カテゴリ:●エッセイ( 398 )

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これ・・先月の予定表
書き込みは2件で
一件は定検受診・・もうひとつは電話する約束
一ヵ月・・これだけだった

さすがに・・こんな月は珍しい
それ以外は・・工房に埋没して
仕事に没頭してたわけだ
従って・・
いささか話題にも事欠く始末である

仕事のことを時系列で書けば日報だが
ブログは・・個人的な日記でも日報でもない
多少は普遍的な方がよかろうと
メッセージ性を意識したりもする
今夜は・・ちと切り口を変えてみたい
思い切り与太話になるが・・お許しを

この与太話に僅かな価値を作るために
「閑話休題」って・・便利な言葉があるが
これの所在地は・・案外間違える
マジ話・①・与太話・②・マジ話
このつなぎ目の①or②?

案外①で使って間違える
閑話休題は・・与太話の入り口で断って
少々寛いでもらいたい気分だろうが
歴史的に正しい所在地は・・②である

「与太話はさておいて・・本題に戻りましょう」
が・・閑話休題ってわけだ

さて・・そこで今日の一文
10数年前の私のエッセイの再掲である
思いっきり与太話・・顰蹙を買いそうである

先日・・古いつきあいのメル友さんから
「相変わらず真面目で難しい話だね
読むときは辞書片手だよ(笑)」と言われた

確かにそうだ・・「顰蹙買う」だって
読めなきゃ書けねぇっ!
どっかのCMにあったが
辞書で引くのも大変そうでゴメン
たまには羽目を外すかと・・色々考えたが
最近与太話さえ・・縁遠い

そこで読み返していてみつけた・・与太話
自分のエッセイからを転載して
最後に・・「閑話休題」と書いて
明日のマジにつなげよう・・ってことにした
明日は・・大マジの予定である


=============================

     閑話休題   2004/04/23 折々の折り

初めてヨ-ロッパに旅した1965年の晩秋
その最後にカイロのピラミッドを訪ねた
その途方もない大きさにびっくりしたが
王家の棺が置かれてるという部屋まで
ピラミッドの中の通路をたどって昇ることになった

今はどうなってるかわからないが
当時その通路は背の低いもので
足場のような板の通路を身をかがめて昇るしかなかった
金魚のウンコのように・・大勢の観光客が連なって昇り始めた
結構道中は長い・・その間
直立することはできないからつらいものがある

「まだかいな?」・・と時々顔をあげて見上げるのだが
私の場合・・そこにはアメリカ人のおばちゃんの
巨大なお尻が見えるだけであった
かがんで歩くと・・お尻は一段と大きくなる
それが殆ど目の前にあるのだ
もし・・おばちゃんが急に立ち止まったりしたら
顔面衝突間違いなしだ

何度か顔をあげているうちに・・妙なことが気になった
そのおばちゃんスラックス姿だったのだが
そのスラックスにくっきりとパンツのラインが浮びあがっている
なんと言ったって目の前である・・嫌でも目につくのだ

しかもそのラインが・・時計の針で言うと10時15分である
つまりは左右がアンバランスなのだ
この年配のアメリカ人のおばちゃんは
控えめに言ったところで結構太め
日頃の食生活の豊かさを見事に反映してるもんだ
従って長針の15分の方はいいが・・10時の短針は
まるでサランラップに包んだ餅を
チンしたみたいにはみ出て膨らんでいるではないか

ただただ歩いて昇るだけの退屈で窮屈で
腰が痛くなるような道中のことである
目の前でユッサユッサしてるおばちゃんのお餅は
次第に11時にずり上がってゆくような気がしてならない
ふとつい手直ししたくもなる
その左右のラインを9時15分にしたらすっきりするだろうな
不謹慎なことを考えながら歩いていたら・・棺の部屋に着いた

道中が長かった割りにどうってことない殺伐とした石室
もぬけの殻の石棺がポツンと置いてあるだけだ
だからおばちゃんのお餅のほうが・・遥かに印象に残った

似たような経験がもうひとつある ・・大学三年の夏休み
私はタイプ専門学校の夏期講座を受けた ・・マスコミ志願だった私は
「これからのテレビ人間は英文タイプくらは打てなきゃ」と
まるで映画の見過ぎみたいな動機で通い始めた

