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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

<   2013年 12月 ( 19 )   > この月の画像一覧

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夏から暮れにかけて・・激しく力仕事に没頭し
いささか身体に疲れも溜まり・・そこで
歩くことを除けば・・年末の十日ほどは
ゆっくりと・・静かに過ごしてきました

歳月は・・矢の如く走り去りますが
転居のための準備は・・遅々として捗らず
矛盾する時の流れの中で・・じっと腰を据え
無病息災に・・心を砕いてきました

何もかも自分の力に頼る・・陶芸の仕事は
孤独と言えば・・孤独ですが
こうして皆さんとの交流が・・どれほどに
独善を戒め・・感性を刺激してくれるか
年を重ねて・・痛感しています

ありがとうございました
来年も・・出来るだけ毎日更新できるよう
頑張ってゆくつもりです
どうぞ・・よろしくお願いいたします




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by touseigama696 | 2013-12-31 13:46 | ●メッセージ | Comments(6)
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いつだったか・・?
山手線の先頭に乗って・・池袋にさしかかった時
運転手さんの横の窓から見えた・・
正面の景色が・・忘れられない

線路の両側を・・大きなビルで挟まれながら
それでいて・・線路の上の空の何と広々してることか・・
何か勿体ないなぁ!・・そんな風にも思えた

確か写真を撮った筈だが・・見つからない
探してたら・・似たような写真があった

これは・・上野駅の上空だ
ターミナル駅でもあるから・・線路の上は更に広い
右は上野の杜・・左は上野から神田にかける街並み

上空から見れば・・駅と線路の上を除けば
ギュウギュウ詰めのビル街の筈だ
そう思えば・・線路の上はやはり勿体ない

思いついたのは大分昔で・・
ブログでも書いたような気がする
少々未来志向の都市計画だが・・
この線路の上の活用法である
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山手線は・・品川から始まって品川に戻る
ループ状の線路である・・
ローマのコロシアムを・・想像してみてほしい

山手線は総延長20km・・
線路の上を高層の城壁のように環状につなぐのだ
万里の長城のように・・でもいい

でも・・これは単なる壁ではない
一番下は山手線の電車が走るが・・その上には
自動車専用道路があって・・更に上に
商店街・・高層マンション・・自転車道路も
最上階には・・歩行者専用道路も作る

そのどこかのマンションに住むとして・・
勿論・・電車で移動するのもいい
ちょっと歩けば・・その下に駅があるのだから・・
商店街もあって仕事帰りに・・買い物するのも簡単

最上階の歩行者天国では・・イベントも色々
一周の20kmは・・ハーフマラソンだし
好きなだけ散歩して・・電車で帰るのもいい
職住接近の・・都会型ライフスタイルが楽しめそうだ

この巨大コロシアムの地主は・・JRということになる
当然・・膨大な資産だし莫大な利益を生む

そこで・・ここが一番のミソだが
山手線の電車賃は無料でもいいわけだ
タダにするお陰で・・上階の需要が膨らむからだ

建築技術の進歩は・・もしかすると
地震からも津波からも逃れられる・・防壁にもなるだろう
山手線だけが線路じゃない
海岸線を走る鉄道だって・・その上に作れば防波堤だ

今は・・奇想天外かもしれないが
面白そう!!・・長いことそう思ってきた
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数日前のニュースで・・??の記事があった

道路公団のことだと思うが
2020年の東京オリンピックを目指して
首都高速道路の補修を急ぐつもりだとか・・

そのうち・・日本橋界隈を含めて
かつての川を埋めて半地下で作った高速道路は
完全に地下に埋めて・・地上の空中権を販売したいという

この写真は日本橋だが・・上に高速道路が走ってる
もし実現すれば・・橋が地上に顔をだし
周囲は・・高層商業ビルが建つわけだ
そして・・高速道路の改修費用は・・
この空中権の販売利益で・・賄う予定だとあった

我が意を得たり!!
山手線コロシアムと・・同じ着想なのだ

線路や川の上の空中権・・
国土開発の・・大事なキーワードになりそうだ



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by touseigama696 | 2013-12-30 12:21 | ●エッセイ | Comments(0)
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今住んでるこの家を建てたのは・・昭和26年(1951年)
昔風に言う建前(たてまえ)・・上棟式の日を覚えています

