「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:●愛しきものよ・・( 45 )

d0085887_22503031.jpg


老中というと・・幕閣で大老に次ぐ要職
徳川300年で26人しかいないらしい
井上河内守正直は・・幕末期に老中だった

遠江浜松藩最後の城主だが
この城の祖は家康だから・・
幕閣にふさわしい由緒ある藩である

この城で・・井上河内守正直に仕え
年寄りにまで昇りつめた老女が
実は我が家の初代である・・』

この辺りの話は
『老中・井上河内守正直』2011/05/20で書きました
なんとリンクしようとして・・巧くゆきません
お手数ですが・・日付で飛んでいただければです

日がな工房でこんなもの作ってる・・私が
この初代から数えて6代目
昔風なら・・本家の六代目ということになります

私に兄弟がなく
一人だけの叔父に男の子なく
仮に・・私が独身を通したり
結婚しても・・嫡男に恵まれなければ
又々昔流だと・・お家消滅というわけです

お家が問題になるような時代ではありませんから
まるで気にしていませんが
それでも我が家に姉一人の長男が誕生し
7代目は確保されたのでした

不思議なことに
数多いるいとこたちの中で
従兄・従弟に嫡男がおらず
そこでは・・いずれ苗字が消滅するので
我が家の7代目は独っきりの直系
タイトロープな家名だったのでした


d0085887_22501597.jpg

さて・・この二人
我が家の8代目兄弟です
養子にでもいかない限り
二人とも・・同じ苗字を継ぐでしょう
タイトではなくなりましたが
かてて加えて・・この二人のママは
目下三人目をお腹で育てています
それがまた男の子と判っていて・・三兄弟
家名は・・かなりワイドになってきました

昔なら・・それこそお家安泰のメデタシでしょうが
今では・・
「おい大丈夫か?・・三人大学にとでもなりゃ
結構大変かもよ」・・そういう時代です

昨日2人の孫と1,5人の母が・・空路飛来して
隠居所は急に賑やかかになりました
5歳の兄と2歳の弟です

この二人の・・父と姉の叔母も3歳違い
弟の面倒を見ながら遊んでいたのが
ついこの間のようにしか思えないのですが・・
40年はうたた夢・・幻の如くなりです

大晦日までには
その父と叔母も帰省して新年を迎えます


d0085887_22504134.jpg


合間をみては・・工房に戻り
気ぜわしく・・仕掛りの仕事を続けています

「ジイジィ!・・サンポイコォ!」
勝てませんねぇ~



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ! 

[PR]
d0085887_00541623.jpg

「結構頑張って長生きの桃次郎だから
これからは・・何でも好きなものを食べて
美味しいなっ!・・って暮らせばいいよ」

彼にとってはパトロンであり主治医でもある娘の意向で
それまでのドッグフードにこだわらず
家族の食事の分け前をもらって
嬉しそうに食べるようになった

やがて・・ダイニングのこの部屋が
彼のお気に入りの場所になった
自分専用の食事を後回しにして
家族の足元をウロウロしながら
おこぼれを催促するのだった

ヨーグルトや珈琲ミルクを舐めるのが大好き
フルーツも好きだった
嬉々としてパクつく姿が目に浮かぶ


d0085887_00542649.jpg

昨日・・荼毘にふして
お骨になった彼の居場所を・・ここにした
私が作った骨壺が・・終の棲家である
互いに・・少し慣れるまで
しばらくは・・みんな一緒がいい
地に戻るなら・・それからにしよう


d0085887_00543968.jpg

夕方からの外出までの間
昨日挽いた筒茶碗を・・粗削りした

誰にも・・「生きていてこそ」はある
桃次郎にだってあって
溢れるほどに癒してくれた

ものづくりが・・物を作る
それも・・生きていてこそである




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!