後に海外番組担当になって多少は役に立ったのだが
その効用は・・更に後年パソコンを使うようになって
一段と有効になった ・・今こうしてキ-ボ-ドを
ブラインド・タッチで打てるのは・・あの夏休みのお陰である

真夏の一ヶ月・・御茶ノ水にあった学校に通った
20人ほどの受講生の殆どは若い女性たちだった
男は私ひとりだったかもしれない
今でいうラップトップのタイプライタ-が
ずらっと並んだ机は奥行きの浅いもので
狭い教室に沢山詰め込もうという魂胆だった

自分のタイプの前に座ると・・目の前にあるのは
今度は若い女性の背中で・・これまた目と鼻である。
タイプに少しなれてくると
キ-ボ-ドを見ずに打ち込む練習になる
転写する原稿を見ながら打つこともあるし
自分で考えた文章を打つこともある ・・そうなると
目に入ってくるのは目の前の背中ってわけだ

真夏の暑さの中・・大抵は薄着だった
エアコンなんて洒落たものがあったかどうか覚えもない
汗ばんだ背中にブラのホックがくっきりだった
手を伸ばすどころか・・指を伸ばせば届いてしまう距離に
そのホックは窮屈そうに緊張に耐えていた

ピラミッドとは違ってこちらは9時15分
一直線でアンバランスはないのだが・・
これを見続けているうちに
ふと子供のころによく遊んだゴムのパチンコみたいに
摘んで引っ張ってパチンとか・・たまには
外れかかっているのを直してあげたらとか
邪念妄想が浮かんでは消えた

タイプ学校の最後には試験が待っている
一分間に何ワ-ド打てるかというテストを受ける
別段タイピストになるわけではなかったから
何級とかの資格を貰う必要もなかったが
折角だから受けるだけは受けた

この試験当然だが集中力がいる・・邪念は無用だ
女性ばかりの教室に遠慮して最後列で受講していた私は
この日だけは最前列に座った気が散るのを避けたからだ
そのせいか・・無事に試験に合格して証書を貰った
私の後ろに座った女性が受かったかどうかは判らない
もしかして若い男の背中に気が散って・・考え過ぎか

何で今夜に限ってこんな話題?
とひんしゅく買ったかもしれない・・というのは
時々親しいメルトモさんから
「てつは結構マジな生き方なんだぁ・・」と言われてきたし
リンクしてくれている仲間の紹介プロフに
「時々難しいこと言うから・・わからないこともある」
と書かれてもいる

マジはマジだが・・たまには緩めるかぁと
マジに考えたらこんな話になっちゃったのだ
ついでにマジに言えば・・4/14の日記で触れたが
人間同士の距離は45センチまでは
密接距離と言って非常に親密な関係を表す
だから親密でもないのにこの距離にいると
邪念が起きたり・・いたずらしたくなる可能性があるのだ
ピラミッドもタイプ学校も・・親密でないのにこの距離だった

ってことは・・邪念にさいなまれた私の苦悶は
私が悪いのではなく主催者のせいだってことだ
私に邪念を起こさせないためには
公衆距離の360センチ以上離れて歩けるか
座れるかしてもらわねばならないことになる

これを読んで・・「てつって、やらしいわねぇ」
とおっしゃる女性は・・どうぞ密接距離においでくださるな
私の自己責任にあらざることで誤解を招くのは
実に哀しいことだからなのだ

明日は・・閑話休題



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東京四谷に丸梅という伝説の旗亭があった
日に一組しかとらない客のため
前日から準備万端を整え
精魂込めて持て成す店だった

江國滋氏に言わせると
「一流は誰でも知ってるが
超の字がつくと知るひとは稀になる
丸梅の女将井上梅女は・・その
知る人のみが知る超一流の女将だった」
ということになる

日に一組
だから・・予約するのも大変だが
ひきもきらず女将は持て成しに多忙だった

1960年代の終い頃だったろうか
当時私が作っていた評論家の犬養智子さんが冠の
テレビ番組で取材することになったのが
四谷丸梅であり・・井上梅女さんだった


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1883年・・明治16年生まれ
当時でも既に古希を越えていた筈だが
かくしゃくとしてお元気な老婦人だった

