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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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益子の目抜きは・・共販センターが起点
その共販センターの入口にあるのが・・『やまに』です
すぐ裏手には・・陶芸メッセがあって
益子を訪ねたことのある方なら・・おなじみの場所です
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8月1日から3週間・・この「やまに」の二階にある「ギャラリー緑陶里」で
『第2回 千葉県在住 日本工芸会陶芸部会展」が開かれます
去年から私もメンバーになれましたので・・出品することになりました

鉄絵銅彩の名手 神谷紀雄先生が率いる「陶葉会」には
千葉県在住の30数名の日本工芸会会員が参加していますが
その中の有志21名が出品しています
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陶葉会・・というのは
日本工芸会が主催する「日本伝統工芸展」と・・その支部展「東日本伝統工芸展」
どちらかに入選歴があることが入会資格ということになっています
定評のある作家集団ですから・・
新参の末席作家の私には出品自体・・緊張を強いられます
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しかし・・
こうした名手と同席することから学ぶものが沢山あります
独りよがりになりそうな作風への警鐘は・・同じ道を歩く作家の
その厳しい目で見られること・・大きな刺激です

「お山の大将」・・「井の中の蛙」・・
どちらも・・ものづくりには大敵だからです
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明日・・私のアイデンティティーでもあるからという理由で
『糸抜き波状紋大鉢』を・・搬入 展示することにしましたが
主には・・「天目鉄赤」の食器類を展示します
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10月20日から・・
東京青山の「ギャラリー蓮」で開催することが決まった
二回目の個展でも・・主力になるかもしれないシリーズです

でも真夏の真っ最中・・
黒・・ってのは・・ちと不安です・・
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この期間・・
益子を通りかかることがおありの方がいらっしゃったら
お立ち寄りいただければうれしいです

公募展とは違って・・ここでは小品が主力で
お気に召せば・・販売もしております

私の当番は8/16(日)・・お盆の最中ですね・・笑
仏さまにもご来店・・お願いしとかなきゃ・・合掌
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by touseigama696 | 2009-07-30 23:55 | ○展覧会 | Comments(8)
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昨日の日曜日・・笠間に走った・・日本陶芸展 笠間展
今回の第20回展から新たに加わった巡回展である
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4月の東京 5月の大阪 そして・・
7月から9月までの笠間展
作品は結構長い旅を旅している
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陶芸の丘にそびえる「茨城県陶芸美術館」
立派な美術館だから・・まるで本展をしのぐような雰囲気
左の展示台に賞候補14点が集められ
晴れがましく展示されていた
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私の「糸抜き波状紋大鉢」・・大阪以来の再会である
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前作を見る・・
ことに展示会場で見るのはとても勉強になる
今制作中の作品の方が勝るかも・・と思うことも
いや・・前作の方が自戒が効いている・・と感じることもある
いつでも・・自分の前作との比較で
やるべきこと・・してはならないこと・・を覚えるのかもしれない
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あいうえお順だからだが・・
ここのブログでもおなじみの
藤井隆之さんの「吹染蓮図大鉢」と・・隣同士
親しい仲間が傍にいてくれて
旅の孤独も癒されるに違いないのだ
それにしても・・完成度の高い作品である
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こちらは・・笠間の名工山路和夫さんの「剪紙繫型文平皿」
私が・・師として私淑する作家である

昨日出向いたのも・・
山路さんの剪紙技法の講習があるのを聞いていたから
「・・いいとこで会った・・手伝って!」
そんなわけで・・アマチュア愛好家への指導をお手伝いすることになった

その様子は・・more・・で

More
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by touseigama696 | 2009-07-27 11:11 | ○展覧会 | Comments(8)
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糸抜き波状紋・・を手がけて7~8年
その先の展開を考えて・・いろいろ試作し始めた
菱線紋六角鉢・・これもそのひとつ
殆ど規則性を無視したデザインだが
細かく直線貼りしてみることにした
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ロクロで挽いて・・隅を落とした六角鉢は45センチほど
結構深いので・・マスキングがやりにくいが
その深さが・・糸を柔らかく見せてくれるような気がする
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2.5mm 1.0mm 0.5mm
三種類の糸状テープを使い
糸の上に糸をのせて処理するのだが
はみ出ないようにカットすることに集中が必要
医療用ピンセットとネイル用の小さなハサミを使っている
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裏面も加飾するが・・
上下の曲線に絡む▽は細工しないと決めて
後で紙テープでマスクする予定にしている
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僅かにはみ出た糸の断端は・・
最後に薄いカッターでカットすることになる
隅々の始末を注意深く・・丁寧に

作業の一つ一つの仕種のつながりをよくすること
新しい仕事を始めるときに一番気にかけることである
少しづつ慣れて・・リズムができてくるのだ

デザインのモチーフがはっきりして
出品に耐える作品に育つには
多分一年くらいかかるような気がする
でも・・それが楽しみでもある
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by touseigama696 | 2009-07-18 00:44 | ●工房便り | Comments(22)
前回・・大皿を乗せた亀板をひっくり返す方法について触れました
大きな皿になると・・大きいのと重いので返しに苦労するものです
助手さんがいれば手伝ってもらえるでしょうが
独りしかいない工房での作業となると
何でも自分でできなければなりません
そんなわけで・・『私の場合・・』をアップすることにします
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この梱包用のテープ
ホームセンターのレジなどで活躍しているのを知っていました
これが梱包以外の作業でも・・なかなかのすぐれものです
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伸縮性があるので
強く締めれば・・結構密着します
まずは・・皿と亀板をグルリと強く巻きます
そんな高価なものでもないので
強度を確保するために何重にも巻きます
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十文字に巻いて・・より密着を強くします

余談ですが・・茶碗を五個とか・・間にエアパックなどをはさんで
このテープで十字に巻くと・・きっちり梱包できて便利ですよ
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これで・・皿と亀板はかなり強く固定できます
そこで・・手のひらで皿を支えるようにして
亀板ごと掴みます
皿と亀板は密着してて外れることはありませんから
あまり強くつかむ必要はありません
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両腕の脇を締めて・・体を反らせながら持ち上げます
脇を締めれば・・腹部で肘を支えることができるから
かなり重くても・・持ち上げることができます
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皿が肩より上にきたら
手のひらで皿の底を支えるように持ちます
亀板はテープで密着してるから
指の力を抜いてもずり落ちることはありません
手のひらを・・皿の口縁部から更に胴周りのほうへ滑らすことができます
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あとは・・そっと置くだけ

まぁ・・一番厄介なとこは
身体を後ろに反らせて持ち上げるときでしょうが
あのフィギュアスケートの「イナバウアー」を
思いだして・・やってみてください・・笑
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by touseigama696 | 2009-07-05 00:19 | ●工房便り | Comments(6)