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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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昨日から・・轆轤三昧
今週は教室がお休みで
だから・・
一週間目一杯自分の仕事をすることにした
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目下準備中の展覧会向って
久し振りに・・いつもの波状紋ではなく
天目の組み鉢を作りはじめた
一個あたり1.5キロの土を使って
26センチほどのつば付きの鉢
六客で組むつもりなのだ
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45センチの同じ形の大鉢とセット
6キロの半磁土を使った
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8点ほど作るつもり・・この丸壺も入れたい
切りっぱなしで口をすぼめてみた
きちんと作ったら・・面白くないような気がした
これは確か3キロだった・・はず
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この花入れ・・後ろに穴を開けて
壁に掛けられるようにするつもりである
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白化粧も乾いて・・
粉引きの花器に仕上げる予定
刷毛の生掛けである
口縁と高台まわりは・・
黒釉で額縁のように・・がイメージである

10月中に通知のあった展覧会が三つ
そのどれも入選できたので
11月は少しあわただしい
それにまだ出品の予定が重なるので
この一週間は・・しっかり工房にこもろう
怠けると・・あとが怖いのだ

明日は削って・・
そして大皿に糸抜きの作業が待っている
ガンバリマァ~~ス!!
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by touseigama696 | 2008-10-28 22:31 | ●工房便り | Comments(8)
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今年の3月15日に・・
こんな記事をアップした インディオ直伝
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このときのNさんが・・
後に送ってくれたインディオの伝統的な紋様
ZUNIとある・・ズーニー族に伝わるものだ
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そのデザインブックを参考に
こんなもの作ってみた
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実際にインディオが作ったもの・・のコピーではない
色々なデザインを参考にして
私が勝手に組み替えて・・描いた
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いつも使う黒泥に白化粧で掻き落とした
久し振りに・・細かい道具を持ち出して
結構本気で楽しんだ
雑に過ぎてもまずいが・・
だからといって・・あまりに精緻でも似合わない
『頃合いのラフ』・・これが案外難しい
でも・・楽しかった

まだ生のまま・・
これから素焼き・本焼き
素朴に仕上げてみたいのだが・・
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by touseigama696 | 2008-10-22 22:50 | ●工房便り | Comments(10)
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先週の土曜日・・千葉の料理やさんで
千葉陶芸界重鎮 神谷紀雄さんの
県指定重要無形文化財・・を祝う会が開かれた
「鉄絵銅彩」という技法が高い評価を得られたから・・
この大皿が・・その技法で制作されたものだ
今開かれている千葉県展に展示されている

白い大皿に酸化鉄で幹が描かれ
銅を使って・・赤い花が彩られている

翌日の日曜日・・
神谷先生の列品解説が予定されていて
昨晩のお祝いメンバーが・・そのままに
会場に集まっていた

『今朝4時まで・・飲んでたんだよ・・ぉ・・!』
お元気で何よりである
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我が工房から・・
今年は一人しか応募しなかった・・
まぁ・・早い話・・期限切れで間に合わなかった・・ってとこだ
Kさんだけが出品して・・見事入選した
「鉄釉魚紋大皿」・・Kさんの得意技
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50センチ程の大皿に
成分の違う二種類の鉄釉を使って
魚紋を抜いて焼いたものである

「今じゃさ・・娘も見に来てくれもしないよ・・
最初の時は・・祝ってくれたのにね・・」だとか
そのくせして・・自分だって最終日に
搬出を兼ねて見にゆくのだそうだ
通算で・・四度目くらいの入選のはず・・
まずは「おめでとう!!」である
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by touseigama696 | 2008-10-13 23:22 | ○展覧会 | Comments(8)
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昨日(10/5)で第55回日本伝統工芸展 東京展は終わった
だから・・今日からまた心機一転で轆轤に向かった
年内に幾つかの出品を予定しているから
新しい緊張が必要なのだ
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『彼を知り 己を知らば 百戦して危うからず』
有名な孫子の兵法の一節である
敵の実力を知り 同時に自分の力も熟知していれば
百回戦っても・・危うい戦にはなるまい

そういうことなのだが・・
柔道やテニスのような
具体的な相手あっての戦いなら
この意味はよく理解できるが・・
展覧会の場合・・実際に誰かと戦うことはない
それぞれ自分の工房で制作し
決められた日に持ち込むだけだ
それでいて・・一応勝ち負けはある
入選が勝ちで・・選外が負けとでも・・言おうか