自ら厨房に立ち
娘にあたる後の二代目女将紀子さんを助手にして
全ての調理を手がけていた

この時の取材は
和食の基本・・飯・汁・香に限り
ご飯の炊き方・・味噌汁の作り方
そして香の物の漬け方
この三つに絞って・・手本を示された

着物姿にたすきをかけて
凛として清しい風情を漂わせながら

ハジメチョロチョロナカパッパ
アカゴナクトモフタトルナ
まさしくあれで
自分の手で割った薪も
割り箸サイズから太目まで
チョロチョロパッパの順に
キチンと揃え・・頃合いで変えながら
へっついを乗せたかまどの前を動かなかった

「シジミはね・・驚かせちゃだめ
シジミをいれたカメの中に別のビンをいれ
蛇口はビンを通して微かに水を流すの
流れてるけど・・静かな水
これならびっくりしないで
泥を吐いてくれるわよ」

「漬物は・・いつ漬けるかが大事
食事の開始時間を推し量って
それなら朝の何時に漬け込むと決まるわけ
季節やお野菜によっても変わりますよ」

ここらへんが見事に徹底していて
美味しいとは・・そうした気遣いあってのこと
誰が見てようと見てまいと
夕刻の一組のために・・全てがきれいな
流れの中で整えられてゆくのだった

素材に尽くすも贅だが
気遣いに尽くす贅は
ともすると見損なわれがちだが
これなくして何の素材かな・・でもある

取材の日
言うまでもなく客人が予定されているわけでなく
「あなたたちで召し上がれ!」
女将のひとことで
惣菜はなしだが・・飯と味噌汁と漬物で
馳走していただいた

今でもあの日の食感に覚えがあるが
こんな美味い飯と汁と香を頂いたことはない
他に何がなくても・・それで至福なのだった

後に・・犬養さんの肝いりで
5~6人で正式に会食したが
それはもう・・こと食べるでは
生涯の贅沢だったと思う

初代総理大臣伊藤博文の膝の上で
「大きくなったらわしの嫁になれ!」って
言われたり
岩崎久弥の引きで三菱銀行の小切手が使えたり
とんでもない元勲たちが
無造作にそもそもおでん屋の女将を
超一流にまで育ててゆく
その成り行きを耳にしながらの会食は
上流が贅なのではなく
迸るような時代の熱気にこそと
明治の面白さ相伴にしてくれてのことだった


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1973年・・異郷にたたれたが
暫らくは若女将の紀子さんが継いだ
多分亡くなられて一周忌のころでもあったろうか

犬養さんからの連絡で
「丸梅の女将さんは写真嫌いでね
滅多に撮らせなかったんだけど
あの番組だけは許してくれたの

だから・・今になるとあれが遺影
近々偲ぶ会を開くけど
そこで上映してくれる?」

その会でお目にかかったのが最後で
丸梅とのご縁も切れた
遺影を皆さんにご覧に入れたうえで
祭壇に献上したのを思い出す

多分・・
今では四谷に丸梅の建物はないのかもしれない
その後の消息を・・私は知らないのだが
ネットの世界で
幾つか伝説は生き続けているようだ

アマゾンに在庫されていたので
この「運鈍根」・・取り寄せた
持ってた筈だが・・転居でまぎれた

大ぜいの方が・・丸梅を懐かしく書かれている
「知る人ぞ知る」・・難しい生き方だ
超一流・・誤解を招きかねない要素もあって
願ってなれるものではない

実は・・私が制作した番組がはからずも
遺影になってしまった方がもうひとりおられる
作家の獅子文六氏なのだ
1969年のことだが
触れるのは・・いずれの日にかにしよう

ただ・・獅子文六氏と梅女女将は
生前昵懇の間だったと・・運鈍根で知った
そこにもご縁を感じるが
全ては・・夢まぼろしのごとくなりである



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一昨日・・工芸会の事務局から
この図録が送られてきました

第57回東日本伝統工芸展は
昨日が初日で始まりました


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9回目の入選は・・9冊目の図録
プレイバックすれば・・自分の足跡が見え
歩いてきた道が辿れます
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今年は・・この作品が通りました
相変わらず写真写りの難しい作品です
私のトレードマークみたいな
「糸抜き波状紋大鉢」ですが
早晩このモチーフを離れ
新しい展開を形にすべき時期です

