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桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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50歳から先・・一瀉千里で時は流れる
そして・・逆らえないことに気づいて
身軽になる術を・・考え始める

羽根は・・
小石よりもゆっくりと空を舞うではないか
ゆらゆらと・・たゆとうように・・

風に身を任せるなら・・軽くなきゃ
できるなら・・何があってもゆらゆら・・と

「脱ぐ」「捨てる」「削る」・・どうやら
大事なキーワードかもしれない

6年前に書いた一文を読み直しながら
現実味を帯びた命題への・・
紛れない姿勢を問われてる
そんな気がしている

108煩悩の梵鐘・・あと数時間だ
少し身軽な新年になるよう・・
さて・・捨てるべきを・・捨てよう

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                          酒で流せるものがあるなんて・・結構羨ましい


その一文・・ご一読いただければ・・

身にまとう・・
それは衣裳だけではない
こころも同じだ 
人生とは・・みな同じように裸で生まれ
そして・・身体にもこころにも
様々な衣裳を重ね着してゆく時間のことである 
 
若いときは・・
殊更にその衣裳の数は増える
窮屈なほどに着こんで・・
そして仕舞い込む

クロ-ゼットには・・
ブティックのようにハンガ-が並び
こころもまた・・
破裂せんばかりに知恵で膨らむ
つきあいは蜘蛛の巣のように
細かいメッシュで編みこまれ
その誰もかれもが・・
捨てがたい大事な財産でもある 
 
こうして・・ひとは育つ
手にした衣裳や知恵や友達・・
それが成長の証なのだ 

あるとき・・
そうしたものを目の前に並べて
そこそこ頑張ってきたね・・と
自分を褒めることもあろう 

同時にふと・・こうしたものが
もしかすると自分のこころの奥底に潜む
欠点とかコンプレックスをひた隠す
絶妙なカモフラ-ジュだったと・・気づく

着込むとは・・そうしたことなのだ
なぜ・・あこや貝の中で・・
真珠が生まれるのかを知れば
欠点やコンプレックスは・・
成長のために最も大事な
動機だと判るはずだ
 
しかし・・
それでもなお・・着込み続ければ
次に起こるのは・・自縄自縛でしかない
さすがに身動きならなくなる 

一粒の真珠が根づいたら・・
それを大事に・・身体もこころも
衣裳から解き放ってやるべきだ 
 
衣裳で・・欠点を隠す必要はない
それが真珠・・こころも同じ
 
絶妙にル-ズ・フィットした大人のドレス
それは自在な身体とこころでしか着こなせない
最も自然で美しい衣裳なのだ 

衰えてゆくものを・・白日に晒してなお
こだわらぬ心のおおらかさ・・
こころもまた
一粒の真珠で充分に輝ける 

       折々の折り「脱皮」2004/8/6

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一年間・・沢山のみなさんの
沢山のご好意に支えられて
閑中忙で続けてきた・・このブログ
ありがとうございました

新年もまた・・
ゆっくりと・・こだわりを捨てて
よしなしごと・・それなりに
書き綴って・・ゆきます

よい新年を・・お迎えください!・・多謝


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改めて・・バーブラのステージを見ると
彼女のドレスの・・その着こなしの・・
何とシンプルかを・・感じる

シフォンのドレス(?・・詳しくないけど・・)が
フワリと包むだけ・・自在に・・
これ見よがしに貴金属が光るわけでもない

最もデコラティブなのは・・
彼女の歌・・彼女の振る舞い・・
そして・・何より彼女自身の存在なのだ



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by touseigama696 | 2010-12-31 20:34 | ●メッセージ | Comments(16)
ひとには・・それぞれ
願わくば・・の贅沢があるに違いない

