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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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石膏や粘土を使って・・型を起こし
その型に併せて麻布で造形し・・
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何層にも漆を塗り染ませ・・
次第に厚みを作る
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金箔の上に更に漆を重ねる
漆を透過して・・金は紅味を帯びる
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乾漆技法の・・「杯」・・をひとつ記念にいただいた
表参道の桃林堂での「漆三人展」で・・
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作者の井ノ口貴子さんは・・
このブログでもお馴染みのikkanさんの夫人である
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幸いお目にかかれたりして・・
かつて上野で学んだ三人の見目麗しい漆芸家と
おしゃべりさえ楽しむことができた
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道は違っても・・
もの作りについてまわる苦労は似たようなものだろうか
「かぶれることにさえ・・慣れてしまうんですよ」
アカギレで痛む手をお見せしながら・・
ワカル・・ワカル・・なのだった

「私の手・・かぶれるより・・アカギレのほうが多いかも・・?」
そうおっしゃる夫人の言い分は
ikkanさんを手伝う時間の長さ・・らしい・・笑
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by touseigama696 | 2007-02-27 22:39 | ○展覧会 | Comments(6)
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諸悪は・・ここから始まった
先月末 日本陶芸展の出品を済ませて
次の準備にかかりはじめた

大分乾いたかな・・って頃
これが起きた・・泣けてくる
ロクロが下手・・ってばそれまでだが
今の季節・・温度の管理が難しい

昼と夜の温度差・・?
暖冬をいいことに・・油断したかもしれない
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頃合の皿・・三枚が藻屑と消えた
慌てて挽きなおしたこの皿
エアコンを入れっぱなし・・加湿器も入れて
工房を室(むろ)に変えた
焦る気持ちを抑えて・・我慢の十日
どうやら・・無事に乾いてきた
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先行して素焼きした二枚に・・波状紋を打ちながら
後続の三枚を・・今日・・ガス窯で少しあぶった
140度辺りで火をとめ・・明日の素焼きを待つことにした
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この週末は・・加飾の波状紋で明け暮れた
顔料を吹きつけた二枚は・・・
明日 別の電気窯で本焼きする
もしこの二枚に不都合があれば
別働の素焼きから選んで・・波状紋を打つことになる
来週の火曜日あたりが最後の窯
できれば・・明日の窯で・・とれてほしいのだが・・

もっと余裕をもって・・
いつもそう思うが・・できたことはない
ギリギリまで・・ねばりと言えば聞こえがいいが

季節のいいときに
素焼き済みの大皿・・をストックしよう
本気でそう思っている
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by touseigama696 | 2007-02-20 21:02 | ●工房便り | Comments(10)
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先日 工房便り(6)で大皿のロクロ挽きをアップした
その続きで・・削りも記録してみた
これまた・・作家によって色々な工夫があることだろう
ご助言があったら・・是非!・・である
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ロクロ挽きしてから三日目の大皿
直径はおよそ58センチ 2センチほど収縮したようだ
しっぴき(切り糸)で切ってない
だから亀板ごと回転させて裏返す
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慣れないと・・ちょっと怖い
剥がれて落下することもあるからだ
もし落下したら・・
ロクロ挽きの際に
底土がしっかりと亀板に接着してなかったことになる
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削り用の亀板に乗せてロクロに据える
こうしておいてから底を切り離すことになる
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挽いて三日ともなると・・底土は結構固い
水糸や細い針金程度では歯が立たないこともある
そこでピアノ線を使っている
知人の調律師さんに分けてもらった
高音の一番細い絃で十分
これなら土に負けることはない
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普通と逆に亀板が天井になるから
切り糸は上で使わねばならない
なるべく亀板に密着させて
底土を無駄に捨てることがないように気をつける
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切り離したところが・・これである
亀板の粘土が薄く切れるように・・がコツである

既に高台らしきものが見えてるが
このままでは高台が大きすぎて野暮になりかねない
高台の大きさをどう決めるか・・それも大事である
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先ずは削り亀板ごとロクロに乗せて芯だしをする
亀板を叩いて芯をだすが
微調整は皿そのものを叩くこともある
うっかりすると壊してしまうから・・慎重に
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高台の大きさを決める目安は・・私の場合はこうだ
口縁部から・・高台脇にかけてのラインを生かして
そのまま延長するつもりで底土を落とす
さっきよりは小さくなりそうな高台の径が見えてくる
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小さくなった天辺のすぐ脇に高台を切る
高台の高さを作って・・
口縁までの丸い曲線の厚みを減らしてゆく
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自作の鉄カンナを使って
曲面を傷つけないように削り
きれいなラインを作ってゆく
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続いて高台内を削る
中心のヘソみたいな削り残しは
どれくらい削ったかの目安
これがあると安心して削れる
あとでこのへそも・・落とすのは言うまでもない
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最後に鉄カンナで仕上げる
高台内を杜撰に削ってる器を見かけることがあるが
ここの削りで・・作者の丁寧さが見られてしまう
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不用意な傷を残さないように
高台にも注意深くカンナを入れる
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高台糸底の幅も・・無神経にはしたくない
口縁の作りと合わせて・・バランスが大事だと思う
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ゴムべらを使って仕上げ・・
土をしっかりと締め滑らかにする
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最後にかたく絞ったスポンジで磨いて終る
後は丁寧に乾燥させること・・である

殆ど乾燥した頃を見計らって
サンドペーパ^で磨いて更に滑らかにして終わり
素焼きにまわすことになる
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by touseigama696 | 2007-02-13 01:48 | ●工房便り | Comments(16)