カテゴリ:●エッセイ( 381 )

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昨日まで赤土だったこれらの花器
今日からは白土と黒土である
表面的だが・・白化粧を吹いたり
黒化粧泥を吹きつけたりしたからである

これを素焼きした後・・糸を貼り
その上を彩色して糸を外した時
素地色に白がでたり・・黒がでたりで
紋様の様子が変わることになる

最初から白土か黒土を使えば手間が省けるが
赤土を使ったのは
この赤土が持つマチエール・・つまり
器肌の雰囲気を生かしたいからなのだ

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口で吹く霧吹きを使った
コンプレッサーを使えば簡単だが
ここでも器肌の雰囲気づくりのために
敢えて霧吹きを使っている

四層ほどにゆっくり丁寧に吹くが
この数となると・・結構肺活量を使う
まぁ肺の運動だと思うことにして
膨らんだ頬が痛いほど吹いた

今でも25米なら・・潜ったまま泳げるが
若いころ6.500㏄ほどあった肺活量の名残り
泥彩で活きることになるとは・・である

昨日の木工もそうだが
何がどこで役に立つか・・判らないものである
だからこそ・・どこで何をやるにしても
本気でやっておいて損はない
いつか別の場所で役に立つかもと思えばいい


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「昔取った杵柄」・・という古い言い回しがある
若いころ覚えた餅つきの技は
老いてもそれなりに上手いもんだ・・位の意味だ

だから
昔取った杵柄が・・何本あるか
老いの証かもしれない・・良く老いるとは
その本数を問われることかもしれないのだ

身に着いた技に・・断捨離もない
捨てたくても捨てようがない
古老の知恵や技を・・ちらりと見たりすると
来し方人生の厚みを感じるものだ

陶芸はファイナルホビーだと思うことがある
やってきたことの全てが・・使えるからだ
自分に何ができる?
出来るものは・・何でも使えばいい
それもまた・・陶芸の楽しさなのだと思っている




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夜明けに・・要介護の桃次郎の面倒みながら
この本を読み終えた
久々の大部・・475ページ
書斎と工房を行ったり来たりする間に
カバーがすり減っている

この本の訳者は・・カズヨ・フリードランダーさん
このブログでもリンクしている
「アメリカからニュージーランドへ」
BBpinevalleyさんである

壮大・遠大な自然が背景のブログに魅了されてきたが
この訳書に流れるものも・・一緒かもしれない

アメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルトが
晩年・・ブラジルのアマゾンに出向き
謎の川を発見探査する冒険のドキュメントである


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20世紀初頭のことゆえ
写真になればかほどに・・不十分な装備でしかないが
しかし
それらがどんなに進歩したにせよ
この冒険の底流を流れるあるひとつの言葉が
読んでる間中・・私の胸に響いていた
装備では解決できない・・精神とでも言おうか

見逃していたら申訳ないが
この本にも出てこないことば
「ノブレス・オブリッジ」・・これがそうだ
「高貴なる者の責任」「地位ある者の責任」
そういった意味である


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アメリカ合衆国大統領まで務めた男が
還暦を間際に・・ここまで命がけの冒険をするか?
それをかきたてるものは何か?
彼に限らず・・この冒険のリーダーたちに共通の
信念とも思えるものが・・ノブレス・オブリッジなのだ

ノブレス・オブリッジが実現されるために
欠かすことのできない人間的資質は・・きっと「勇気」だ
これなくして・・責任は果たせない
高貴なる者・・地位ある者・・力ある者
彼らがそれらしく尊敬されて生きるために
一番大事なものが勇気
老いてなお冒険にかきたてたものはそれだ

そもそもは・・欧州の貴族階級が
貴族としての特権を享受しようとするなら
国難の折り
先頭に立って戦うことが義務であり責任である
その伝統が・・ノブレス・オブリッジなのだ