豪邸に住み・・高級車とクルーザー
世界一周豪華船・・満漢全席のグルメ尽くし

いろいろあるだろうが・・
私の場合・・いつでも傍にいてくれる整体師
それが・・何よりの贅沢だと思っている

予約したり・・出向いたりではなく
「・・今だぁ!」・・「ハイッ!」
朝だろうが・・夜だろうが
any time OK・・のマッサージ

豪邸も高級車もいらないから
是非・・!・・である
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「今年はもう仕事納め・・済んじゃった?」
ついさっき・・電話をかけた
「いや・・やってますよ」
「今すぐでも・・いい?」・・「どうぞ~!」

ちょっぴりany time OKの雰囲気で嬉しい
風邪を挟んで・・身体はメチャ傷んでいる
とりわけ・・肩はピノキオ状態・・コチコチなのだ
車で5分・・吹っ飛んで行った
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それまでかかっていたDさんが
どうやら病気で出張してもらえないと判って
引き継いで・・お願いすることになったのが
この太さん・・である

ご覧のように偉丈夫・・かかってみたら・・
力もあれば技もある
近いから・・出張でなくても来ればいい
そんなわけで・・
今年から度々お願いしてる

まさかと思った年末晦日の夜だが
おかげで・・思い立った願いは叶った

「スゴク・・カタイネ・・」・・ツボに手をかければ
確かに悲鳴をあげたいほど痛い
「ダイジョウブ・・?」・・「続けてぇ~!」

1時間続いて・・すっきりした
これが一年もてば・・いいのだが
またひと仕事すれば・・来たくなる

食事と一緒で・・
何度食べても・・また腹が減るのだ
しかし・・何度でも来る・・多少は・・
自分の身体へ投資することも大事だ

一度決めたらずっと長く・・が私の信条
近いところに太さんがいてくれて
親身に面倒みてもらえるのは
やはり・・有り難いことなのだ

さて・・最後まで残っていた年賀状も出して
これで・・年内の仕事は終わりにした
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この数日・・土に触れないことで
何ヵ所か痛む冬の職業病アカギレが・・
少し好転してきた
今のうちに・・傷をふさいで
正月は・・ろくろに向かうことにした

明日一日・・のんびりと過ごそうと思う


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by touseigama696 | 2010-12-30 22:28 | ●畏友交遊 | Comments(16)
昨日書いたことともつながるが・・
私は・・学校出てから今日までに
脈絡もなく・・三つの仕事を変遷してきた

その都度・・
それぞれの仕事でできたひとのつながりを
断ち切るようにして・・世界が変わった

またゼロから始まるひととのつながり・・
その功罪として・・
名簿から・・消えていった名前
また新たに・・書き足された名前
それが・・私の大事な人的財産になった

ともだちを大事にする・・それは
兄弟のない私には・・最も大事な・・
生きる上での「基本的カテゴリー」なのだ

PCに打ちこまれた名前の総数は・・
今日現在で709名・・とある
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去年は・・亡母の喪中で失礼したから
二年ぶりの・・賀状準備
朝から・・一日かかった

まずは・・名簿を整理して
更新しそこなっていたお名前を打ちこんだり
あるいは・・逆に不幸があってはずすべきお名前
それに・・今年中の喪中の知らせ
全てをチェックするために・・
予備名簿としてプリントアウトしたのが・・右
そのラベル印刷したものが・・左である
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1~2年前までは・・それで充分だったが
印刷したはがきは・・いつものように500枚
200枚ほど削らなければならない
思いがけない数だ

名簿は・・様々な出会いの集積だから
始終会ってるひともあれば
滅多に会えないひともいる

つきあいの長短だけでは・・決めかねることもあって
ボクサーの減量に似て・・簡単には削れない
だからチェックしてゆくのに・・時間がかかる

700枚準備すれば・・削る必要はないが
しかし・・こうして考え考え決めてゆくことで
ただ数が増えるだけの希薄な名簿にならないよう
心がけているつもりなのだ
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切手も500枚購入した・・近頃は・・
水を使わないシール・タイプの切手が便利である
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ほぼ15時間ほどかかったが
500枚弱に・・宛名ラベルを貼り
できるだけ・・肉筆を加えて
切手直前まで・・終わらせることができた
切手は・・明日貼る

