ブログトップ

桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

<   2011年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

d0085887_0184141.jpg

千葉市内のギャラリーで開かれてる
相川晶子さんの・・個展

春はすぐそこみたいに・・
気持ちのよいサンデー・モーニング
ぶらりとお邪魔しました

相川さんは・・陶葉会といって
日本工芸会に所属する作家で
千葉県在住者の会の仲間のおひとりです

伝統窯業地を持たない千葉県では
作家が集まる機会は
決して多いとはいえず・・ですから
陶葉会は・・とても良い相互刺激集団
いい空気が流れているのです

ギャラリーの近くで一緒にランチ・・
しばらく陶談を楽しむこともできました
d0085887_018503.jpg

相川さんは・・
染付けの磁器をよくする作家さんでしたが
このところ・・大きな変貌を遂げて
ロクロを離れ・・手捻りの造形
泥彩とマット釉で
淡い光りを表現する作風に変わったのです

左右をシンメトリーにしない工夫
意識すると・・やり過ぎちゃうよね・・笑
そこを・・絶妙にバランスするセンスは
さすがに東京芸大卒の・・王道
控えめな人柄と相まって・・
優しい温かさを醸す作品だと思います
d0085887_0185846.jpg

白が基調の作品群の中で
僅かに泥彩のコントラストの強い・・この花入れ
統一されたコンセプトの中で・・
ちょっとだけ・・個性を主張してる様子
魅かれて・・いただくことにしたのでした

d0085887_047975.jpg

個展で・・何を発表するか?
作家にとっては・・いつでも大きな課題です

きれいに造形できたもの・・
鮮やかに加飾できたもの・・
巧く焼けたもの・・
色々な要素があるでしょうが

「自分の世界」・・
これが一番大事な気がします
作品が名前であり・・顔であるような
そんな個展でありたい・・と
いつも願っていることですが
相川さんの個展には・・
確かな「自分の世界」が・・漂っていました
d0085887_019523.jpg

帰宅してから・・
久しぶりに・・ロクロを挽きました
33cmのリム鉢

挽きながら・・途中のサイズをメモし
工程のデーターにしながら
同時に・・指慣らしでもあります
d0085887_0191669.jpg

この数年・・好んでリム鉢を作ってます
大ぶりな器に・・控えめな盛りつけ
必要なら・・つばに彩りを添えて
そんなつもりなのです


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-28 01:02 | ○展覧会 | Comments(0)
d0085887_2244987.jpg

水曜日に本焼きした・・この作品
無事に窯出ししたのだが・・
一番下段の大皿は・・
d0085887_2245830.jpg

今朝・・既焼の大鉢と一緒に
このスペシャル・パッケージ(?)で
搬入会場に・・持ち込んだ

皿鉢の移動には・・実に便利なタライ・パック
いいねぇ!・・と声がかかる割に
同じパッケージの作家に巡り合ったことがない
壺のときは・・漬物樽・・これも便利
流行らせようと・・してるのだが・・苦笑)


公募展の場合・・
未発表という制限があるから
ウェブといえども・・事前公開は
やはり避けるのが・・マナーかも

でも・・これなら・・
d0085887_225971.jpg

一緒に入れた・・小ぶりの丸壺
こちらは・・ご注文の品
箱が出来たら納品の・・「糸抜き線紋丸壺」
d0085887_2251817.jpg

幅の違う二種類の糸を・・隙間に埋め合って
淡い紋様を浮き上がらせてみた
d0085887_2252656.jpg

糸を貼るときも・・剥がすときも
この狭さが・・厄介である
2mm幅の隙間に埋めた05mmの糸
息を詰めて・・ゆっくり真上に剥がす
ここは・・丁寧が要求されるところだ

油断すればバリが出て・・
色化粧が剥離する
d0085887_2254457.jpg

径22cm×高20cm・・決して大きくはないが
作っていて・・楽しい大きさでもある

このシリーズは・・花器に限らず
これから多作することになりそうな気がする





人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-26 22:41 | ○ギャラリー | Comments(12)
d0085887_21435034.jpg