未開発の県道脇で・・夜になればキツネが出た道ですが
人家も人通りも少なく・・閑散としていたあの時代
どこからこんなに人が・・と思うほど沢山の人が集まり・・
屋根の上から餅とおひねりを撒いたのでした
小学生だった私も・・その屋根にいました

多分神主さんもいて・・大勢の職人さんと一緒に
普請の無事を祈りながら・・振舞い酒で祝ったのでした
60数年を経て・・その家に別れを告げる日が近づいています

決心してから1年余・・
ついに・・新しい家のための上棟の日が昨日でした
昔のようにはゆきません・・ささやかに昼食を用意して
大工さんたちと・・一緒に祝いましたが
今にも泣きだしそうな空模様が・・その間は我慢してくれて
どうやら無事に済みました

怪我や事故なく無事に完成してほしいと・・願うばかりです
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図面と基礎工事を見てる限り
玄関でばったり倒れたら・・裏口に手が届きそう
横になって寝られるかなぁなどと・・うそぶいてたけど

「柱が立つと・・結構大きく見えますよ」
現場監督さんにそう慰められましたが
こうして立体になると・・なるほどとびっくりです
三階建の高さが・・錯覚を誘導してるんでしょう

何てったって・・90%の家財を処分して
身軽に転居が・・コンセプト
隠居所らしく・・こじんまりと住もうとしています

来年の春に完成の予定・・
途中をご披露するのは・・いささか気が引けて
だから・・これが最初で最後のつもりなのです

依然として・・陶芸家としての本業に立ち返る日は遠く
閑話休題で・・本題に戻る日を
一日千秋の思いで・・待つことにします



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by touseigama696 | 2013-12-28 22:48 | ○未分類 | Comments(2)
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毎年・・クリスマスが過ぎてからの泥縄式
賀状の発送に・・あたふたします
今年は・・ましな方かもしれません
何てたって・・
26日の今日準備が完了してるからです

銀座のスタジオで写真を撮ってもらって・・10日
賀状に限らず・・個展のDMでもお世話になってきた
印刷屋さんから・・1.000枚が届きました
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PC登録のアドレス・カードは・・全部で800枚ほど
ロットが500単位だから・・800枚という注文はなく
費用が倍かかるわけじゃないので・・
1.000枚頼んで・・余れば名刺代わりに使ったりもします
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あらかじめ・・PCのラベル印刷で
宛名カードをプリントアウトしておいたので
一枚一枚・・貼ってゆきます

貼りながら・・
「・・どうだろ・・元気にしてるだろか?
今年は会えなかったな・・」とか
できるだけその方を思いだしながら・・です
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続いて・・切手を貼ります
うっかりすると・・今ごろともなれば
年賀の記念切手が・・品切れしたりもします
幸い・・我が家を担当の配達の局員さんが
届けてくれて・・どうやらセーフでした
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最後に・・リストと照らし合わせて・・
準備した名前にチェックを入れます
どなたに発信したか・・判ってないと
頂いた賀状で・・返信の要不要で困ることになります
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こうして・・620枚ほどが準備完了です
賀状のためだけのアドレスではないから
喪中も含め・・多少は選んだので
800枚にはなりませんでしたが
それでも・・頂く中に初めての方がいれば
返信もしますので・・もう少し使うことになるはずです

50~100枚のことなら・・
さほど大袈裟な作業にはなりませんが
やはり600ともなると・・一日掛かり

でも・・個人的にも仕事上でも
ひととの繋がりの中で生きてもきて
その「輪」と「和」こそが・・全財産
大事にしなきゃ・・と思っています



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by touseigama696 | 2013-12-27 00:24 | ○未分類 | Comments(0)
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教室を始めて・・15年
毎年の今ごろ稽古納めして
そして・・毎年のように・・シェフ〇原手打ちの
年越し蕎麦を頂いて・・別れるのが定番になった