どうやら・・年内発送はできそうである
もっと早く準備すればいいのだが
毎年のように・・ギリギリになる

さりながら・・
賀状を・・年内に発信するようになったのは
さして・・古い話ではない

戦前までは・・
正月になってから・・ゆっくりと
差し出す相手のことを思いやりながら
肉筆で書きしたためたのが・・賀状だったとか

まだ明けてもいない年内に
「・・今年も・・どうぞよろしく!・・」などと書く
気分的な矛盾は・・書きながら
やはり・・僅かに違和感を感じるものだ

時間の前倒しは・・どんどん進む
スピードを競う世のなかだが
そのスピードが・・皮相に傾いて
軽佻浮薄を・・生んでいはしないだろうか・・?
ふと・・そんなことを・・思う



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by touseigama696 | 2010-12-30 03:00 | ●畏友交遊 | Comments(2)
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                         ワゴンの後ろに立ってるのが・・退院した日の私
                         今は亡き・・ボスが迎えに来てくれた朝
                         肌を刺すように・・冷たい空気だったが
                         生きてることを実感した・・朝だった



昨日・・バニシング・ポイントという映画が
私にもたらした影響について・・書いた

この道一筋・・に徹しきれなかったのは
身体を壊したからだけではなかった・・云々

大病をされた・・?・・とご質問があった
病気そのものよりも・・
病気がもたらす・・こころの問題
40年経って・・今でも問題かもしれない

以前にも触れた覚えがあるが
また切り口が違えば・・別の話かもしれない
読んでいただければ・・である


深層心理 折々の折り 2004/08/04


この一文の元になった出来事は・・こうだった
1969年2月・・
パリをベースに欧州の取材に出かけた私は
北太平洋の機上で・・心臓発作を起こし
アラスカのアンカレッジで緊急入院
一カ月の闘病を経て・・帰国してからのことだった
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                        ジョイスは・・もの静かで・・笑顔の優しい看護婦だった

この病院に・・日本人は初めてとかで
とても大事にしてもらって・・微妙な病気も
さしたる不安も抱かずに過ごすことができた

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                             ヘイズは・・病棟婦長 エリザベス・テーラーみたいな美人
                             それでいて・・とてもクレバーなナースだった


やがて・・帰国してから
心臓に起きたこととは別に
こころの問題を抱えて
苦しい7年間を過ごすことになった

もし・・あのとき
元の・・つまりテレビの仕事に戻っていたら
きっと・・そのまま一途に続けたろう・・と思う
そして・・もしかしたら
壊滅的に身体を痛め・・再発したかも・・
それは・・一直線に命の問題だったろう

7年の無為な時代を経て
心臓神経症から脱出し
新設の病院事務長に就任することで
社会復帰を遂げたのは・・
40歳を少し超えていた

結果的に・・
テレビ番組プロデューサー
病院事務長・・そして今の陶芸家
まるで脈絡もなく・・三つの人生を歩いたが

でも・・ひとつひとつには・・一途だったと思う
「深層心理」にも・・
「心理テストを受けて・・人生観が変わった」
と書いたが・・その意味は

今していることに・・一途なのは大事だが
一途であることに・・一途にこだわる
案外・・そうした「一途」が多いのではないだろうか

何につけ・・
顕在意識と潜在意識の中に住む自分が
思いがけないほどに乖離していること
それを知らされれば・・
もはやこだわるべきものは・・何もないのだ

一途とは・・一本道とは限らない
だから・・遠回りを厭わず・・核心を探して
一所懸命生きてゆくことだ

あのアラスカでの入院から始まった
生き方の模索・・いろいろあったが
不思議なほどに・・
丈夫な体あって・・今がある

その幸運にも・・感謝しなきゃ・・なのだ


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by touseigama696 | 2010-12-28 23:23 | ●メッセージ | Comments(10)
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真っすぐに延びた・・単線の軌道
地平線で一点に収斂して・・消える
それを・・バニシング・ポイント・・という
・・消失点・・