英国皇太子は・・海戦あらば旗艦に乗る
それが義務だと聞く
フォークランド紛争の折には
まさしくそうしたと報道されたのを覚えている

戦争を礼賛するつもりは毛頭ないが
「地位ある者の責任」
毎日の報道を見ていて・・政界・官界・財界
ノブレス・オブリッジを感じることは・・殆どない
厳しさに欠けると思わざるを得ない昨今である

この本の訳者カズヨ・フリードランダーさんは
あとがきでこう書いている

「・・この時代を生きた人々の、
石を積み重ねた要塞のような人間像には、
改めて人の可能性を思い知らされ、
勇気づけられます。」

要塞の石垣を組んでいたものこそ
ノブレス・オブリッジだったのだと・・思う

久しぶりに重厚なノンフィクションを読んだ
翻訳はきっとご苦労なことだろうが
先駆けて感動に触れる・・素晴らしい仕事だと思う




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昔・・こんなことを聞いたことがある

「時の流れは・・川のそれに似ている
水の流れより早く歩けてるとき
時間はゆっくり過ぎる・・しかし
ひとたび・・流れの方が早いとなれば
あっという間に過ぎてゆくものだ」


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若いころ
日に幾つもの予定や約束をしながら
それでも一日は長かった
だから色々できた・・足が速かったんだろう

それが今では
たったひとつのことさえ十分でないのに
一日は・・瞬く間に過ぎてゆく

「毎日歩け!」・・の忠告は
川の流れに負けないように
そうした意味も・・持っているに違いない

少しゆったりとした川の畔を・・足早に歩く
老いとは・・そういうことか



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手元にある兵馬俑の兵士のレプリカ
ちょっぴり戦場を彷彿とさせる演出をしたが
厳しい表情を見ていると・・思い浮かぶ言葉がある
「乾坤一擲」けんこんいってき・・である

乾は天・坤は地・・一擲は賽(さい)を投げること
つまり一世一代の勝負に出る・・という意味だ
大仰な物言いのようだが
人生には・・こうした一瞬が必ずある
「今頑張らずに・・いつ頑張る?」
それが何時かは・・人それぞれではあるが・・

数日前・・全米オープンのテニス
錦織は準決で・・ワウリンカに負けた
そのワウリンカは決勝で・・ジョコビッチに勝った
この成り行きの中で・・乾坤一擲が飛び交った
この一連の熱戦の中私が考えていたことは・・こうだ

錦織は
何がなんでもワウリンカに勝たねばならぬ
まさに乾坤一擲の勝負である
もし・・ワウリンカに勝てれば

そして反対側から順調にジョコビッチが勝ち上がれば
錦織には・・絶好のチャンスが訪れる
不戦勝続きの運不運のはっきりしないジョコビッチ
勝つなら・・今年はチャンスだと思った

今全米で優勝することは
これからの将来・・錦織には大きな自信につながる
全く同じことが・・ワウリンカにも言える

だからワウリンカは錦織に・・乾坤一擲で戦ったのだ
どんなに攻め込まれても動じず
最後まで冷静を保ったのはワウリンカだった

始まりは・・決して錦織に不利ではなかった
最初のセットを取ったとき・・錦織も乾坤一擲だと思った
だが極く僅かに早く勝負を諦めたのは・・錦織だった

「今が勝負時!」・・
まさに乾坤に向けて投げたワウリンカの賽
錦織の執念を上回った一擲だった

ジョコビッチには失礼な話だが
このとき・・優勝するのはワウリンカだと予感した
乾坤一擲には・・たったひとつ条件がある
相手も強い・・ということだ
激しい戦いをしてこその・・乾坤一擲

不戦勝続きのジョコビッチの不運は・・そこである
俗に言う・・調子を上げられず
体力は温存できたが・・戦意は沸いてきてなかった
だから
錦織にもワウリンカにも絶好のチャンスだった
ふたりとも・・知ってたはずだ

最後に・・ジョコビッチは
乾坤一擲を打たずに・・試合を終えた
勝負の綾は・・実に不思議だと思う

錦織の乾坤一擲を・・早く見たいものである

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新しいPCになって・・まだ不慣れ
写真の取り込みが上手くできず
仕方ないので・・旧い写真を使って書いてます

近日中に何とかできるようになりたいと
神様syuちゃんにお願いしてるとこです
お許しを・・!



