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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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料理の品書きを・・持ち帰ったつもりなのに
・・見当たらない・・
この前菜から始まったコースは・・
実に美味だった

カニをあしらった前菜
ソースで書いた『SENSE』が・・店の名前
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少し人の流れが静かになった夕方
会場に現れた三組の夫妻は・・地元の仲間
30代のころからの長いおつきあい・・
ひとしきり作品を見たあと・・夕食に招待された
気のおけない仲間の祝福・・うれしいものである
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広東料理フレンチ風・・とでも
純白の器で統一した料理の色合いも
実におしゃれ・・
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造形といい・・色彩といい・・
それぞれに華やかな展示作品を鑑賞したあとに
白磁器・・での盛りつけは
ことさらに目にしみる
料理を生かす・・大事な命題である
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この魚料理の後くらいに・・お肉があったはずだが
お喋りも弾んで・・撮り忘れた
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日本橋三越のすぐとなり
「マンダリン・オリエンタル・東京」の37階
奥まった個室からは・・夜景が素晴らしい
東京湾の向こうには・・房総の灯も見える
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炒飯・・がサーブされて
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やがて西瓜のデザート・・菓子もついて
・・コースは終わった
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ディズニーの花火は見えなかったが
旧交に・・改めて火がついた

この三夫妻・・時折りこうして一緒に会食するのだそうだ
次回は・・私にセットさせていただくことにした
『あそこにしよう・・・っと!』・・腹案はある
まだ・・内緒!!
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by touseigama696 | 2008-09-27 07:50 | ○展覧会 | Comments(6)
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今日は・・第55回日本伝統工芸展の二日目・・
午後から陶芸部会の研究会と・・続いて
全体の入選者親睦懇親会が開かれる予定である
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いくつかの約束があったから・・
三越の開店と同時に会場に入った
あっという間に鑑賞者で溢れた
集まってきた作家も大勢いて
なおのこと賑やかである
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「あなたの波状紋大皿がほしいから・・作ってくださる・・?」
懇意にしているK氏夫人からメールが入ったのは
開催初日の数日前のことだった
「会場でご覧いただけますか・・?」
・・で始まったやりとりがあって
昨日の初日にご夫妻でおいでになった

結局・・「折角だから・・記念にこの入選作を・・
購入することにするわね・・」ということになった
三越の担当者を呼んで・・
あっという間に手続きが済んだ

そういうわけで・・
この大鉢・・初日に赤ポチがついた
「売約」・・のサインである

気に入って買っていただける・・
陶芸家としては言うまでもなく
ものづくりとして・・
最高の名誉だと思っている

ありがたくも・・うれしい初日であった
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by touseigama696 | 2008-09-24 22:36 | ○展覧会 | Comments(13)
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鶏もも肉とキャベツ しめじを炒めて・・
朝から・・久しぶりにかまだ食堂の開店である
ちょうど一年前・・妻と娘が萩 津和野へ出かけた折り以来・・
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今回も・・同じように妻と娘は連れ立って旅に出た・・
この雑誌を・・残して・・
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従って・・一人前のご注文である・・採算度外視・・笑
先日・・個展で買い求めた鍛金の箸置きを添えて
これだけでも・・だいぶおしゃれな朝飯になる
器は・・どれも自作である
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残りご飯を使って・・のり茶漬けにした
一応出汁を使って・・それに既成のふりかけ
ミツバではないが・・水菜を乗せてみた

茶碗は・・刷毛目の粉引き
少し大ぶりな抹茶碗は・・こういうときに便利だ
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食後に・・少し甘いものがほしくなる・・歳のせい・・?
近所の乾物屋さんが手作りで売ってる煮豆
・・これが大好物である
甘み控え目で・・あとに残らないのがいい

器は・・掛け分けわら灰釉小鉢
ロクロで挽くが・・名づけて崩し挽き・・笑
菊練りもせずに土団子をロクロに乗せ
へら二、三手で形にし・・くちには触れない
多少・・偶然に支配される面白さを楽しめるようだ
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箸置きで使った・・笠間の鍛金作家 山口みちよさんの作品
終わりに・・ピル・トレイに・・
このまま口に放り込める大きさが便利だ

そそ・・忘れてた
粉引き豆小鉢に盛ったのは
葉唐辛子の佃煮・・これも大好き
茶漬けの塩味調整に並べてみた

白い熱〃のご飯にまぶす・・
今夜は・・それにするかぁ・・
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by touseigama696 | 2008-09-23 09:23 | ●かまだ食堂 | Comments(10)
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この大皿一枚・・昨日全ての作業を終えて
今朝の窯に入っている
夜中の1時・・もうすぐ火を止める

昨日の撮影だけど・・
養生した上で白泥釉を掛けたところ
このあと・・糸を剥がすことになる
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見込面の糸を剥がしている最中
一本一本はずしてゆく
バリを防ぐために・・根気よく・・
貼るよりも神経使うかもしれない
波が見えてる下方が剥がし終えた部分である
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白泥釉を掛ける前・・
裏をお見せすることは少ないが・・こんな感じ
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似たような波を作ってゆくが
下絵なしでもあるから・・
全く同じ波になることは・・ない

今年中に・・あと4~5枚
細かい作業ではあるから・・
さぁ・・やるぞぉ~~!までに時間がかかる
次の一枚・・既に素焼きは済んでいる・・が
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by touseigama696 | 2008-09-19 01:16 | ●工房便り | Comments(8)
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S君は・・中学以来の同級生である
そして・・↓のT君とも同級生
中学に入学したその年・・三人は同じクラスだった

