<   2011年 03月 ( 33 )   > この月の画像一覧

d0085887_22565445.jpg

段々分かってきた・・日本のお家芸は
最も完成度の高い安全な原発プラントを作ること
世界的な評価を得て・・技術者たちの誇りに違いない

そして・・皮肉なことに
それが・・福島原発のアキレスだったような気がする
完全なものは・・壊れることはない
安全なものが・・人を窮地に追い込むはずもない
それが壊れた・・危機を招いた
神話もまた・・壊れたのだ

想定外だったのは「地震」ではない
・・「壊れること」だったはずだ
だから・・うまく説明できないのも
考えてみれば・・不思議ではない

どんなに頑丈な盾でも・・必ず突き破る矛
どんなに鋭い矛でも・・必ず跳ね返す盾
ぶつかればどうなる?・・それが矛盾

完全な矛は・・
盾の反撃を許さない・・逆でも同じだ
つまり・・ひとりでは
最強の矛と盾にはなれない

自らの完全を否定し得るのは・・自分ではない
他者の力を借りずには・・完全を否定できないわけだ
矛は・・盾を突き破るために・・
盾は・・矛から守るために・・
互いに際限なく挑戦し続けなければ
実効性のある完全・安全を手にすることはできない
フランスのアレバが支援に入ったのは
まさに矛に対する盾・・盾に反論する矛でもある

日本は・・基本的に技術立国の国
それは・・世界が認めている
資源がなければ・・加工の技術で食うしかない
長いこと・・それで世界をリードした

この大震災から復興して
新生日本を・・どう構築してゆくかとなったら
この福島原発から学ぶべきものは・・実に大きい

完成度の高い技術を
それを越える障害から守る技術
矛を作りながら・・盾をも用意する
矛盾を・・矛盾から解放する・・
常識を越えた奇想の想像力
そうしたことを養う・・息の長い教育こそ
まさか・・を救うカリスマを生むに違いない
豊かな想像力の源は・・きっと頑強な体力だ
それはまた・・
指導者としても大事な資質だと・・思う

作る力と・・自らそれを壊せる力の拮抗が
企業の基礎体力であってほしい
ダイヤモンドは・・
ダイヤモンドでしかカットできないのだ


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
昨晩アップした「とどのつまり」は
アップしてすぐにいただいたコメントで
誤解を招いていると・・判った

その大部分は・・
1946年のビキニ環礁核実験の動画を
You tubeから転載したことかもしれない
「今は・・見たくない」・・
書きこみの真意は・・きっとそこだと感じた
誤解を生んでまで残すべき意見はない

今・・福島原発で起きている危機は
「放射線漏洩」であって・・「核爆発」ではない
そう信じて・・確実な終息へ冷静に対処してほしい

願いは・・その一点なのである




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_0302425.jpg

地震騒動の真っ最中・・
テレビでニュースを読むアナウンサーが
どういうわけか・・ヘルメット被ってた

テーラード・スーツの女性アナのヘルメット
・・やっぱり異様だった
「・・何んでスタジオでヘルメット・・?」
台風なら・・
合羽着て吹き飛ばされそうな海っぺり
似たような・・パフォーマンス?

妻が言った・・
天井の照明器具が落ちたら大変だから・・?
なるほど・・一理ある
大分昔のことだが・・私もスタジオにいた
だから・・天井の照明がどんなもんか知ってる
地震で・・あれがユ~ラユラ・・は恐怖だ

でも・・でももしあれが落ちてきたら
ヘルメットで助かるほど・・ヤワじゃない
だから・・落ちてくるまで
原稿読んでられるアナウンサーって・・いるかな?

してみれば・・やっぱりパフォーマンス
それも・・結構レベルの低いやつだ
被災地で・・余震に怯えてるひとたち
ヘルメットなんて・・かぶってない
かぶりたくても・・備えてないもんな

スタジオって・・
その照明の熱のせいで大体・・暑い

私にも・・忘れられない思い出がある
同僚のプロデューサの仕事を手伝ったときのこと
ボウリング番組で・・ボウリング場で収録してた
何故か・・ボウリング場の天井って
片流れみたいに低くなる

持ち込んだ機材で・・照明を当てて
佳境に達したころ・・突然
レーンの上のスプリンクラーが全開で
あっという間に水浸し・・になった
照明の熱が・・
火災探知機の激凛に触れたってわけ 

それは・・まぁ余談だけど
「・・計画停電に合わせて・・
みんなで節電に協力しましょう!」って
声高々の報道ワイドショー
出演してるわけのわからんタレントの
ノースリーブ・・タンクトップ・・ミニスカート
真夏のプールサイドみたい・・
たっぷりエアコンかけて
温めたり・・冷やしたりである

