カテゴリ:●エッセイ( 393 )

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私は・・酒が全くダメなのに
若いころは・・それなりの立場があったりして
今頃の時期は・・毎晩のように宴席でした

今なら愛用のノンアルコールビールが実に便利だけど
当時は・・ウーロン茶が精いっぱい
その前は・・オレンジジュースで刺身
実に不都合な時代でした

おまけに宴が果てれば・・深夜に
酔っぱらった仲間を車に乗せて
自宅に送り届けるのも・・下戸の宿命
道中で・・検問にかかると

車中の酒臭さに・・鼻をクンクンさせた警察官が
手にした懐中電灯みたいな検査器で
「これ・・口にあてて息を吐いて!」・・です
当然ながら・・何度やっても青は赤になりません

「おかしいな?・・もう一度!」
後部座席の酔っ払いが
「オマワリサ~ン・・コノ男ダケは
一滴モノンデマッセ~ン!」
なんてチョッカイだすもんだから
なおのこと疑い深く
「じゃ私の顔に息を吹きかけてみて!」
ご苦労なことなのでした

時代も変わって
乱痴気騒ぎの忘年会は・・今何処でしょうね
そうした宴席に顔をだす機会は・・激減
極く稀に・・会食しても
宵の口の8時ごろには帰宅して
妻に笑われる始末なのです

しかし・・日本という国は
良かれ悪しかれ
槌音高く道ができ箱ができ
関わった職人さんたちが
ドンちゃん騒ぎをしてたほうが
景気の良さを実感できる国なのかもしれません
オリンピック騒ぎを見ていて
宴会よもう一度!・・を感じるのです

たまにやたら静かな繁華街を歩くと
下戸のくせして
やはり一抹の寂しさを感じたりしますからね

ついでに思い出せば・・三角帽をかぶって
店頭に山積みされたクリスマスケーキを買い
千鳥足で・・我が子の待つ家に帰宅するオヤジ
あのクリスマスだって
何処にしまってしまったんだろか

洗練されることもいいことですが
野暮が醸す・・何とはなしの暖かさ
どっぷり昭和で育った私には
三丁目の夕日の・・あの赤い温みでもあるのです

写真は
昨日窯からでた茄子紺の酒杯
飲めない私が言うのも何ですが
焼酎にでも如何でしょ



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昨日は・・本焼きの窯を焚きながら
加飾の作業を進めていたが
夕食後
レアル・マドリードvs鹿島アントラーズを見た
対戦すること自体特筆に値するけど
一時は・・勝てそうな気配さえ漂わせ
日本サッカー・・それもall Japanでなくとも
世界に通用する時代になったんだと・・実感した

サッカーに限らず
野球・ゴルフ・テニス・フィギュア・卓球・スキージャンプ
卓球・バドミントン・水泳・柔道・体操・レスリング・etc
日本選手の活躍は目覚ましい
毎日のようにスポーツニュースを賑わせている

世界的なサッカー選手になりたい・・それが
そしてワールドカップやオリンピックに出たい
それが希望・・そしてそのために
あと〇〇年の間に何をする・・それが目標
これをする若者たちが増えた

それって・・どんな世界でも一緒だが
やぱりスポーツは魅力的だし
なれたときの格好良さにも惹かれるんだろう
勿論・・天文学的な報酬も魅惑するに違いない

今・・スポーツの世界で起きていることを
大いに奨励し・・叶えた若者たちを讃えよう

自分で描いた「夢」の実現を強く「希望」して
その「目標」のためなら・・どんな努力も惜しまない


スポーツを通して
スポーツ以外の道を歩く若者にも
道は一緒だよ・・と伝えてほしいのだ

漫然と生きるも一生だが
どうせ生きるなら
必死が必至の大きな夢と希望と目標を
是非にも・・叶えてほしいものだ

私たちの時代には
そのチャンスはそう多くはなかった
今や・・世界は狭くもなり
情報は無数にある
何より・・国際通貨の円が強い味方だ

自分の夢を叶えることが
社会の夢の実現につながる
そう思ってほしいものである


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15時間の窯焚きの間・・結構色々できた
これも・・そのひとつ