久しぶりに・・ホームセンターに出かけ
半日がかりで・・リストに書いた必要品を買い集めた

第一の目的は・・
やや厚めのサブロクのベニヤ×6枚
サブロクとは三尺×六尺・・つまり90cm×180cm
ほぼ畳み一枚分の・・あのベニヤである

これを電ノコ使って・・自分で刻んだ
27枚の棚板と54枚の亀板ができた
来月からとりかかる量産に備えて
まずは・・工房の片づけと準備
だから・・ダンボール箱も買い込んだ
棚を占拠している不用品の・・仮住まいのためだ
d0085887_21435827.jpg

買い物リストにない・・飛び入りがこれ
見たとおりの・・ハサミ・・である
但し・・刃渡り23cmある

何だぁ?・・で取り説読んだら
迷わず・・買った
今まで・・面倒がっていたことを
一気に解決してくれそうだからだ
d0085887_2144610.jpg

刃渡りが長いから・・
1ストロークで・・一気に真っすぐ切れる
小さいハサミで・・チョコチョコ切る時の
あの・・ジグザグ痕がなくて済む

それが嫌で・・カッターを使うが
・・下にカッター台だの定規だの
結構・・面倒なものだ
d0085887_21441556.jpg

咄嗟に頭に浮かんだのが・・陶歴書
毎年のようにキャリアが増えるから
印刷しちゃうのも・・勿体ない

最新バージョンをPCに入れ
必要に応じて・・プリント・アウトして使う
どうやら・・これが一番経済的である

ところが・・
用紙の大きさにそぐわないこともある
そこで・・少しサイズを詰めたいときが
前述の・・カッター&定規の面倒である

このハサミが・・どうやら救世主になりそう
おまけに・・箱詰めするときの
ウコンの布地を切るにも・・絶対これだ
そう・・確信したのだった

確か2.500円ほどしたが
無精者には・・お買い得だったような・・


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!





もしも・・深い悲しみにうちひしがれる夜があったら・・
Sisselを聴いてごらん!・・
彼女の歌には力がある・・そう思う・・


[PR]
by touseigama696 | 2011-02-25 22:22 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_2250272.jpg

今朝の毎日新聞が・・恒例の通り
「第21回日本陶芸展」・・を特集しています

同じことが・・日本陶芸展でも公開されました
入選者には・・いつものことですが
晴れがましい発表であり・・
写真入りで紹介される受賞者には
ことのほかの悦びと言えます

そして・・新聞で使われた写真は
そのまま・・図録に掲載されるのですが
私の作品を見て・・ハッとしました
ちょっとしたミスを発見したのです
勿論・・主催者に連絡しましたが・・
今ここで・・詳しく書くのはやめます
善処して・・事なきを得ればいいのですから・・

図録は・・作家にとって
表彰状であり・・トロフィーであり
メダルでもあります

図録に掲載される作品の写真は・・
ポートレイトみたいなもの
作品に投影された・・自分自身なのです

決して舞台化粧をしたいわけではありませんが
あるがままに・・正確な自分を写してほしいと
そう願うだけなのです

気づくのが早かったことを
それも・・幸運だったと思うことにしました
d0085887_22504711.jpg

同じ朝刊の・・地方版で
こちらでは・・私個人を紹介してくれました

16年前・・初めて土に触れたころ
こんな風に生きることになるなど
想像もしなかったことです

晩年の趣味の筈でしたが・・
キャノンのCMのとおり
「趣味なら・・本気で!」

もし・・
この16年を貫くものがあるとすれば
きっと・・これです

「晩年の趣味だからこそ・・
晩節を賭けて・・本気で取り組め!」

それを仕事にしたのも・・結局
本気の証明・・かもしれません



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!