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ニュースで
レスリングの吉田沙保里選手が
選手続行の上で
女子日本代表のコーチに就任と報じてた
あの敗戦から暫くの時を経て
彼女はもっとも望ましい道に立った

選手だけでも・・あるいはコーチだけでも
彼女は悩ましい4年間を抱えるだろうが
兼務することで・・東京オリンピックまでに
本当に居るべき場所を決めるに違いない

それにしても
つい先日までのリオの興奮の中で
私には忘れられないエピソードが・・ひとつある
𠮷田沙保里と伊調馨が生み出した・・「紙ひとえ」の伝説

同じ女子レスリングで・・二人の選手が
オリンピック四連覇を賭けて臨む
どちらが達成しても・・史上初めてのこと
こんなことは・・滅多にない
まして両者が到達すれば・・空前の金字塔の筈だった

そして・・既に周知の結果が出た
もしかしたら・・あの紙ひとえが為さしめた結果
そう思う出来事を・・私は忘れない

結果が出た後・・インタビューに答えて
ふたりは・・こう話した

𠮷田沙保里・・曰く
「お父さんが・・助けてくれると思ってた」
伊調馨・・曰く
「お母さんが・・助けてくれたのかもしれない」

この言葉は紙ひとえだが
もたらしたものは・・全く別だった
同じ年に
𠮷田は父を・・伊調は母を亡くしていた
これだって・・実に運命的なできごと
その上での・・ふたりの言葉は
厳しい勝負の世界でしか言えないもの
そう思った

極く僅かでしかないが
自分に自信がもてなくて・・父にすがった𠮷田
自分を信じ切って・・母を忘れていた伊調

思わず口にした「くれる」と「くれた」は
いみじくもその違いを表したのだと・・思う

12年間先頭を走り続けた𠮷田の負担は・・重い
一方で𠮷田の背中を使えた伊調は
𠮷田の背負っていたものを・・きっと熟知してた筈だ

紙ひとえ・・とは
実は薄紙一枚のことではない
極限に立った者には
段ボールを重ねたほどに厚いものなのだ

いつの日か
このふたりが肩を組んで
次代を育てる時期がくるに違いない

リオで生まれた・・ふたりの伝説
語り継がれてほしいものである
そして紙ひとえの厚みを・・学んでほしい




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私のキーボードの譜面台の左右に貼った
2個のエンブレム

1964年東京オリンピックの時の記念グッズ
ひとつは亡父の・・そして二つ目は私の車につけたもの
カーボンで薄汚れたまま・・すっかり忘れていた
いつだったか・・ガレージの箱の中でみつけ
丁寧に磨いて・・記念に残したものだ


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リオのオリンピックが終わって
明日からパラリンピックが開催されるようだが
報道によれば・・何やら惨憺たる情勢で
パラリンピックの将来に暗い影が漂っているらしい
残念だが・・それが現実なんだろう

でも・・起死回生の手立てはある
私は・・かねてからそう思ってきた
なにせ・・シャイな私なので
都知事に向かって・・直接提言するには躊躇うから
ここに書いてみようと・・思う