夢も希望も目標も・・ないわけじゃない
しかし
確実に気力と体力は・・衰退しつつある
胸の中にあるものを・・忘れずに
こつこつと・・歩き続けたいものだ




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私が幼かった終戦直後の頃
母親は
毎朝火をおこすことから一日を始めた
消し炭に火をつけ・・それを豆炭・練炭と移し
台所では調理に・・居間では薬缶の湯沸かし
冬なら・・火鉢や炬燵の暖房に分けた

それが当たり前の時代だったが
今思えば・・面倒な毎朝だったはずだ
飯が炊け・・熱い味噌汁ができるまで
どれほどの時間がかかったろうか

蛇口を捻れば・・いつでも湯が出て
タイマーで好きな頃合いで飯も炊ける
スイッチを入れれば・・冷暖房も自在
食洗器が洗ってくれて乾かしてもくれる
掃除・洗濯の用も同様である
便利街道まっしぐらの半世紀強だった

先日・・夜の教室でお腹が減って
生徒さんと夜食を摂った
近所のスーパーで食材を買い集めたが
必要な素材が一皿に盛られ
頃合いに刻まれてもいる
それ用と表示されただし汁に入れれば
それこそ・・あっという間に熱々鍋ができた
便利のために工夫された膨大な知恵
人間って凄いもんだと思わぬではないが
だが・・ふと不安にもなる

人間は
限りなく便利な便利を手にしているが
ところで・・その結果
人間はどう変化して・・どうスキルアップしたの?
消し炭・練炭で暮らした人々より
どれほどに逞しく・・知恵のある人間に育ったの?

日々報道される出来事を眺めていて
人々の幼さに呆れることも多い
多くの場面で舞台は豪華だが・・役者が不足
そんな気がしてならない

安倍総理とプーチン大統領の会談
持て成しと安全と・・情報化のために
どれほどの便利が使われたか
途方もない経費が費やされたように見えるが

お二人の記者会見を聞いていて
「それで・・それだけ?」
仕掛けが大きい分・・いささか拍子抜けだ

外交には公表できないことが沢山あるから
それもそうだろうとは思うけど
内緒話にしては
舞台がデカ過ぎやしないか?
大抵の場合
発表された中身のデカさは
内緒の大きさと比例するもんだ

便利は・・それ自体に何の罪もない
便利にこしたことはないが・・その代償に
人間としての底力を失ってはいないか

便利な時代の未熟な人間
イメージすると・・それがちょっと怖いのだ
サバイバルは・・便利とはアンチテーゼ
困難な時にこそ
人間は・・人間力を発揮すべきだと
私は思うが・・古いのかな?



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面白い・・笑えた
カオスも秘境も・・本来
笑って彷徨うとこじゃない
だから・・こんなに楽しめたのは
筆者の筆力・・感服なのである

冒頭の部分で
「音校に合格した学生が最初に何をするか知ってる?
写真を撮るの」・・このひとことに
実に明確に思い当たる節がある

私のデスクトップにアイコンを置いてるサイトに
「ヴァイオリンニスト224人」ってのがあって
今活躍してるヴァイオリンニストの
ポートレートが載ってる
動画で演奏も聴けるのがいい
そのどれも・・スタジオ撮影でコストをかけてる
合格して最初にした撮影なら
もしかすると・・腕より先行してる奏者もいるかもだ

考えてみれば
ヴァイオリンニストの場合(ピアノでも同じだが)
世に出す作品は・・目に見えない音でしかないから
そのアイデンティティーは
自身のポートレートで表示するしかない
優れた演奏は
美しいポートレートが代弁するってわけだ

一方・・音楽以外の美校でも
写真を撮る必要に迫られることもあるはずだ
だが・・大抵は合格して最初ではなかろう
被写体は作者自身ではなく・・作品だからだ

毎年発刊される日本伝統工芸展の図録
入選受賞作が写真掲載されるが
これを本人のポートレートで
ってわけにはゆかない

本人と作品の関係が
写真を挟んで真向から違う
上野の杜の一本道が振り分ける音校と美校
その路上に秘境の境界があり
門外漢は
その関係の混沌たるカオスに
これが一つの大学なのかと
思い惑うに違いない