[PR]
by touseigama696 | 2011-02-24 23:31 | ○展覧会 | Comments(11)
d0085887_2341542.jpg

日本画でしばしば使う道具を
真似て作った・・「乗り板」

昨日書いた・・ダメ詰めの際に
なくてはならない道具である
d0085887_23411623.jpg

細かい作業は・・
手がぶれないために
身体と肘を・・乗り板に預ける

同じことを・・乗り板なしでやろうとしたら
腰への負担は・・数分ともつまいし・・
すぐに・・手に震えがきてしまう
d0085887_23412538.jpg

↑は・・中央の僅かな剥離を直そうとしている
このフォトは拡大してて・・実寸でいうと・・
黒の帯状のラインが・・糸を抜いた線で
この糸は・・1mm幅である

剥離の三角が見える白のラインは
糸と糸の狭間で・・白の顔料が吹きつけられている
場所によって僅かに幅は変わるが・・
この辺りは・・糸と同じ1mm幅位だ

従って・・三角の部分は
ほんのちょっとした剥離なのである
d0085887_23414022.jpg

↑の写真のように・・
極細の面相筆を使って
白の顔料を・・ポチッと置いて
すかさずジェットー・バーナーで定着させるのだ

何度か・・繰り返して
そのあと・・細いナイフの先で
丁寧に角をつけて・・終わるのである

身体と・・左肘を乗り板に預け
右手首も・・力を抜いて乗り板に乗せ
更に右手の薬指は・・皿の縁に固定して
その上で・・息を止めて面相筆の先を
狙いの場所に・・そっと置く

結構神経を使う作業だが
肉眼なら目立たない・・こうしたバリも
丁寧に処理しておけば・・
焼成後・・キリッと締まってくるから不思議
何度も臍を噛んで・・覚えた実感である

この「乗り板」・・大物に限らず
絵付けでも・・彫りでも
小さなものを作って使うと
きっと身体と手が楽なはず

ご存知なければ・・使ってみてはいかが?



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-24 00:33 | ●工房便り | Comments(4)
d0085887_22572562.jpg

窯詰めは・・文字通り
窯に作品を詰めることだが
同時に・・それまでの仕事の・・
ダメを詰めることでもある

ダメ詰め・・囲碁の用語である
ダメを詰めるというのは・・
黒白・・どちらの地にもならない交点
そこに石を置いてゆくことだが・・
決着がついてから・・することである

このダメを詰めると・・盤面には
すっきりと白黒の地模様が浮かび上がる

窯詰めにも・・似たようなことを感じる
窯に詰めれば・・後は窯任せ
人事を尽くせるのは・・窯詰めまでだ

作品に最後のダメを詰める
つまり・・作品の隅々に目を凝らし
毛ほどの乱れも残さない
その丹念さが・・作品に締りを生むのである

窯が許してくれない失敗は
潔く・・受け入れるしかないが
自分の手で詰めなかったダメのために
諦めなきゃならないミスは・・放っておく手はない

「窯詰め」・・は・・「ダメ詰め」と決めて
窯に運ぶ前・・一日かけて丁寧に処理した
その作業は・・改めてアップしよう

明日は・・もう火の神様の領域
いつもの通り・・祈るしかないのだ
勝負は・・神の領域でつく


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-22 23:35 | ○陶芸雑感 | Comments(0)
d0085887_121570.jpg

ジムに行くと・・
最後に・・必ず泳ぐのですが
先日もまた・・潜ったまま25M泳げました
今でも肺活量5~6000ccを維持できてるのは
多分・・この釉掛け作業のおかげです

コンプレッサーを使わずに・・
霧吹きで施釉してますが
顎と頬は疲れても
結構いいトレーニングかも

今日は・・一日中
釉掛け・・糸抜き作業で終りでした
d0085887_122367.jpg

途中・・毎日新聞の取材がありました
このイケメン・ナイスガイは・・記者さんです

その昔・・取材するのは慣れてた私ですが
されることは・・未だに慣れてません・・笑

テレビの仕事をしていた時代
親会社が・・毎日新聞社でしたから
そんな話しがきっかけで・・
すっかり親戚みたいになりました・・笑

ついでに・・私のカメラで逆取材
気のせいか・・照れてるみたいなのは
彼もまた・・取材されるのは
きっと慣れてないんでしょう


人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!