ただし
今までに誰も言ったことのない企画かどうか
私自身で調べたことはない
もしどなたかが提言していたら
そこに含めて考えてもらえばいいことだ

パラリンピックを
障害者スポーツという括りだけで
独自に開催するのは・・もう時代にそぐわない

結論から言えば
オリンピックとパラリンピックを
「同一会場で同一期間に・・同時開催すればいい」

柔道やボクシングに体重別区分があるように
オリンピックには
OLYの部とPARの部があるとすればいいのだ

メイン・スタジアムの大観衆の前で
PARの部の100m走と・・OLYの部の100m走が
混じりあって進行する・・ということだ

60キロ級の後に73キロ級が試合するのと同じ仕組みで
PAR部の後・・OLY部の試合があるでいいじゃないか

国枝テニスと錦織テニスが・・同じ会場で時間差で見られる
それがちっとも不思議じゃない・・そいういう時代なのだ

開会式も閉会式も一緒
選手村も一緒・・互いに触れ合いながら
ハンデを越えた交流こそが・・オリンピックの精神
そう思うべきなのだ

期間を延ばしても・・分離開催より効率的なはずだし
上手く組み合わせれば・・無理な日程も減り
選手は・・多少の休養もとれる
朝予選・・夜決勝は避けられるかもしれない

ただし
それだけの広さも必要にはなる
しかし・・それも
オリンピックとパラリンピックがひとつになる
という大前提を実現しようとすれば
可能性は・・きっとみつかる

競技場にしても・・予選の間は
都立・県立・市立の競技場や体育館も利用する
大きな会場の閑古鳥より
小さな会場の立すいの余地なし
その方が熱気も沸くだろう
勝つにつれて・・大きな会場に移ってゆく
満員のメインスタジアムは
競技者には晴れの舞台・・きっとみんな頑張る

リオの場合
オリンピックが・・17日10,500人
パラリンピックが・・11日4,500人
この期間と人数をどう調和させるか

知恵と技術立国の日本
分秒単位で列車を運行させる知恵
競技のタイムスケジュールは・・お手のもの
終了後の施設を再活用させる技術的ノウハウ
選手村は・・無駄にはしないだろう

もし
オリンピックとパラリンピックを合体させる
知恵と力と資金を調達できる都市があるとすれば
それは・・きっと東京だと思う

2020年・・二度目の東京オリンピックが
OLYとPARを合体させた最初のオリンピック
歴史的な偉業ではなかろうか

同時に・・これは
オリンピックだけの問題ではなく
それこそもっと大事な
「人権」を前進させる進歩でもあるのだ

東京以降
両者の規模やカテゴリーによる緻密な配慮を加え
健常者も身障者も・・それ自体が区分なのではなく
公平なルールの中で・・互いに存分に力を発揮し
大勢の観衆がそれを楽しむ舞台作りが・・更に進めばいい

東京が・・その端緒になる
まずは・・始めよ!
小池都知事さ~ん!・・聞こえたぁ~?
4年あれば・・きっとできる!
そう思ってほしい

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昨日は
久しぶりに・・板つくりをした

思い出したが・・陶芸も
ロクロ部門と手びねり部門の・・総合的複合芸である

どちらが上でも下でもない
作りたいもののためなら・・どちらも大事な技術なのだ




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『民主主義に・・観客席はない』  奥田愛基

今ごろ?・・と言われそうだ
数か月前・・ひとりの若者が発したメッセージ
最近になって・・これを目にし驚愕した

今日まで・・多少なりとも色々読んだ中には
生涯を通して影響を受ける名言に・・何度も出会ってきた
しかしこの一言はそれらを凌駕して・・心に響いた

このメッセージが凄いのは・・世界中の人々
ひとりひとりへのメッセージでありながら
同時に社会に対して・・また歴史に対して
痛烈に正鵠を射て・・民主主義の核心をついたことだ

民主主義とは?・・と訊ねられたら
この一言で・・ほぼ大事なことは分かる
そして
民主主義を実現するには?・・の問いにも
この言葉ひとつで・・充分合言葉になるはずだ

「民主主義に観客席はない」
今まで・・誰も言ったことのないフレーズなんだろか?
そう思うほどに・・真っすぐに胸を打つ
22歳の大学生の慧眼に・・唯々拍手を贈るばかりである

このメッセージ・・きっと100年だって生きる
願わくば
そのきっかけに・・今年の流行語大賞に選んでほしい
きっと・・世界にも通じる言葉だからだ





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この写真・・年初の全豪戦でのひとこま
とんでもない才能が・・花開き始めたと書いた
衝撃のデビュー戦 16/01/22