それが・・節電を!・・って冗談だろ・・
まずそのスタジオを冬設定にしろ!である
例え・・照明がどんなに熱くても
やせ我慢で・・ダウンでも着込んでこい!・・である

どうやら・・空気が読めないのは
政府と東電だけじゃない
2週間経過すると・・不安材料は増えても
テレビは・・平時番組に戻っちゃった
地震だけじゃ・・視聴率は稼げないらしい
お粗末な仕組みなのだ

でも考えようによっては
テレビがソッポ向いてる方が
風評被害は減るかもしれない

時間がたって・・いつの間にか終息
そして・・これ幸いと
責任逃れが・・抜き足差し脚で逃げてゆく
そんな羽目になりそうな・・
悪い予感がするんだけど・・どうだろ

おのおのがた・・ゆだんめさるな・・!


今朝になって・・
keikono2さんのブログで
これを発見!!・・
ここに書いたことで同感!!
みなさんにもご紹介したくて・・

小さな手紙・・復興宣言



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_046311.jpg

賞味期限が・・2011/02/22とあるから
この塩うに・・買って食べたのは1~2月頃

これは青森の水産業者さんのだが
岩手だったり・・宮城・福島だったりする
いずれにしても・・大好物のひとつだ

熱いメシにまぶせば
うにの風味と潮の香りが
ツンと・・口内に広がる

私の場合・・塩うには
酒の肴ではない・・メシの肴(?)
少し食欲が落ちたりしても
これがあれば・・回復する

もし・・ほっとけば
毎日でも食べちゃうかもしれない
しかし・・これを一年間食べ続けたら
言うまでもなく・・身体には毒だ
塩分やコレステロールが
日々蓄積されて・・健康障害必至
(今騒がれてる放射能障害より・・確実に)

そこで・・これを買うのは
年に数回・・数カ月置きと決めてる
一度に三瓶以上は買わない
買えば・・ひと瓶を五日ほどかけて楽しむ
そして三瓶食べたら・・当分はお預け
そこは・・きっちり我慢してる

今回の大震災被災で
きっと手に入りにくくなって
我慢が続くのかもしれない

いくら美味しくても・・食べ続ければ毒
食べるとは・・そうしたことであり
逆にいえば・・続けなければ
身体は・・結構タフな作りをしていて
自らの防御で・・自らを守るとも言える

身体は・・人間の知識を遥かに超えて
自らの能力を知っている
いつに変わらぬ食生活をしてるようで
知らず知らずに食べた食物に
毒性があれば・・信号を発して拒絶する
吐き気だの下痢だのも・・身体がだした答えなのだ

放射線汚染の水や野菜
勿論・・好んで食べることもないが
だからといって神経質になるのは考えものだ

大事なセオリーは
単品を食べ続けないことだ
満遍なく・・色々食べる少量多品種
清濁併せ食べても・・少リスクで済みそうだ

身体にいいものだけ食べて
長生きしたひとって・・いるんだろうか
節制・・そこが大事だと思うんだが・・

節制・・
食べるけど・・ほどほどに
そうすりゃ・・大抵のことは無難だ
私は・・そう思っている


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_22335587.jpg

島に来てから・・大分経つというのに
彼は・・ピアノに触れようとはしない
それには・・理由があった
彼が好んで弾くピアノがなかったからだ

恋人が・・パリに手紙を出して
ピアノを取り寄せることにした
そのピアノが・・フランス製のプレイエル
彼とは・・ショパンであり
恋人は・・女流作家ジョルジュ・サンド
スペイン沖のマジョルカ島
1840年ころの話である

「前奏曲雨だれ」が作曲されたのは
このときのこと・・となっている
マジョルカ島にあった唯一のピアノが
同じフランス製のエラールだったが
ショパンは・・このピアノを好まなかった

ことによると・・殆ど同年輩でいながら
ある意味で対照的なピアニスト
フランツ・リストのお気に入りだったエラールを
ショパンは嫌ったのかもしれない

このエピソードは・・音楽を挟んで
作曲家と楽器の・・強い拘りを感じるが
ショパンといえば・・プレイエル
後のショパン弾きのピアニストたちにも
強い影響を残したようだ・・私が子どものころ
一世を風靡した・・アルフレド・コルトーも・・
プレイエルでしか弾かなかったとか