[PR]
by touseigama696 | 2011-02-22 01:20 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_0531956.jpg

朝10時から・・夜0時までの14時間
食事を除いて・・ほぼ12時間
巣籠りで・・ひたすら糸を貼ってました

基本的には・・試作の範囲ですが
窯で・・どう変化するか
焼成次第で・・様子を見ることにしています

水曜日には・・まとめて本焼きしたいので
明日 明後日と・・釉掛けをするつもりなのです

色々といただいた仕事がたて混んできて
尻のあたりが・・少し熱くなってきました

しっかりとした段取りを組まねば・・です





人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-21 01:05 | ●工房便り | Comments(8)
d0085887_22291150.jpg

福島から帰省する娘と・・落ち合って
久しぶりに親子三人で・・とんかつの店塩梅に来ました

創業10年足らずの店ですが・・今では
首都圏屈指のとんかつ屋さんのようです

あまり外食を好まない娘ですが・・
ここは大のお気に入り
今回も・・彼女のリクエストでした
d0085887_22292329.jpg

今日の夕方・・工房に来客があって
地元で親しくしている友人から
大きな注文がありました

彼の子息が・・結婚することになって
その引き出物のご注文・・
6月までに・・300個という話

おおよそ希望するイメージを伺って
とりあえず・・試作品を起こすことにしました
何度窯を焚けばいいか・・いろいろ計算も必要
準備は急がねばなりません

数年前・・同じように
引き出物を受けたことがありますが
そのときは・・80個ほどでした
300個となると・・また一段と大変そうです

別の注文で準備中の・・大型花入れと平行して
工房は・・慌ただしくなること必至です

有り難いことですが・・期待に応えるためには
まず何よりも・・体調を壊さないこと
約束のj期日までに・・確実に作ることです

公募展なら出品を諦めれば済みますが
注文は・・諦めて済む問題ではなく
代わりがきかない分・・
慎重に暮すことが大事なのです
d0085887_22293329.jpg

私はロース・・妻と娘はフィレ
いつものパターンで頼み
出来るまでの間・・
食べ放題のキャベツが前菜なのでした
d0085887_22294250.jpg

程よい衣のかたさと・・肉の柔らかさ
とんかつは・・その微妙な調和が命
さらりとした油で・・
こんがり揚げた色合いも好き
d0085887_22295029.jpg

口の中で・・溶けてゆく肉の柔らかさが
実にジューシー・・人気もわかるような気がします

明日からに備えて・・
少し力をもらって帰宅したのでした
まずは・・棚の整理
300個分のスペースを作らねば・・です




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!




[PR]
by touseigama696 | 2011-02-19 23:13 | ●お気に入り | Comments(12)
d0085887_23535215.jpg

色々やってみるが・・
壺の糸貼りは・・皿と違って
座ったままでは・・具合が悪い

上から真ん中までは・・見下ろし加減
真ん中から下は・・見上げて作業
見上げての作業は・・首につらい
d0085887_2353599.jpg

そこで・・立ったまま作業ができるようにした
このほうが・・格段に楽である

貼りながらろくろを回す必要もない
身体を回せばいいからだ
随分と微妙な速度で・・
リズミカルに貼れるようになった

目下・・ありあわせのトンだの植木鉢だの
そこらにあるもので・・ジャッキ・アップしてるが
いずれ・・これの改善を考えよう

座ったままより・・立ち仕事のほうが
肩の凝りも・・軽くて済むみたいな気がする

身体が落なら・・集中も長くなる
仕掛けが・・大事なのである



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2011-02-19 00:13 | ●工房便り | Comments(12)