[PR]
d0085887_00171858.jpg


さすがに・・寂しさのつのる一日
時々・・身じろぎもしない桃次郎の
冷たい頬を撫でてみたり
名残りを惜しみながら
明日・・荼毘にふすことに決め
いつものように工房で過ごした


d0085887_00170732.jpg

考えてみれば
16年つきあってきたが
人間と犬の間に・・言葉の会話は一度もない
「ワン!」と「キャン!」と「ウゥ~!」だけで
それでも・・間違いなく家族同様の
強い絆は生まれていた

できるだけ・・犬らしく暮らせるよう
行き過ぎた擬人化のライフスタイルは避けたが
そうした全てを受け入れて
家族の手の中で過ごした一生だった

旧居時代・・ベランダに扉はなく
若いころの元気なら・・脱走だってできたのに
まるでエアードアがあるかのように
決してそこから一歩もでなかった

それだけの知能と言ってしまえばそれまでだが
しかし・・誠実とか忠実とかなら
どんな言葉より説得力があった


d0085887_00175698.jpg

一度だけ
散歩の途中でリードを手放してしまい
勢いよく走り去ったことがあって
慌てて自転車に乗り換えて・・探したが
自由奔放な走りにはついてゆけず
もしかしたら・・そのまま
県道の車にはねられたかもと
不安に駆られたころ・・
後ろから私を追い越して走り去る桃次郎が
まるで・・からかうように
我が家の玄関に飛び込むのを見て
笑ったことを思い出す

散歩の都度・・おしっこをかけて
マーキングしてたのは・・この日のためだよ
言葉にすれば・・そんなこと
決して裏切ったりはしなかった


d0085887_00180659.jpg

言葉はひとつもなかったのに
エピソードは沢山ある・・だから
思い出も沢山ある

桃次郎の骨は
私が作った骨壺に入れよう
そして・・桃次郎の思い出は
我々家族の胸に
深くしまっておこうと思う

夕方まで仕事を続けた・・そして片づけて
妻の部屋の桃次郎を覗いたら
朝のまま・・眠るがごとくだった




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_03435089.jpg



元気なころは・・
こうしてじっと抱かれてるような
おとなしい桃次郎ではなかったが
昨日の朝食後・・膝の上に抱いたら
こんな具合に・・体を預けてきた

身じろぎもせず
力の抜けた体は・・温かいが
力なく・・弱々しかった

そして・・いつものように
妻と交代しながら・・様子を見ていたが
午前1時半ころ・・「ちょっと来て!」
妻の部屋からコールがきた

「ついさっきまで・・呼吸音がしてたのに
おしっこの始末してる間かもしれない・・」

まだ温かいが・・鼓動は止まっていた
ずっと目を離さずにきたつもりでも
桃次郎には桃次郎の矜持がある
僅かな時を選んで・・独りで逝った

16歳半の・・生涯は終わった
無駄吠えもせず・・朝晩の散歩道で
近所の子どもたちが撫でてくれば
嫌がりもせずされるがままだったし
野良の猫だったミーに
自分の小屋を取られても・・そっと
遠くから見てるだけの優しい桃だった