昔・・同名の映画があった
アメリカ大陸を横断して爆走する若者
それを捕まえようとする警官
一言でいえば・・反体制の青春

クライマックスで・・
このバニシング・ポイントに立ちふさがる・・
巨大なブルドーザーに突進して
文字通り・・消失していった青春

僅かに開いた2台のブルドーザーの
そのブレードの隙間から洩れる
強烈な逆光の中に・・猛然と突っ込んだ
あのシーンは・・今でも覚えている

一途とは・・揺らがないが故に
真っすぐ消失点に向かうしかない
強烈だが・・あまりに儚い軌道なのだ

40年も前のB級映画だが・・もしかすると・・
私の生き方に・・深くかかわったかもしれない
この道一筋・・に徹しきれなかったのも
身体を壊したから・・だけではない
一途の怖さへの忌避だったんだろうか

多感は・・
一途へもマルチへも向うポテンシャル
あの時代の選択が・・
人生を決めたのかもしれない

今年最後の笠間・・土を仕入れた
いつもの道を横切る・・この単線軌道
ときどき・・ここに立って
真っすぐ・・を眺め
そんな感慨に浸ることもあるのだ



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by touseigama696 | 2010-12-27 22:47 | ●メッセージ | Comments(6)
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新年早々4日から・・千葉三越で開かれる
陶葉会展の展示作を搬入するのが・・今日

同じ仲間の・・藤井隆之さんを誘って
食器を中心に・・7点を持ち込んだ
デパートでの展覧会は・・販売するのが普通
公募展とは違って・・緊張より楽しさ
作家も・・そうした気分を大事に制作することになる

帰り道・・藤井さんの工房に着く直前に
携帯が・・鳴った
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「・・親父が残したやきものの文献
箱詰めしといたから・・実家の方に来られる・・?」

中学高校時代の親友Ta君から・・
Ta君は・・私にとって大事な理解者で
彼の役員室には・・私の大皿が飾られている

今は亡き・・ご尊父は
生前・・やきものを楽しんでおられたが
作る傍ら・・昔の人らしく文献資料で
勉強される方だった
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偶然にも・・電話をもらったのは
彼の住まいの近くを走ってるときで
ならば・・と藤井さんと別れたその足で
Ta君をひろい・・彼の実家に向かった

少年時代の遠い昔・・
その家には・・沢山の思い出が残されている
若き日のご尊父に・・薫陶を受けた家でもあるのだ
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教えを受けることを・・薫陶・・とは
陶芸家にとっては・・思いがけない符丁のようだ

こうして・・往時の貴重な書籍を遺贈されて
尚更に・・今もなお薫陶の日々だと痛感する
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この古書を・・今買いそろえようとしたら
金があれば叶う・・ではない

ご尊父の志を・・受け継いで
私なりに・・勉強に励めであろう
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書籍と一緒に・・乳鉢やら手ロクロやら・・
この秤も・・いただいた

同じ場所に・・尊父自作の器も残されていたが
辰砂・・青磁・・織部・・
伝来を研究された足跡のままに
うっすらと埃を被って・・眠っていた
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早速・・この一冊を書斎に持ち込み
ゆっくり読んでみようと・・思う