今年も今日が最後・・そばがきで始まった
新そばの香りと甘さが・・口に膨らむ
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三々五々に集まってきたアジトの住人
その道数十年の主婦ぞろい
シェフの手の足りないとこは・・鼻歌まじりだ
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得意のそばがトリのパーティーだが
サイドメニューが・・これまたシェフの手の込んだもの
解説聞きながらだが・・手と口が忙しくて
覚えてる暇がない・・お許しを!
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確か・・これは漬けものだが
これがまた洒落た風味
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そば以上のボリュームの鍋
〆の冷たいそばへの導入だろか
口の中を熱くしてしておこうという魂胆かも
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この天目鉢一杯のそばを三枚
火の傍らに籠って茹でては盛ってくれる
シェフの声を聞きながら・・
どうやら・・文句なく年を越せそうだ
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15年目の年の瀬は・・終わった
この工房で過ごす一年も・・今年が最後
来年の今ごろは・・新しい工房で
どんな年越しをしてるんだろう

教室というよりは・・みんなの溜まり場「アジト」
できるだけ気ままな雰囲気は残しておきたいが
一方で・・また新しい趣向も必要かもしれない

私の陶芸の・・きっと最後の10年
できることと・・してあげたいこと
新しい工房で・・いろいろ試してみよう

この数日・・腰痛に悩まされて少し休憩した
明日からの年末年始・・
転居準備に明け暮れる予定である



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by touseigama696 | 2013-12-25 22:36 | ○陶芸教室 | Comments(4)
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クリスチャンにとっては・・クリスマスよりもイースター
そんなことを聞いたことがある
降誕よりも復活・・教義に添った行事なんだろな

我が家の先祖たちは・・いろいろ
私の両親は・・カソリックのクリスチャン
ところが・・祖父母は浄土宗の仏教徒
そして・・
曽祖父母となると又クリスチャンだった

そういうわけで・・我が家の先祖たちは
異境の住まいを・・どうしてるかというと
寺や教会所属ではなく・・霊園墓地で
みんな仲良く・・暮らしてるようだ

古希も過ぎると・・
自分の葬式をどうしようかと・・考えたりもする
家族だけでそっと・・そこに迷いはないが
坊さんに頼むのか・・神父さんなのか
少々悩ましい・・順番なら浄土宗だが
こればっかりは・・順番の問題じゃない

これからの日々・・いろいろ考えて
決めてゆねばならぬことが多い
晩節を如何に生くべきか・・大事な課題だと思う

春になれば・・ちょっと大声だせば
家中どこにいても聞こえるはずの・・小さな家に移るが
今までは違ってた・・内線代わりの携帯電話で・・
「ご飯ですよぉ~!」・・残り少ないここでの生活
いつものように・・妻からのコール

そして・・これも毎年のこと
ロースト・チキンが一本・・用意されていた
今夜はイブ・・静かなイブだった



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by touseigama696 | 2013-12-24 23:07 | ●エッセイ | Comments(2)
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                                大井戸茶碗 喜左衛門 大河内風船子 平凡社より

井戸茶碗 根津美術館・・この展覧会うっかり見逃した
男っぷりの良さに惹かれて・・井戸茶碗が好きだ
この喜左衛門・・14個しかない国宝(陶磁器)のひとつである

由来を辿れば・・李朝朝鮮伝来の高麗茶碗
400年の時を・・生きながらえてきた

誰が作ったか判ろうはずもないが
その陶工が・・最初から優品を作ろうとしたとは思えない
使い捨て同様の営みの器のひとつだったに違いない
だから気取らぬ風情に満ち・・侘びにも寂びにも通じた

大阪の商人竹田喜左衛門が本多能登守に献上し
更に中村宗雲に譲られた喜左衛門は・・転々とした後
京都で島原通いをしていた馬方の手に落ちた

馬方は・・それでも茶碗を袋に入れて首にかけ
馬を引き引き大事にしたという

やがて松平不昧公に・・五百五十両で買い取られたが
今に換算すれば・・5.500万円ほどだろうか
それほどの名碗に育っていたのだろう

しかし・・
伝来の経緯の・・たび重なる不幸に
不昧公を諌めるひともいたらしいが
委細構わずと跳ね返したにも関わらず
不昧公が病に倒れたのみならず・・世嗣も同様の憂き目にあい
とうとう・・大徳寺塔頭の孤篷庵に寄進されたとか
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手元にある・・小野賢一郎著「陶心集」の一節に
この喜左衛門にまつわる逸話が書かれている