その大坂なおみ選手が
今開催中のシーズン最後を飾る全米戦で
彼女にとっては屈辱的な敗北で・・コートに散った
しかし
18歳のデビュー年・・初出場の全てのグランドスラム戦で
3回戦まで進んだ新人など・・見たことない

だから・・昨日の大敗北さえ
彼女の才能に疑いを抱くものではない
むしろ・・この才能なればこそ
天は・・
余人に見せぬとんでもない試練を与えるのかもしれない

その屈辱的な敗北が彼女に与えたものに
私見ながら・・ふれてみたい

屈辱的とは・・こうだった
相手はランキング9位のマディソン・キーズ選手
82位の大坂なおみ選手が負けても・・不思議ではない

しかしそのトップランカーを相手に
ファイナルセット5-2まで追い詰めた
2ブレイクアップということは
あと2ゲーム取られても・・まだ負けないわけだ

キーズの側からみれば
大坂なおみ選手のサービスゲームを
ふたつ取り返した上に
更に自分のサービスゲームひとつのキープが必要
それでもまだトータルでは・・タイでしかなく
その後の延長タイブレークにも勝たねばならないのだ
そのどれひとつ落としても・・大坂なおみの勝ちである

だから・・この時点での大坂なおみのスコアは
殆ど決定的なアドバンテージだった

しかし・・そこから
キーズには奇跡・・大坂には悲劇
私が書いたとおりにゲームが進んで
大坂なおみは・・そのどれも取れなかったのだ

二つ目の自分のサービスゲームを失ったとき
さすがの大坂が・・コート上で泣いた
見ていた私は
この悲劇と屈辱が彼女にもたらすものを考えていた

わたしの結論は・・こうだ

コート上の選手にハンデはない
その上で・・この負け方
とてつもない屈辱には違いないが
しかし・・途方もない幸運でもある
というのは・・デビュー・シーズンに
こんな悲劇は滅多に起きない
どんな負け方しようが・そのどれもが
少しも悲劇ではないのが・・新人だからだ

接戦で負ける10試合よりも
この屈辱的敗北がもたらすインパクトは遥かに大きい

この先・・彼女がどんな試合に臨もうとも
5-2のリードで緩むことはないはずだ
二度と味わいたくないあの涙が
僅かにでも油断する隙を・・きっと戒めるに違いない
これは強者には必須の資質だと思う

勝ち切ることの難しさ
強い選手は・・必ずそれをどこかで学ぶ
早ければ早いほど・・早く強くなるということだ

新人がトップテンに負けて・・屈辱
彼女の将来を示唆するポテンシャルが・・そこにある

そうしてみれば大坂なおみ選手は・・デビュー年に
既にトップランカーへの道には
欠かすことのできない試練を経たことになる
神の恩寵に違いないと・・私は思ったのだった

奇跡を起こしたキーズ選手のメンタリティーはさすがだ
彼女も・・どこかで生涯の試合を貫く神の恩寵を
味わったのかもしれない



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昨日・・終わってみれば
こんなことして一日が過ぎてゆきました

朝から自作に釉掛けをして・・窯に詰め
夕方近くから茶碗6個・・ロクロを挽きました
極く変わり映えのしない一日でしたが

朝の・・チョットした出来事
感慨深いものがあって・・書くことにしました

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前日の夜・・記録を見てましたから
きっと明日の朝かな?・・と思っていたのですが
朝9時30分・・499,999回が表示され

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それから1分後の8月23日午前9時31分
こう表示されました・・50万回目のアクセスです
「あなたは・・どなた?」
密かに・・500,000の数字に向かって
そう声をかけました
もしや・・心あたりの方はいらっしゃいませんか?
おられたら是非書き込みを・・です