それにしても・・この資料
保管する場所を決めねば・・である


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by touseigama696 | 2010-12-26 22:21 | ●畏友交遊 | Comments(4)
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教室のBBQ奉行は・・Ohさんと決まってる
今年だって・・4月・6月にも楽しんで
3回目が・・忘年会というわけである
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これは・・去年の忘年会
BQではなく・・一品持ち寄りだったから
Ohさんの出番がなかった
今年は・・また彼の独壇場・・ということになったのだ
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昼ちょっと前から・・仕込みが始まった
いざとなると・・熟練主婦集団
何をするにも・・手際良く手早い
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差し入れ食材も・・沢山あって
今年もまた・・完食危うし・・かも
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牛・豚・鶏・・各種取り揃えて
工房は・・美匂と煙に包まれた
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陶芸は・・食べることと深くかかわる
器は・・食のための道具
相まってこその・・食文化である
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盛ってみて・・器が器に見える
食べてみて・・器が器になる
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満腹の上に・・更に
BBQ奉行夫人手製の・・ショートケーキで
今年は・・終った

色々あったが・・
そのひとつひとつを咀嚼しながら
来年が・・よい年でありますよう・・



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by touseigama696 | 2010-12-25 22:20 | ○陶芸教室 | Comments(4)
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この美術館のことは・・勿論知っていた
でも・・訪ねるのは初めて

本当は・・日曜日に来るつもりだったが
風邪で寝込んで・・最終日の今日になってしまった

朝飯抜きで・・車を走らせ
快晴・・快適なドライブを楽しんで
昼前には・・熱海に着いた
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聞きしに勝る・・豪壮な美術館
高台を活かして・・相模湾を一望する景観は見事だ
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この展覧会を勉強するのが・・目的
陶芸には・・勿論よく存じ上げてる作家も多い

それに・・染織の中澤さんと・・漆芸の松本さんは
私と同じ地元で活躍される工芸家なのだ
写真は撮れないが・・見慣れた作風ですぐに判った

豪壮な建物の割には・・展示室の狭さが意外
作品が近すぎて・・印象が重るのがやや不満だった
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そう感じるには・・伏線があった
このエスカレーターだ
入口から・・展示室までの間
7基を乗り継がねばならない

パンフ表示によれば・・
総延長200mで高低差60mだそうだ
まるで・・
スキーのジャンプ台の脇にいるみたい
展示室へのアプローチとして
何の意味があるのだろう・・?

エレベーターの有無の表示はないが
作品の搬入は・・
きっと秘密のエレベーターに違いない
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何より・・うっとおしかったのは
この天井の彩色照明

これから・・色彩を含めて
神経を研ぎ澄まして制作したにちがいない
様々な美術工芸品を・・鑑賞しようとしてるのに
この天井は・・邪魔以外の何ものでもない

その上・・
決定的な不快と・・最後に出っくわした
全て見終えて・・また7基を乗り継いで降りた
図録を買っておこうと・・係員に尋ねた

「・・展示室の脇で・・販売しております・・」
「この出入り口には・・ショップはないの?」
「ございません・・」

というわけで・・また7基を乗り継いで
往復10数分・・お供はカラー天井だけ
出入り口近辺でも販売する・・って
何か・・不都合?

差しさわりがあるといけないが
そういうわけで・・あまり良い印象は残らなかった
美術館の在り様・・は難しい

環境・・建物・・景観・・採光・・設備・・演出
どれも大事だ・・この美術館・・
それぞれにはとても立派ではある

だが・・陶芸の世界で
ある審査委員の言葉を思い出した

「・・これは姿形もいいし・・模様もいい
だが・・合ってない・・!」
これが・・選外の理由だった
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湯河原・・真鶴・・のんびり走った
通りがかりのこの店で・・昼飯にした
「漁師料理」・・この言葉に弱い
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刺身の盛り合わせ・・美味かった
先日・・通夜で訪れた真鶴も
風は冷たいが・・明るい日差しに溢れていた
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海老の塩焼き・・
忘れてたが・・これもついてた
ついつい・・飯をお代わりして
満腹で・・また走りはじめた

今夜は・・クリスマス・イヴ・・かぁ・・


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by touseigama696 | 2010-12-24 21:47 | ○展覧会 | Comments(6)
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土曜日まで・・教室は開講しますが
最後は・・みんなで会食の予定だから
実際は・・今日が今年最後の稽古になりそうです