人跡未踏だけが秘境ではない
両極が混在して共存する・・それも秘境なのだ
藝大の素晴らしさは
その秘境が醸す浮世離れのカオスこそが
偉大な才能の温床だということを
伝統として守り通していることだ
このフレキシビリティーは・・一方の雄
東京大学に勝るものじゃなかろうか

この秘境で育った何人かの天才と
親しくおつきあいをいただいてもいる
そのことを書こうと思っていたが
長すぎたから・・回を改めよう

ひとりだけ・・ちょっと
このブログにもリンクしてる
「きりんの壺」のきりんさんに触れよう

彼女も秘境の育ち
最初には写真を撮らない美校の陶芸家である
12/7の彼女のブログで・・この本にも触れている
書き味からして
カオスをねじ伏せてきた説得力の持主で
一目も二目も置いている

はるか昔・・初対面の日に開口一番
「・・会いたくなかったのに~!」と言われた
これが意味するカオスを
私は正確に理解してるかどうか
未だに自信はないが
それでも
秘境の友達として大事なひとなのである



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今朝は・・ちょっとおしゃれに
トリュフをペーストにしたタルトゥファータと
ブルーベリー ラズベリー グランベリーなどに
黑スグリ 赤スグリの加わったコンフィチュール
つまりは・・ジャムのことだけど
ジャムよりは果実の原形が残っているもの
それがコンフィチュールなのだそうです
その分・・
口の中で風味も動くような気がします

昨日・・沖縄の〇巻さんが送ってくれた
クリスマス・プレゼントが・・これ

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早速・・日曜日の今朝
家族揃って・・頂きました
最近は・・朝食にパンが多く
米で生きてきた若いころが嘘みたい

サラダやフルーツともよくマッチして
体の管理にももってこいのようです

ヴァージンオイルを浸したパンで
渋いトリュフと甘いベリー
柔らかい日差しの明るい朝
美味しく頂きました


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たまたま昨日は東京にいて
夜には帰宅するという娘に
美味しいパン買ってきて!・・と頼み
デザートには
これまた大好きなラ・レクチェ
熱い珈琲とともに
贅沢な朝は・・通りすぎてゆきました

さて・・これから仕事します



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早朝から・・CNNが
Obama Legacyと題して
オバマ大統領のバイオグラフィーを放映してる

振り返ってみれば
Yes, we can・・から8年経った
大統領としての評価は・・歴史に委ねるもの
そこに触れるつもりはないが
こうして・・プレイバックされる
大統領の表情を見ていて・・ふと思うことがある


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この番組の中でも
青年時代の大統領の顔も紹介された
なかなかの好青年だが
今の顔の方が・・断然良い
私にはそう思えるのだ

8年間・・背負ってきた重責が
47歳よりも重厚な55歳の顔を作ったのだろう
老いて良くなる顔
人生に何がしの実りを求めれば
きっと・・その「顔」だと思う

「ロビンとマリアン」・・という映画がある
ロビンフッドの晩年という設定だが
それを演じたのがショーンコネリー
恋人マリアンは・・オードリー・ヘプバーンだ

物語はともかく
この映画での二人の顔がいい
とりわけ・・ショーン・コネリーは
007のジェームス・ボンドより遥かに好きだ
遺伝子でなく・・人生が作った表情だからだ


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もうすぐ解放される緊張を
既に楽しむかのような大統領夫妻
歳は重ねたが・・得たものもきっと大きかろう

それでも・・まだ55歳
その顔に・・更に磨きをかけるために
まだすべきことが沢山あるに違いない

次のトランプ氏が・・どんな大統領になるのか
前任者にも・・応分の責任があると
思ってほしいものである


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昨日も
この小さな工房で・・一日は終わった
それも人生
色々あるなぁ・・なのだ



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               朽ちゆく木の葉は・・見事に美しい
きっと・・壊れる美しさなのだ
             

「アルミナを使うとほぼ絶対に壊れない・・」
思わず・・ニュースに耳をそばだてた
アルミナというのは・・酸化アルミニュームのことで
陶芸に関わる者には・・馴染みの物質だ

東大の研究チームが
そのアルミナにタンタル酸化物とかを混ぜれば
ほぼ絶対に壊れない超硬ガラスができることを
発見したのだそうだ
5年以内に商品化できそうな話だとか
ここでもまた・・日本の技術力の凄さを讃えていた