2006年8月29日
「50歳からのプロ ①すべてのはじまり」
このブログの始まりの日で・・あの日から
昨日までで2,456本の記事を書きました
そして
記念すべき50万回アクセスの瞬間を迎えたのでした

そもそもから書けば
初めてネットにHPを立ち上げたのが・・2001年
このとき書いたのが・・「折々の折り」
2005年まで書いて・・ブログに移行したのですが
千夜一夜のアラビアンナイトになぞらえて1.001回
ほぼ毎晩書き続け・・2005年12月に達成しました
今も・・このブログにリンクして残してあります

リアルタイムで連続無寄港の約3年
結構きつかったので・・2005年4月から
もう少し気楽な・・フォトエッセイをと思い
「photo-column この一枚・・」を始め
2009年10月までで・・350本ほど書きました

これもリンクして残してありますが
陶芸以外のフォト散歩が軸のせいで・・毎日は書けず
やがて陶芸ブログに絞ることにしたのです

そうしてみると
およそ15年の間に・・トータルすれば
4,000本ほど書いたことになります
今は・・
この「桃青窯696」の本業ブログだけにしましたが
振り返れば・・よくぞ書きつるものよであり
かてて・・いささかの感慨とともに
このブログだけでも50万回のアクセス
お読みくださった方々への・・深い多謝なのです


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もの書きを標榜するつもりもなく・・それでいて
ひたすら書き続けてきたのは・・たったひとつの理由です

「日にひとつくらい・・ちゃんと何かを考え
それを書き留めて・・せめて劣化する脳を
少しでも賦活させられれば・・」

それだけのこと
頭のリハビリテーションなのです
やや年老いてもくれば
何でも書けそうなドラマティックな日々など
そうあるわけじゃありません

淡々とした工房の中で
今夜は何が書けるかなぁ・・?
これからも・・きっと同じです

次の1分で・・500,001回が記録されました
もう新しい時間・・実にクールですね

続けてこられたという意味では
4千キロ歩行とともに・・この50万回アクセス
体と頭が無事ならば・・これからも頑張ってみようと
そう思いながらの・・いつもの夜明けです

読んでくださってる全ての方に・・多謝!




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お盆休みのせいもあるだろうが
ここは・・大勢の客で賑わっていた
日比谷の帝国ホテル・・17階にある
インペリアル・バイキング

夕方から・・家族揃って出向いた
我々夫婦の・・結婚50年を記念する会食を
子どもたちがプレゼントしてくれたからだ

私の両親も・・妻の両親も
ともに金婚を迎えた長命の夫婦だった

しかし・・共に計らう兄弟のいない私は
自分の両親のその記念に・・何もしなかった
もちかけたような気もするが・・定かではない
通り過ぎてしまった記念日だった

一方・・妻の両親は
大勢の子どもと孫たちが囲んで・・賑やかに会食した
嬉しそうな顔を覚えているが
それにしても・・結構な年配だったから
その祝いを自分たち夫婦が受ける日のことを
想像すらしなかった

今にして・・これは
人生の「終わりの始まり」なのだ
色々あったにせよ
ほどほどの健康に恵まれて生きてこられた歳月
幸運だったと思うばかりである


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インペリアル・バイキングの個室に・・家族と
家族ぐるみで長いおつきあいをいただいた
4組の夫妻を招いて食事を楽しんだ

娘の機転だろうが
食事の時間も・・語らう時間もたっぷりあり
用意された昔のスライドやアルバムを眺めながら
互いに・・今ではもう立派な親になっている
往時の我が子たちの懐かしい記憶もたどれた

彼らにとって・・今こそ「始まりの終わり」
親の手を離れ・・自分たちの歴史をつくる時間なのだ

世代のかすがいの孫たちは
屈託なく食べ・・走り・・眠ってしまった
抱きかかえて面倒をみる息子夫婦・・娘に
遠い日の自分たちを重ねて
淡い感慨が沸々と湧きあがってきた

50年・・ついこの間のような気もする
時間とは・・不思議なものである




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