だが・・今となって
プレイエルでのショパンを聴く機会は少ない
フランス製のピアノ会社の変遷も激しく
エラールは既になく・・
プレイエルも消えたと思っていた
だが・・合併統合の末に生きていた
その最新のピアノで・・ショパンを聴く機会が
・・この特別番組だった

d0085887_2232049.jpg

昨日・・you tubeで
松下奈緒さんのジャズをアップした

その松下奈緒さんの
音楽紀行が・・再放送された
食いいるように見・・聴いた

ショパン私の恋人

d0085887_22321190.jpg

パリにあるポーランド歴史文芸協会
そこに復元されたのが・・このピアノで
ショパンも弾いたことのあるピアノだそうだ

「・・ですから・・あまり強く鍵盤を叩かないでください
壊れるかもしれませんので・・」
松下奈緒は・・丁寧に弾いた
そのせいもあるだろうが・・
プレイエルは・・柔らかく甘い
スタインウェイやヤマハには・・
ないものかもしれない

「・・このあたりの鍵盤・・
叩いたら・・弦が切れそうでこわい・・」
松下奈緒の長く繊細な指が
鍵盤を舞って・・ショパンが通り過ぎた
去年は・・ショパン生誕200年だった

去年・・こんなこと書いてる
もし・・お嫌でなければ・・

たかがピアノと 10/01/05


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!




[PR]
d0085887_238324.jpg

昨日・・買い物があって
近所のホームセンターにでかけた

石油もコメも一杯あるのに
水と電池は・・なかった
今・・テレビで煽られてるのが
きっと・・このふたつなのだ

道具類を買ってたら・・塗料売り場に
このプラスティック・ボトルが置いてあった
普段・・釉薬を保存したりで使ってるものだ

無駄にはならないから・・これだけ買った
帰宅して詰めたのは・・水道水
このところ有名になった・・
栗山浄水場産の水である

既に規制値を下回って・・
乳児の摂取制限も撤回されてるが
いつまた・・基準値を超えるかもしれない

健康被害を心配してるわけじゃなく
それでも・・今日汲みおいて
数日寝かせておくと・・半減作用が生じて
一日で・・20%近くの放射線量が減る
1週間で半分になるから・・半減

そうなると・・普段と何も変わらなくなる
このボトルの水を飲んで・・
減った分を注入して・・また寝かす
大した労でもなく・・
用心深い危機回避ができる・・ってわけだ

だから・・ミネラル・ウォーターは不要
いずれ・・落ち着いたら
釉薬を入れて・・仕事に回せばいい


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!




[PR]
d0085887_2153452.jpg

福島原発の影響で・・
すっかり有名になってしまった
利根川水系江戸川の写真
前方が・・東京湾に向かう川下です

右岸の・・グリーン・ラインの右辺りが
金町浄水場・・東京全区をまかなっています
二基の取水塔は・・私が子どものころからのもの

左岸のグリーン・ラインの辺りが
栗山浄水場・・千葉県をまかなっています

両岸をつなぐブルー・ラインは
矢切の渡し・・今も観光で賑わいます

この渡しの右岸が・・
トラさんゆかりの柴又帝釈天
左岸は・・伊藤左千夫の「野菊の墓」が
政夫と民子の悲恋を伝えています

赤い〇印の台地の上に・・私は住んでいます
昭和29年までは・・右岸で
それからは・・左岸で
江戸川は・・私にとっては故郷みたいなものです

どちらの浄水場も・・
極めて高機能の設備で
水道の水が美味しくなったのは
その技術の力に負っています

まさか放射能汚染で騒がれるとは
これも・・きっと想定外だったのでしょう
d0085887_21541445.jpg

夕方・・自転車に乗った若者に
工房の前で・・声を掛けられました
昔から・・我が家のほど近くにある
人間禅道場の青年でした

「・・ボランティアで・・
道場にある井戸水の提供を案内しています
このチラシ・・お店に置いて
希望される方がいたら・・教えてあげてください・・」

それが・・これです
代表者の了解を得て・・転載します
近くにお住まいで
希望されるようでしたら・・
ご自分で連絡とってみてください
d0085887_21553036.jpg

善意のボランティアが
困惑の市民生活を・・少しでも・・
解消してくれることを祈りつつ・・



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_21215419.jpg

主催の毎日新聞社から・・
今日・・リーフレットが届いた
d0085887_2122195.jpg

「・・こういう事態の時期ですから
華美にわたることは慎みますが
第21回日本陶芸展は・・予定通り開催します
幸い・・入選作品に破損もありませんでしたから
展示も予定通りです・・」