我が家の愛猫・愛犬の歴史は
桃次郎で終わりだ
この写真が・・最後の思い出
「いろいろ・・ありがとね!」


d0085887_03300190.jpg


我が家に来た日の・・桃次郎
まるで・・豆たぬきみたいだった

乗せた膝から降りられなくて
おずおずと後ずさりしてたのに・・
膝の上で始まり・・膝の上で終わった




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_20491128.jpg


孫がいれば・・どこの爺も同じでしょうが
久しぶりの再会は・・オモチャの約束です
朝食後ふたりを伴って・・トイザラスに出かけました

「好きなもの選んでいいよ!」
幼心に遠慮めいたものを感じて
そう言ったら・・こうなりました


d0085887_20532765.jpg


このプールは・・オモチャとは別に
爺からの別口プレゼントです
婆とふたりで決めていたことでした
夏のこどもは・・水の子
裸で水と戯れるのが好きです


d0085887_20533854.jpg


午後のひととき・・早速
バルコニーで膨らませ
ふたりはスッポンポンで遊びました

d0085887_20535581.jpg


その間・・私は工房で加飾の続きです
少しでも前に進めていないと
時間はひとを押し流します


d0085887_20541296.jpg


こちらは・・タッピング
加減は数次第ですから
同じことを何度でも・・それしかありません




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_01482488.jpg

思いっきり暑くて眩しい
抜けるような青い夏空の下
今年も我が家の天使たちが
飛び跳ねるようにして
待ち構えた私の腕の中に
飛来してきた

5歳の兄と2歳の弟
目の中に入れたら
きっと痛いほどに育った
そして
自分の足で・・しっかりと歩いてきた

ひと夏ごとに幼な児は・・逞しい少年になるのだ
お前たちの父にもあった・・あの懐かしい日々

離れていた半年の間に
私が失うものの殆どを
ふたりは・・倍して成長してゆく

惜しみなく大きくなれ
明日にはきっと・・この靴は小さい




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

[PR]
d0085887_03025692.jpg

一昨日いただいた新じゃがと手前味噌の味噌汁
それに皿一杯のサラダ
いつものように6時半ころ・・いつもの朝食でしたが
そこからは
いつもとは違う時間が流れてゆきました


d0085887_03040925.jpg


いつもより・・気分と気合を大事に
エイやっ!・・で挽いた茶碗

d0085887_03043077.jpg

それを・・また気分で
こだわりにこだわらぬように・・削りました
糸を貼ることを無視して
なるべく手数を少なく・・削ってゆきましたが
5個挽いた茶碗も・・残したのは3個
エイやっ!・・は簡単じゃないようです



d0085887_03023621.jpg

ブログを更新しようとしたら・・エラーメッセージで
インターネットに接続できません・・と

朝から調子の悪かったパソコンは
日中何度も・・ネットワークにアクセスできず
モデムやルーターをリセットしてみたりして
なだめつすかしつ・・の一日
でも・・これって
サーバーの問題じゃなかろうか?・・って
思えぬでもなし
今は・・こうして動いているのですから


それよりも・・一番深刻なのは桃次郎
足腰・・目鼻・・どれも弱っているのですが
それでも・・食欲だけはあったのに
とうとう・・それも弱くなって
殆ど口にしません
今までになく夜泣きしたりして
痴呆も進んでいるのかもしれません

激変する様子から
別れの日の近いことを・・いやでも感じますが
どんなに大勢の子供たちがとり囲んで
頭や体を撫でてくれてる時も
じっとされるがままにしていた優しい桃次郎
桃次郎らしく・・穏やかな最後であってほしい
そう願うばかりです

耳元で・・いろいろささやいてるのですが
「大好きだよ!」とか「ガンバレよ!」とか
聞こえているんでしょうかね




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!


[PR]
d0085887_02293601.jpg
毎朝・・夜が明けると
桃次郎と連れ立って・・散歩にでます
歩ける距離はどんどん短くなって
我が家の周囲200メートルほどを2周するだけ
最初のうちは少し勢いもあるけど
次第に足もとが覚束なくなり
立ち止まって・・身動きしない数分
まるで銅像にでもなってしまったかのよう
一緒に銅像になる私とふたり
すれ違う人には・・どしたの?かもしれません

でも
どんなに歩けなくなっても
桃次郎が・・表に出たいと願うかぎり
考え過ぎの過保護にせず
連れ出して・・自分の足で歩き
用意した袋の中に排便させてやることにしてます

昨日も
排便の姿勢が維持できず
途中でその上に腰を抜かしてしまいましたが
それでも・・彼は外で済ませたいのです
情けない表情に見えなくもないのですが
どんなにボロボロになっても
桃次郎には桃次郎の矜持があって
短い距離でも一所懸命歩いています
その健気さ・・ずんと胸に響くのです