瞬間的に・・思いついたのは
「世界のトップリーダーたちは専用車の
防弾装置に使うだろな」

ついついテロなどで物騒な世の中のこと
防弾に意識が働いたが・・もちろん
壊れないなら乗り物の窓は全部これがいい

住まいの窓だって・・新築引き渡しの日以来
一度も窓ガラスの交換なし・・エコノミーである
それに・・雨戸やシャッターなしでいい
ドロボーも金づちで割ったりできなきゃ
安全確保も・・これだけで済む
シャッター屋さん困るだろな

高層ビルのガラス多用も増えそうだ
地震対策上もいいかもしれない

待てよ・ガラス食器も壊れないってことは
一度買ったら一生もの・・子どもが小さい間は
壊れても惜しくないものっていう
あの言い訳がましさが通用しなくなる
5歳の子どもがバカラでミルク・・いいね
それも文化のお勉強になりそうだ

考えたら・・幾らでも思いつきそうだ
5年後どうなってるのか・・楽しみである

ところでもしかしたら・・やきものだって
アルミナ多用の非破壊茶碗なんてのがあって
戦車で踏んでも割れません!!

そうなると・・世に出すとき
これが壊れないために
もう二度とあの客に茶碗は買ってもらえない
そう覚悟する必要がありそうだ
その上
未熟なころの作品が・・全部生きてる
想像するだに恐ろしいではないか
5年待つより・・5年早く逝こう?かな

ところで最後に大真面目にひとこと
人間の手で壊せないものを
人間が発見したり発明したりしてる
昨今で言えば
人工頭脳もそうだし・・原発だってそうだ
人間のポテンシャルの凄さでもあるが
手放しで喜べないものもある

どんなものも
壊れるからこそ・・失敗が許されるのだ
壊れないものは・・決して失敗が許されない
そうでなければ
人間は・・自分で作ったもので滅ぶことになる

天に唾するとは・・そういうことなのだ
それだけの賢さを・・人間は確保したろうか
東日本大震災にしても・・まだ答えがない



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前日・・粗削りしておいた花入れ
昨日は・・仕上げ削りに時間をかけた

金ノコの刃を短く折って
これが実に具合がいい


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それ用のスクレーパーも持ってるが
金ノコ・・侮りがたしである

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これを使って
口縁部から高台に向かって・・縦に削る
ロクロの回転では・・横向きにしか削れないから
微妙な破たんが生まれる曲線を
スクレーパーは見事に補正してくれる

力任せにせず・・軽く素早く上げ下ろしするが
刃を持つ手が感じる・・僅かなコブや
不当な厚みの手応えで分かる腫れを
丹念に消してゆくと
すっきりとしたラインになってゆくのだ

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昨日は・・朝から本焼きをしながら
これも済ませた
糸を貼って白化粧し・・それを剥がして
見込みに釉薬も掛けた・・筒茶碗である

黑の顔料や・・色の濃い鉄釉を使うため
白化粧の外側を汚さないように・・気を遣う
段取り次第のことでもあるから・・手順を決めて
手戻しせずに済ませることが肝要になる

急がない・・面倒がらない・・見逃さない
手間がかかるのは仕方ないと
覚悟してのことである


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夜の10時頃・・窯の火を落とした
15時間ほどの焼成を終え・・記録を済ませてから
深として冷えてきた工房で・・独り茶を点てた

喉にも手にも・・心地よい温さが伝わってきた
一日は長く・・されど一年は短し
不思議な感覚ではある


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私の名前は・・哲郎
74年前・・父親がつけた名だ
戸籍上は・・「てつお」と読む
どちらかと云えば・・知らない人は
「てつろう」と呼ぶことが多い
太郎・次郎の後に哲郎があれば
てつろうが自然だからだ

自分の名前のことを
深く考えたことはないが
医者で大学の教員だった父親が
賢い子になれと・・願いを込めたのは分かる
哲は・・「さとし」とも「あきら」とも読める
期待という意味では・・ちょっぴり重く響くが
それでも「哲郎」でよかった
「哲人」てつと・・などとつけられたら
もっと重圧だったかもしれない

