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瀬戸 常滑 信楽 備前 越前・・・それに丹波
これで日本六古窯・・である
現代陶芸の多彩な展開も
こうした古い窯場の伝統の上にある

窯元の集落を包む・・豊かな緑
立杭を訪ねる初めての旅だった
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結局・・作りたいものを・・作りたいように作る
工房も窯場も・・そのための仕掛けでしかないが
その作りたいものが・・作るに値するのか・・
その答えもまた・・工房や窯場に漂う空気が教えてくれる
私は・・それを「気」と考えてきた
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名手名工の工房を訪ねる・・・
それは「気」に触れる旅である
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日本陶芸展大阪展を見た翌朝
大阪からレンタカーで丹波に走り
過去四回の日本陶芸展でご一緒したりした
市野信水 市野雅彦 西端大備さんの窯を訪ねた
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幸運なことにお三方とも在宅で
お目にかかることができた
それぞれに広々とした敷地の中に
点在する工房 窯場を案内くださって
まさに「気」を思い切り吸い込んだ
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穴窯や登り窯を 赤松で焚けば・・
灰釉の自然な肌合いが生まれてくる
しかし・・だからと言って
自然な・・とは・・無作為の作為
偶然ではないのだ
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自作の窯を制御して
作りたいものを・・作りたいように
長い経験と・・
微変を見逃さない集中力のしからしむるもの
それが・・窯場に漂う「気」だと思うのだ

「よし!・・やるぞぉ~~」
名手の窯場を訪ねると・・
いつもそう感じる
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陶芸愛好家への応援歌のつもりの「窯だ行進曲」・・
久しぶりのアップである

私が管理するもうひとつのブログ『photo-columnこの一枚』
この記事の末尾moreに・・てつ56・・を書いているが
その75話にこう書いた ここをクリック


『上手くいかないからといって
他の方法でやってはならないことがある
上手くなるまで繰り返しやるしかない・・
これを・・基本っていうんだよ・・・』 てつ56

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自己流ってのは・・大抵の場合
この基本を・・
繰り返す面倒を嫌って
上手くできるようになるのを待てず
楽な方法で潜り抜けようとする流儀のことだ
基本と違って・・殆ど応用が利かない
だから・・必ず行き詰まるんだな・・

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「いつになったら・・急須って作れるんだろ・・?」
大抵みんな・・そうつぶやく

身があって・・蓋があり
注ぎ口に取っ手
茶漉しの穴開けもある
寸法あわせも厄介そうだ
確かに難しそうに見える
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でも・・それは思い過ごしである
もしちゃんと基本を身につけてれば
急須は難しくない
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つまり・・・
まん丸に挽ける
薄く挽ける
細く挽ける
小さく挽ける
平らに挽ける
そして・・壊さずに削れる
ここまでは・・
我慢して繰り返し
手で覚えるしかない・・
これさえできれば・・急須は挽ける
それが基本なのだ

もしも徹底的に湯のみを挽いて
丸く・・薄く・・細く・・小さく・・平らに
これが自在になれば・・
もう恐れることはない

但し・・
急須の難しさは・・姿ではない
手取りが軽ろやかで
茶の流れがよく
水切れもいい

この辺りになると
基本ができてるだけじゃ間に合わない
やはり数を挽いて
研究を重ねるべき課題なのだ

しかし・・
挑戦して・・まがりなりにも急須ができたら
結構基本ができててる・・と
自負してもいいと思うよ
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これは何でしょう・・?
数珠球花入れ・・?
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正解は・・これ
八個の小鉢を合わせて積み重ねたもの

組み物の出来を調べるときに
こうしてみると・・揃い 不揃いが判るってこと
そう教えられた

ひとつひとつの球形が・・相似で同じ大きさ
その丸みが同じなら・・案外きれいなシルエットになる
ってわけです

高台の大きさも・・バランスもついでに判る・・
高く積めれば・・口縁の水平も試せるってわけだ
こうして見ると・・平台に並べるよりも
はるかにごまかしがきかない・・もんです・・苦笑


おまけは・・more

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