そのせいか・・朝から賑わいました
MOさんも・・OGさんも
袋物の仕上げに・・余念がありませんでした
隣り合わせで・・手より口のほうが・・笑
それも・・教室らしいといえば・・言えます
楽しいことが・・第一です
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TAさんは・・今日が初めての削り
芯だしで・・目が回ったみたいですが
来年の今ごろは・・スイスイに違いありません
「・・じっと見つめないで・・ボンヤリ見る・・それが秘訣」
とりあえず・・今日はそう指導したのでした
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TUさんも・・袋物
カラス口が好きで・・このところこの手を続けています
定番を意識して・・飽きず繰り返す姿勢は
とても職人っぽい・・稽古の仕方
研究熱心な会員さんです
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予定外の風邪で・・一週間遅れてしまいましたが
今日は・・これも今年最後の酸化窯を焚いています

焚きながら・・この壺の仕上げ削りもしました
年明けに・・なるべく早く納品するつもりの約束の品
年内に・・もうひとつくらいは挽いておきたいものです
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印刷依頼してあった賀状が届きました
今年は・・亡母の喪中でしたから
2年ぶりの・・年賀状です

これから宛名準備・・500枚ほどですが
毎年・・作品をご紹介するのが慣例
今回は・・展覧会出品作ではなく
先日焼いた茶碗にしました

希望に満ちた世の中ではなく
沢山の不安を抱えて
今年も終わろうとしています

質の良い政治を・・手にしない限り
この不安は・・簡単には解決しそうにありません
どうなるんだろう・・?
それも・・大きな不安です


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by touseigama696 | 2010-12-23 22:37 | ○陶芸教室 | Comments(2)
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あっさりとわら灰釉を掛けて
酸化で焼いた・・湯呑み

これ作ったのは・・アマ時代
多分3~4年のころ・・自分の窯で焼いた
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高台は・・こんな雰囲気
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実は・・これ
唐津の名工浜本洋好さんの写し

その頃・・3~4日だったが
浜本さんの窯に滞在して
色々指導していただいたことがある
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左が・・浜本さんの作品である
絵唐津の洒脱な湯呑み・・今も手許にある
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高台も・・写してる
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滞在している間に私が挽いた・・大鉢
ここは教室ではないから・・全て・・
浜本さんが使う土と道具をお借りしての作陶
緊張したのを・・思い出す

後日・・浜本さんの薪窯で焼いてくださった
私にとっては・・忘れ難く
そして・・ある意味では
プロへの道を歩きはじめる・・一歩だったかもしれない
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最初の3年間・・
陶芸教室で挽いた湯呑みがこれ
ややごつい粉引きである

浜本さんの工房で
これと似たような湯呑を挽いたら
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「・・硬いなぁ・・もっと自由に伸び々と挽いてみたら・・!」
浜本さんの写しは・・戻ってからだが
そのときの一言で・・実はガラリと作風が変わった
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右は・・その頃通っていた教室の先生の作品
ここでも・・写しをしている

「写し」は・・真似ること
これも大事な稽古である
だが・・当然のことながら
写しで終れば・・自己表現はない

どこで・・脱皮して
自分の道を探して・・自立するかだ
私の場合・・
浜本さんの言葉で・・目覚めた

この時から・・
稽古の仕方が変わったかもしれない

公募展を視野に入れ始めたのも
自分の作品に・・客観性を求めたからで
苦しさも生まれてきたが・・
自己実現の悦びも芽生えた

今では・・写すことは殆どない
だが・・こうして昔の作品を眺め
初心に帰ることも・・
また新たな出発かもしれない
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今では・・こんな湯呑みも作る
糸抜き技法を使っての・・応用
結構楽しめるのである


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by touseigama696 | 2010-12-22 23:06 | ○陶芸雑感 | Comments(4)