だから・・相手のことは言うまでもなく
実は・・自分の力だって・・正確にはわかっていないかもしれない
その上で・・少しでも自分の挑戦に根拠を作りたいと願うなら
大勢いる競争相手のことと・・自分の力もさることながら
更に加えるべきは・・『・・戦場を知らば・・』なのだ
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前回・・小山耕一さんのブログを紹介しながら
小山さんの記事に触れてみたいと書いたのは・・
実は・・この戦場のことである

第55回日本伝統工芸展の監審査の講評は
会期二日目の研究会で公開されたが
それを小山さんが書きとめて
数字入りでアップされている
まさにそれがこの展覧会の戦場なのだ
要約して書けば・・こうなる
ただしこれは7部門中・・陶芸部会だけの数字である

1230点の応募があって・・結果的に入選は251点
入選率20%・・これは大体毎年の相場である
7人の監査員が全応募作品に○×で入落を記入する

まず1230点中・・400点がゼロ票だった
つまり7人の監査員の全員が選外評価というわけだ
逆に・・7人全員が○をつけた満票は12点
6票が39点・・5票は48点・・4票が107点
7人の過半数が○した作品は全部で206点
ここまでは・・一応入選候補

ゼロ票の400点と足した606点を
1230点から引くと624点
これが3票と2票と1票の評価点ということになる
ここまででわかることは・・
1230点のうち・・1000点は
監査員の過半数の○を得られなかったということだ

この624点から451点を抽出して再評価し
4人以上の鑑査員が○にした47点を復活させて
先の206点に加えて253点の候補から
251点が最終入選作品に決定したのだそうだ

この中のどの位置で自分が通ったのかも・・
逆に何票で落ちたのか・・正式な発表はない

そうしてみると・・
『彼を知り・・己を知らば・・』
どちらもわからない・・が正確だ
わかっているのは・・
どういう戦場で競い合ったのか・・だけである

更につけ加えれば・・
去年の図録にあって・・今年には掲載されていない・・は44%
つまり半分近くは入れ替わったのだ

厳しい戦場・・実感としてそれがわかる
今日からのロクロに新しい緊張を強いるのは
それがわかるから・・でもある
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by touseigama696 | 2008-10-07 00:21 | ○陶芸雑感 | Comments(6)
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今年の第55回日本伝統工芸展の図録にある小山さんの作品
酸化金属を駆使して・・独自の世界を
それをまた・・
毎年の如くに新しい工夫を加えて入選される
まさに・・いぶし銀・・
私のように馬鹿の一つ覚えとは様相が違って
毎年・・これはどうやって制作するのだろう・・と
それが楽しみの名手なのです
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工房での取材の様子・・これは去年の今頃の写真
許可なくここにアップしていいのか・・ちと迷いますが
「・・なんでもやってみる あとから反省する・・」
それが小山さんの座右の銘とご本人が書いていますから
それにならって・・ちと失礼しちゃおう・・です
勿論・・あとで反省することにしますから・・苦笑

この小山さん・・
日本工芸会の正会員なのはいうまでもなく
東日本支部の幹事さん
だから・・支部展も本選も含めて
展覧会の折りなどは・・
お世話になることしばしばです

とりわけ小山さん抜きの懇親会は考えられず
酒あらば・・小山あり・・
江戸っ子なら知らぬ者なしの・・
粋が売りの竜泉育ちのご様子
その洒脱も一流なのです

その証拠に・・
小山さんのブログをご紹介しちゃいましょう
これも・・あとで反省かもですけど・・
というのもご本人・・「目だ立ちたくない・・」
と書いておられるのです

しかし・・所詮それも無理な話で
読み始めたら・・引きこまれること受け合い
是非一度・・お訪ねください

小山耕一の壺の中

実は・・この小山さんのブログで読んだ記事を引用して
書いてみたいことがあるのですが・・
話が長くなるし・・次回にということで
今日は・・ご紹介までに・・

ってことで・・
この記事を小山さんのブログにTBしておかねば・・と
思うのだけど・・どうやるんだっけ・・?
・・今だに・・電脳音痴の私なのです

どなたか・・分かりやすく教えてくださいませ
以前に教えていただいた記憶はあるのですが
あまりしたことがなくて・・忘れました・・トホホ

ついでに・・久しぶりに
少しほんものの風邪をひいたようです

明日の土曜日は・・朝10時から夜7時まで
三越の会場当番で詰めることになっています
なんとか・・今日中に治さねば・・で
昼飯には・・大盛り海鮮丼ぶり・・でも食うしかないかと
密かに思案中・・の朝なのです

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by touseigama696 | 2008-10-03 10:25 | ○陶芸雑感 | Comments(6)