この織部の花器・・S君の作品である
ロクロ挽きだが・・結構大きい
屹立ちの筒に櫛目を入れ
柄杓掛けしたらしい織部釉が
ほどよく流れて・・それらしき風情だ
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趣味で始めた陶芸
決して長いキャリアではないが
しばらくご無沙汰をしている間に
すっかり腕をあげた

半年ほど前に・・
久しぶりに再会したのは・・彼の工房でのこと
ロクロの基本の幾つかを尋ねられて・・
そんなことから時折り出張レッスンすることになった
幼な馴染みの気安さ・・お互いに初老ではあっても
気分は・・少年の日のままである
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長いこと携わってきた企業経営からの引退を潮に
本気でやると決めたのだそうだ
本気の証しに・・自宅の庭に工房を建てた
三昧の日々を望んでのことである

これがその工房・・趣味の域を超えているが
その熱心さを思えば・・こうでもなければおさまるまい
もともと・・大秀才だった彼のことだから
会得すれば・・必ず深く追求するに違いない
きっとそのための工房なのだと・・思う
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真新しい土練機やミルが・・やがて汚れて傷つくころ
更に本気の証明に・・
彼らしい作品が生まれるだろう

More・・おまけ
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by touseigama696 | 2008-09-18 00:03 | ●窯だ行進曲 | Comments(2)
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この社長の椅子の主が・・T君
正面の大皿二枚が・・私である

半世紀もの昔・・ふたりは
紅顔だったかどうかはともかく
同じ中学高校で学ぶ少年だった

言えば誰にでもわかりそうな・・
日本橋の目抜きに本社が移転して
その新しい社長室に・・私の皿を呼んでくれた
箱書きした桐箱を・・今朝届けた

半世紀を経て・・
こういうかたちで・・一緒に過ごせるとは・・
嬉しい友情だと・・しみじみと思う
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同じ部屋に置いてくれた天目の花入れ
これは・・ささやかだが
友情に応えて・・私のプレゼントである
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by touseigama696 | 2008-09-13 00:30 | ●工房便り | Comments(2)
先月の半ばころ・・腰を痛めた
去年の手術が頭を過ぎり
嫌な予感がしたが・・
大したことなくてすんだ
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痛みが引くのを待って
久しぶりに大鉢を挽いた
60センチぴったり・・腰は大丈夫だった
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5キロの土塊・・3個
菊練りもゆっくりと・・力まずに
3個重ねて・・15キロの大鉢が狙い
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ロクロは力仕事ではあるが・・
結構全身を動かすから
じっと姿勢が固まってしまう削りや加飾よりも
腰には負担が少ないような気がする
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土をしっかり殺しておかないと
仕上げの造形で暴れられても困る
だから・・
このあたりでは・・結構土に言い分を聞いてもらう
弱気や妥協は禁物だ
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鉢らしくなってくると・・土もおとなしい
ただし・・だからといって土をなめると
いきなりへたってクラゲ・・
あっという間の返り討ちに会うことになる
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久しぶりの大鉢も・・・どうやら無事に形になった
乾いたら削って・・高台が小さくなる
スキッとした姿にしたいのだが
その分・・焼成でのリスクがかかる
さて・・どうなるか・・スリルが待っている
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昨日・・箱屋さんから届いた大皿用の桐箱に
思い切って箱書きをした
これが一番緊張する
粘土と違って・・失敗したら再生できないからだ

さる大手の製鋼会社の社長T君は
中学高校時代のクラスメイト
「新社屋に移ったら・・お前の大皿
社長室に置くつもりだよ・・・」
すでに皿は飾られている
遅れて注文の箱が届いたわけである

この会社の役員応接室には
板谷波山の壺があって・・
渋沢栄一の書もあった・・

気おくれしなくもないのだが・・まぁいいかぁ・・
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by touseigama696 | 2008-09-09 21:21 | ●工房便り | Comments(8)
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水戸の老舗料亭でとてもおしゃれな二人展があった
作品の展示を見てから・・会席料理を食べ
作家のギャラリー・トークを聴く・・という趣旨
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染織の小林法子さんは・・
わが笠間の師匠・・陶芸家の小林政美さんの奥様である
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鍛金の山口みちよさんは・・小林さんのご友人
ご主人の山口堅造さんは・・やはり鍛金家である
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料亭の和室を使っての展示は・・
染織と鍛金の質感にはぴったり
とてもおしゃれな展覧会だった
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会席膳の上にあった小袱紗と箸置きは
実はお二人から全員へのプレゼント
これまたおしゃれ・・
6~70人ほどいただろうか
きっと準備が大変だったにちがいない
とても豊かな気分になれた午後だった・・
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by touseigama696 | 2008-09-07 21:06 | ○展覧会 | Comments(2)
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自分の窯を築いて・・
最初に取り組んだ伝統釉は・・天目だった
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日本陶芸展で・・初めて認めてもらえた
六客の組み鉢・・25センチほどの大きさだった
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伝統釉だけに・・
天目を標榜するには勇気がいった
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およそ10年・・この釉薬のレシピは
結構いろいろ試して今になった
だから・・今でも愛着のある釉である
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by touseigama696 | 2008-09-02 20:46 | ○ギャラリー | Comments(8)