国宝の軌跡は・・必ずしも王道・大道とは限らない
紆余曲折を経て・・たった14個のひとつになった
それは14個それぞれに・・きっと同じだ

もしそれを一言で括るとすれば
国宝への軌跡は・・400年の時の流れ
この流れに耐えて・・無事生き残れば
そりゃもう・・国宝で讃えるべき奇跡なのだ

落とせば・・一度で木っ端微塵
400年を生き残ることの難しさは
その一度なしに・・使われ続けた奇跡
一体幾つの手が・・関わったのだろう?
どうやら・・幸運が国宝の軌跡のようだ




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by touseigama696 | 2013-12-23 00:57 | ○陶芸雑感 | Comments(2)
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サーカスのパフォーマンスで・・
ひとりが屋根の上からシーソーの片端に飛びおりると
反対側の端に乗ってたひとが飛びあがる
そんなのを見たことがある

ピアノの原理は・・実はこれだ
鍵盤を叩くと・・フェルトのハンマーが絃を打つ
一本のシーソーの上の出来事と考えれば
サーカスのプログラムと同じだ

ただしピアノは・・一本のシーソーの上ではない
幾つかのテコを利用して・・力の方向を変えて絃を叩く
この仕組みを・・ハンマーアクションという

鍵盤から絃までの・・力の向きを変えることのほかに
ハンマーアクションには・・もうひとつの目的がある
幾つものてこを利用することで・・力を柔らげるのだ
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実は・・ロクロで大皿を挽いてるとき
結構大きな力を使いながら・・でも
一方でそれを制御するための別のベクトルを意識してる
そうしないと・・限界をほんのちょっと越えた力で
無残にも崩落してしまうことが・・しばしば起こるのだ
荒々しい力では・・薄手で繊細な大皿は挽けない

この写真で言うと・・
鉢状を倒して・・皿に誘導しようとしてるが
どうすれば・・力を柔らかくできるかというと

息を詰め・・右手で強く押しながら
少しづつ息を吐いてゆくと・・引きが加わる
実感としては・・そう思う
左手も・・同様に引きに押しが加わるのだ

大皿は・・腕力・手指だけで挽くのではない
身体全体で・・息を詰めたり吐いたりしながら
関節をテコのように使って・・挽くものなのだ
身体でハンマーアクション・・そんなイメージなのである


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by touseigama696 | 2013-12-20 01:01 | ●エッセイ | Comments(6)
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ヴァイオリンの姿は・・
ストラディヴァリやガルネリや・・
アマティーが作っていた400年前と・・
少しも変わっていない
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変えようもなく・・変える必要もなかったのかも
忽然と・・殆ど完成された美しいシルエットで生まれ
今も・・人々を魅了する
楽器ではあるが・・比類のない木工芸術でもある

豊饒な共鳴を促すため・・全ては
柔らかな曲線で包まれている
僅かに破綻すれば・・音色は色褪せるのだ
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輪花を施すとき・・いつも
このヴァイオリンのことを思う

息を詰めて・・僅かに摘む土の端が
思いのほか・・強い曲線になるのを
何度も・・経験してきた

繊細な曲線を導く力加減
それは・・力とは言えぬほどの微力
経験が教えてくれたものだ

輪花のこころは・・花のこころ
過ぎれば・・美ではなくなる
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四本の絃を乗せた・・楓の薄板一枚の
その駒のほぞに乗った絃の危うさが
妙なる音色の源泉なのだ
美は・・微妙にあり

ヴァイオリンの造形と構造に学ぶものは・・多い



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by touseigama696 | 2013-12-18 22:22 | ●エッセイ | Comments(4)
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別のテーマでブログ更新を・・と
写真の準備をしていたのは・・11時ころかな?
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そこまでは覚えているのですが・・
気がついたら・・午前2時
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しっかりとうたた寝してたようです
力仕事の一日だったから・・疲れたかも
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予定してた話題で・・となると
ちょっと時間がかかりそう・・
明日は教室日でもあるので
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過去画から数枚で・・せめてもの更新
転居が終わるまで・・こんな夜もありそうな
そんな気もします

毎日更新が叶わない近頃の・・言いわけですけど
お許しを・・ペコッ!



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by touseigama696 | 2013-12-18 02:29 | ●エッセイ | Comments(2)