帰宅して・・きれいに清拭してもらうと
あとは・・ひがな寝て暮らします
起き上がるのは・・食事と水のとき
旺盛な食欲は・・まだ頑張るぞと言ってます

妻の居室が・・部屋中滑り止めのベッドで
あっちへソロリ・・こっちへソロリ
挙句に枕を抱えて・・ドッテン・グウ~!なのです
d0085887_02160767.jpg
様子を見てると
殆ど目が見えてないようだし・・嗅覚もなくしています
それでも文句ひとつ言わず・・あるがままに生きる
知恵がないとも言えるかもしれないけど
黙って全てを受け入れてる姿は
頭脳とは何か?・・を問うているようでさえあります
d0085887_02193848.jpg
16年前
我が家にやってきたころの桃次郎
柴犬というより豆タヌキでした
d0085887_02281765.jpg
5歳のころ
ブログ仲間であり・・私のPC家庭教師でもある
Shuさんちのマロンちゃんと短い結婚もあり
(手前がマロンちゃんで・・向こうが桃次郎)
四匹の子犬にも恵まれました
d0085887_02273008.jpg
この子たちも・・今では立派な成犬
あちこちで元気にしているようです

桃次郎にあとどれくらいの時間が残されてるのか
知る由もありませんが
毎日・・耳元で
大好きだよ!・・と・・がんばれ!
そうささやき続けています

「芝桜号」という血統書つきの柴犬
芝桜桃次郎・・として
誇り高く生きてほしいと願っています



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!


[PR]
d0085887_07574143.jpg
夜明けの早くなった春
今朝も
桃次郎を連れて散歩にでた

連れてというより・・連れられてかもしれない
覚束ない足取りの・・そのギリギリが限度
ダメだと思うのか
しばらく立ち止まると・・自分で踝を返す

この3月で・・満16歳
生後間もなく・・我が家に来て
人間に換算すれば・・80歳ほどになった
平均的な寿命を越えて・・長生きしてる

朝晩の散歩は
散歩であり・・トイレでもある
住まいの中では・・用が足せず
袋を持って後ろから・・人間トイレが歩く
スッキリしたら・・一目散で帰宅し
食事の催促である

どこにその元気が?・・と言うほどに
食欲だけは旺盛だ
先ずは・・専用のドッグフードを食べ
その後は・・我々のおこぼれを欲しがる
専らにヨーグルトとか・・僅かな果物を頬ばるのだ

朝の日課が終われば
妻の部屋の一角で・・この通り
枕に頭を乗せ・・私がする恵方巻きで巻かれる

「どじゃ!・・暖かいだろ!」
余計なお世話かもしれないが
口答えもせず・・じっと目をつぶる
日がな・・うとうとと寝て暮らしてるようだ

あとどれほどの命?
判らぬからこそ・・愛おしくもある
一日一日の無事を願うばかりなのだ



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!


[PR]
d0085887_4172997.jpg

愛しき者よ!・・二人は「翼に乗ってやってきた」
丁度1年経って・・その分大きくもなり
その上・・賢くもなって飛んできた
始まったばかりの人生・・キラキラしてる
そして・・
このキラキラは・・天使だけのもの
d0085887_4174348.jpg

フリースの部屋着をとれば
大きめのパジャマは・・再来年でも大丈夫そうだ
この飛来に備え・・彼らにとっての伯母が
つまり彼らの父の姉が・・丹精込めて縫ったもの
天使たちは・・気に入ったようだ

大晦日には・・彼らの父も伯母もやってくる
静かな隠居所に・・初春が賑わう
正月は・・もうそこまで来てる

♪~モウイ~クツネルトオショウガツ?・・♪
70年前の自分を思い出すのは・・難儀だが
こんなパジャマがなかったのは・・確かだ




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]