期待に添えたのかどうか
死んだ父親は一言も残さなかったが
自覚の意味でなら・・添っていない
だから
娘が・・医者になろうとしたとき
そして・・実際になったときの
あの嬉しそうな顔は
それが・・息子に叶わなかった期待を
孫が叶えてくれた嬉しさだったに違いない

入学直後に
いずれ医者には必須の道具ではあろうが
その世界では知らぬもののない
高価な聴診器を買い与えたのは
その期待の大きさだったはずだ

もらった孫は
「これ首からぶら下げたら
先輩たちに何言われるか!」
彼女は・・密かに引き出しにしまい
みんなと同じように
何の変哲もない普及品を使ったのだそうだ

「何の変哲もない」・・ここにも「哲」がある
へんてつと読むが意味は・・明らかな違い
つまり「明らかな違いがない」が
変哲がない・・の意味なのだ

何の変哲もない・・一枚の「皿」
上の写真が・・そうだ
とりわけ個性的でも独創的でもない
誰が挽いても・・こんなもんか!
それが変哲もない皿・・というわけだ

ただ・・密かに願うことは
その変哲もない皿に・・僅かに何かを加えて
変哲を作れないだろうか・・である

変哲のある皿に・・何もしない
変哲のない皿に・・何かをする
この二つは
変哲のある皿に・・更に何かをする
よりは・・ましかもしれない
「引き算の陶芸」と言ってきたのは
そういうことだと思っている

そして
糸抜き技法に出会ってみて
心がけるとすれば
変哲のない器に・・糸を貼る
そこに僅かな個性を表現できたら・・なのだ

「哲」の字と隣り合わせに生きてきて
その哲とのつきあいは
最後まで難問のような気がしている



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21世紀になってからの16年
後世の歴史家は・・この世紀を
何と名づけることになるのだろう

この数日
アメリカに起きていることを直視して
とてつもなく大きなマグマが動いてる
そう思うし・・そうだとして
それが何なのか・・明確に論理にするには
一定の時間が必要なんだろう

100年前の今頃・・世界は
第一次世界大戦の真っ最中
アメリカは史上初めて・・海外に派兵し
この戦争を契機に
世界に君臨する大国に変貌していった

トランプ大統領の出現は
ある意味で・・この百年を否定して
アメリカはアメリカのことだけを考えよう
選挙は・・それを多数で選んだのだ

変革を求める欲求は
それを標榜して当選したオバマ大統領で満たされず
8年を経て・・更に過激にこれが求められたのだ

新しいアメリカ・・それを
どうイメージしたらいいのか
正に今起きていることの真っただ中にいては
見えないことだらけだが
タイムラグが明かした歴史は・・身近にある

150年前
日本は明治維新を経験した
この明治維新を
英語で何ていうのかというと
the Meiji restrationで
the Meiji revolutionではない
前者は復活であり・・後者は革命である

大政奉還は・・確かに革命ではない
王政復古のrestrationである
しかし・・結果的になら
日本は革命的に近代国家へと変貌していった
単なる懐古的な復古ではなかった

トランプ大統領は
例え戦略であり戦術であったとしても
強いアメリカ・・豊かなアメリカ
それらを包含したアメリカンドリームを
取り戻そうとしているように見える

それも無理はないと・・私には思える
ベトナム戦争までのアメリカを支えた
あの溢れるほどに明るくて・・広くて
豊かで・・希望に満ちていたアメリカ
ノスタルジーがあっても不思議じゃない

もしかしたら・・過渡的には
アメリカは・・昔のアメリカに戻ればいい
自信を取り戻して・・また
世界のアメリカになればいいじゃないか

世界もまた・・アメリカが
アメリカに戻った世界に・・慣れるべきなのだ
こうした荒事ができる大統領は
そう簡単にはでてこない

極めてリスクの多い大統領に
賭けるものがあるとすれば
大成功か大失敗だ

あの乱暴と下品が許されるほどの成果で
世界の予測を超えた
大統領になってほしいものである

それにしても
最近の世界は・・巨大な賭博場だ
7が三つ揃って出てくるものが
鉄砲玉でないことを・・祈るばかりである



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