれとは違う

「・・どのロクロ定位置にしようかな・・?」
〇井さんが・・そうつぶやいた

新しい仕掛けへのアプローチは・・そこから始まる
色々な作業を・・どういう風につなげるか
つまりは・・動線を作ってゆくことだが
これは計算ではなく・・やりながら決まってゆくものだ

そういう意味では・・「けもの道」みたいなものだ
本能的に・・足跡が作ってゆく道である
意図的に決めてしまうより・・
時間の流れの中で・・自然にできるのがいい
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それぞれに・・自分の好みで座った
そして・・一か月ぶりに工房の日々が再開された

まだ不備が沢山ある・・不足も同じだ
新しいけもの道に・・工房の匂いらしきものができて
そうすれば・・ここにも落ち着いた日常が戻ってくる

色々な意味で・・
しばらくはじっくりと観察してゆこうと思う



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古いベッドは・・古い家で捨ててきましたから
新しい家に・・新しいベッドを買ったのですが
消費税騒ぎの煽りで・・たどり着くまで手間取りました

やっと届いたのが・・これ
病院仕様とほぼ同じ・・ギャッジ・ベッドという奴です
電動で・・頭や足を上げたり下げたりのあれです

こうしてベッドサイド・テーブルをつけると
まるで入院してる風情です
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若いころからの癖で・・
平らな布団やベッドで寝るのが苦手です

だから・・
ベッドに寝るというより・・ベッドに座るって感じです
殆ど背中が起きてるので・・低い枕では眠れないのです
姿勢としては褒められないかもしれませんが
長い間のこだわりで・・今更直せそうにありません

目の前のアナログモニターで・・DVDに転写できるまで
VTR収録の「焼きもの探訪」を見ながら
夢の中で勉強しています・・笑



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我が家には・・登場に際して
花道を必要とする役者が二組三人いる

これは・・14歳の老犬桃次郎の花道
橙の緞帳を背負って・・柵を開きながらの登場である

朝晩の散歩の折には・・少々覚束ない足取りで見得を切り
滑り止めのマットの上を・・一段づつ慎重に階下に下りる

新しい芝居小屋に・・少しづつ慣れてきたようだ
桃次郎にとっても・・ここは終の棲家
精々・・大見得切って頑張れである
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こちらの舞台は・・
我が家の八代目の陸翔と・・その弟・登太のため
二人は・・まだこの舞台に立ったことはない
幕の向こうに・・彼らのための部屋がある
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来月の末には・・恒例のお食い初めを控え
爺は・・やや焦りながらその器を用意しようとしているのだ

二人とも健やかに育ってくれている
何より有難いことである
近い将来・・再会と初対面を楽しみに
ロクロに向かうこととしよう



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足場がとれて・・
どうやら隠居所全貌が見えてきました
まだ外構が終わっていませんが・・
ベッドも入り・・カーテンもできて
生活に不自由はなくなりました

右の三階建てが住まいで
左の平屋・町工場風が・・工房というわけです
何の変哲もありませんが・・
明るくて・・暖かくて・・風通しが良い
今までの家に欠けていたものですから
住み始めて3週間でしかありませんが
とても気に入って・・喜んでいます

左の国道の信号を渡ると・・そこが駅舎
小走りすれば傘なしでも行けそうです
その先数分で・・大きなスーパー
齢とっての日々には・・好都合な立地です

新興住宅地・・新天地・・新生活・・
少しのんびりと・・過ごしてゆきたいものです



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去年の秋から・・大活躍した電動のこぎり
これのお蔭で・・我が家の古家財の8割は
薪束のようにして・・処理場に運んだりもした

箪笥のままなら・・一度に一本しか運べない家具も
壊せば・・何本分かを運ぶことができて効率的なのだった

使ってるうちに・・少し慣れて能率が良くなったが
しかし・・基本的にはとても怖い道具
しくじれば・・指の何本かは簡単に千切れてしまう
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どんな道具も・・うまく使うには慣れる必要があるが
一方で・・慣れることは危険に近づくことでもある

不慣れな時に起きない事故は・・
慣れがもたらす油断で起きることが多いものだ

だから・・こうした道具を使うときは
上手に使えるように・・慣れる努力すると同時に
いつでも緊張を維持するために
慣れない努力をする必要があるのだ

これを使ってた数か月・・いつもそれを考えていた
失敗して指を落としてからでは・・遅いからだ
お蔭で・・どうにか便利で能率的に処理できた

慣れる努力と・・慣れない努力
仕事の性質によっては・・避けて通れない課題にもなる
陶芸の場合でいえば・・窯焚きもそうだ
私の場合・・電気が熱源だから扱いやすいが
それでも・・油断禁物はいうまでもない

「慣れに慣れるな!」
どんな仕事でも・・座右に置くべき戒めである




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年に数度隣り町まで指導講習にくる・・練りこみの俊英室伏英治さん
今年も見えていて・・午後我が工房においでくださった

「大工仕事やってあげるね・・道具あるでしょ?」
確かに彼は練りこみだけでなく・・大工仕事も上手い
ご自分の工房のギャラリーを手作りしたのは・・
私も見て知っているからである

さりながら・・実効表面積の少ない我が工房
大工さんとして手を貸してもらえる場所に事欠いた
やはりここは陶芸家としての室伏さんでいてもらうことにして
久しぶりの陶談に興じつつ・・近くの台湾料理でランチにしたのだった

「このタイプが・・市場的には一番評判がいいんですよ・・」
シェルタイプの浅鉢に・・あさのはの練りこまれたこの作品を
なんと・・手土産にいただいてしまった・・多謝!
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食べ終わったころ・・携帯が鳴った
「・・うちの畑のタケノコ・・食べる~ぅ?」
大工のクロちゃんからだった

「わかったっ!・・なら今からそっちさ行く!」
そういうわけで・・
工房でクロちゃんを室伏さんに紹介することになった

どうやら二人は・・すぐに気が合ったようだ
クロちゃんが資材置き場に持ってる石板が
室伏さんの仕事に役立ちそうな気配なのだ
「今度来て!・・なんぼでもあげるよ!」

近いうちきっとそうなると・・思う
クロちゃんの資材置き場には
大工さんのカテゴリーを超えた面白い素材が溢れてる
私も・・何度もそれを利用させてもらってきたのだ

話の発端は・・それで作ってもらった石版の土練り台に
室伏さんが・・興味をもったからなのだった
「こういう石版でないと・・叶わない作業があるんですよ・・
今となると・・なかなか手に入らなくて・・」

そういうわけで・・思いがけない出会いがあって
また・・ひとつ異業種のコラボが成立したみたいだ

クロちゃんの畑のタケノコを少し分けてあげて
やがて・・室伏さんは帰って行ったが
実は・・また明日もここで会うことになってる

その話は・・また明日!



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