昨日・・そういう電話をいただいていた
どうなることかと・・気になっていたが
そう決まったのなら・・
良い展覧会になってほしいと・・
密かに願うばかりである
d0085887_21253086.jpg

この会期の直後に開催される
「第51回東日本伝統工芸展」では
今までと違うモチーフで
「糸抜き稜線紋八角鉢」が展示される

だから・・糸抜き波状紋による大鉢は
この文部科学大臣賞の受賞で
一応完成ということになるのかも・・
新しい表現を求めて・・次に進まねばである



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_2229627.jpg

「・・センセイ!・・先週木〇君の送別会やったんですかぁ?」
「先生・・今日木〇君来るかしら・・?」
「せんせ~い!木〇君・・もう行っちゃった・・?」

彼は・・若いだけじゃない
何より・・ひとがらがいい
みんなに好かれてる
とりわけ・・おばさま族にはアイドルだ
センセイに寄せる目線とは・・明らかに違う・・苦笑

地震に見舞われたあの日の前日
このブログで紹介した孤戦場の助っ人
その木〇君である

「・・あのぉ~仙台にいる先輩が
子どものミルクがなくなっちゃったって言うんで
ボク・・今から夜行バスで届けてきます
だから・・折角の送別会だけど・・
すいません・・出られません」

それが・・たしか先週の金曜日だった
地震被災の救済は・・最優先
木〇君との最後の稽古は
これで断ち切られたかと
残念ではあったが・・了解してた

突然・・今朝彼が工房に現れた
そしたら・・まるで知ってたかのように
我が教室の名物シェフの藤〇さんが
「・・これでランチしよう!・・と
お手製の料理持参でやってきた

おまけに・・
地震騒ぎで足が遠のいていた会員さんも
次々にやってきて・・久しぶりに賑わって
あっという間に・・ランチタイムが仕掛けられた

木〇君は・・水産学が専門の大学院生
以前から・・わかっていたことだが
この春から・・
さる海洋県の県庁勤務が待っている
折に触れてのランチタイムで
彼が披露してくれた魚の話・・
みんなの楽しみだった

轆轤経験も結構あったから
私にとっても・・有能なサポーター
残念だけど・・彼の将来にエールを送ろう
いずれの日が・・マグロのサクを土産に
きっと・・工房にも来てくれるに違いない

d0085887_2333579.jpg

それにしても・・
まるで計算していたみたいなタイミングで
あっという間に・・送別会ができた

シェフ・藤〇の・・手製ポークハム
それと・・スモークド・エッグ
サラダを添えて・・
バターロールでいただいた
いつものように・・美味だ

被災地に・・思いを馳せつつも
少しづつ・・普段通りにすることで
明るく振舞うことも・・大事かもしれない


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
d0085887_23294564.jpg

つい数日前・・
45回目の結婚記念日に触れた
こんなときだけど・・
こんなときだから・・
忘れられない記念日になった
・・そう書いた

沢山のブロガーさんから
お祝いのメッセージをいただいた
Harukoさんからもいただいたが
彼女は・・つい一カ月前に
ご主人を亡くしたばかりだった

長いこと交流してきたkorokoroさん
「・・歳月を重ねられる幸せ、やっと意味がわかりました・・」
と書いてくれたが・・
1年を過ぎたろうか・・やはりご主人を亡くしている

45回目の結婚記念日・・
殊更にドラマチックに何かがあったわけではないが
この長い年月・・互いに健康に恵まれ恙無く過ごしてきた
その時間を祝っていただいたようなものである
d0085887_23292068.jpg

そして・・korokoroさんが書いたように
歳月を重ねる幸せの意味・・
この大震災で・・きっと一杯失われたに違いない

息災に生きる・・それだけで
「無事これ名馬」・・昔のひとはそう言った
平凡であっても・・無事に生きることの有り難さを
11日午後2時46分以降
日に日に・・強く感じている

地震がなければ・・津波がなければ・・
今日も続いたはずの・・沢山のふたりの時間
予告なしの略奪は・・あまりに非業である

「・・掴んでいた女房の手が
波に引かれてプツンと離れてしまった・・
・・あの瞬間を・・・」
生き残った夫が・・言葉を詰まらせた
断ち切られたふたりの時間・・ふたりの歴史
アニバーサリーは・・もうこない

テレビがしきりに・・
この大震災がもたらす経済的損失に触れるが
それが何兆円であったとしても
断ち切られた親子 兄弟 夫婦の
時間の絆に比べれば・・大したことではない

復元できるもの・・できないもの
ブルドーザーだけでは復興できない
新しい絆が生まれるために
国をあげて・・力を合わせねばなるまい


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]