進展なく続けることは・・自作の写し
公募展では嫌われる「怠惰」と云えます

新しいモチーフと個性
もの作りは
この関係と無縁に過ごすことはできません

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どんな名工たちにも
そのキャリアに・・初日はあった筈です
最初から得意な技法が使えたわけでなく
個性的な表現を満たすモチーフを
温めていたわけでもなさそうです

試行錯誤を繰り返しながら
作品が体を成す日に向かっての
心もとない旅の挙句・・運も手伝って
それらしい境地に辿り着けるのです

技術は・・
弛まざる訓練が担保する帰納的な積み上げですが
個性は・・
演繹的な閃きに依存するイメージの世界
帰納と演繹を両輪にして走るのは
考えてみれば・・そう簡単ではありません

技術はあっても・・個性には遠く
個性的だが・・技術が届いていない
こうしたジレンマの中で
我が道を模索する日々が続くのです

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殆どを独学で過ごしてきた私の教科書は
書架の図録と・・NHKの「やきもの探訪」
折に触れ・・飽きずに繰り返し見つめ
名手の仕事の隙間に垣間見る
一条の光明を探してきたようにも思えます

定評のある公募展に通ることは
自分への厳しさを課すこと
それに尽きるのかもしれません

送られてきた図録を眺めていて
まだ新しい道があって
それを見つけた作家が現れた
新鮮な驚きとともに・・どんなに狭い隙間にも
2分の1は無限にあるということ

図録は・・
それを教えてくれているように・・思うのです




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工房にいて・・こんなことをしてると
静かで穏やかな時間が過ぎてゆくが
窓の外は・・決してそうでもなさそうだ

何で?と思うほどに・・不可解な出来事が
不可思議な短い時間の中で
もしかして?・・と訝し気にさせている

平和を築くのは・・途轍もなく大変なことだが
平和を壊すなら・・案外簡単なことだと
思い返さねばなるまい

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『愚者は経験に学び・・賢者は歴史に学ぶ』
多少意訳のようだが
ドイツ鉄血宰相ビスマルクの言葉と聞く
色々・・言い換えることができそうだ

「愚者は主観に学び・・賢者は客観に学ぶ」
「愚者は自分だけを信じ・・賢者は他者をも信じる」
「愚者は地を見・・賢者は天を見る」

きっと・・もっとあるに違いない
でも
そうした視点で・・世界を見れば
世界の平和を脅かす最大の不幸は
「貧困と恐怖」のように思える

世界の1%の人口が・・世界の富の半分を所持し
なかんずくその中の85人で
世界の貧困層の資産の半分を占有してるとか
この再分配のために
当該1%の富裕層と85人の大富豪が
支援を惜しまぬと・・声を一つにすれば
それだけでも
今の不穏な雰囲気は・・きっと小さくなる
その筈なのだが

一方で・・もう一つ学ぶ歴史がある
「人類は・・かつて100年以上の長きにわたって
世界戦争をしなかった時代はない」

20世紀は・・戦争の時代と言われた
21世がどういう歴史評価を手にするのか
今世紀初頭の今
改めてビスマルクの言葉を再考すべきのようだ



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現職の総理大臣は
失礼かもしれないが・・実に
平気で・・子どもっぽい発言をする方だ

私人ならどうってことない発言も
一国の首相ともなれば・・そうはいかない
その意味での気遣いを無視されると
国民は・・やはり不安になるものだ

国会での施政方針を聞いていて
うん?・・思わず首をかしげた

「世界の真ん中で輝く国を作ろう」
このひとことである
小学生が卒業文集に書いたのなら
その心意気を感じもしようが
総理発言ともなれば・・やはり耳をそばだてる

世界に真ん中は・・あるの?
もし真ん中があるとすれば
それはどこ?・・どうして真ん中なの?
やはり説明が必要になる

そして・・その「真ん中」は
決して地図の上でのことじゃなさそう
政治家の発言は・・そうしたものなのだ

直観的に浮かんできたものは
G7とかG20とかの
世界の首脳会議の席上の真ん中だ

日本の総理大臣が真ん中に立って
米・英・仏・独・露・中などの列強が
がその周りに立っている・・そんな映像だ

次に浮かんできたのは
八紘一宇・・という言葉
四方八方の世界をまとめて・・一つの家にしよう
その真ん中で輝く・・日本
この言葉・・うっかり使えば誤解を招く
既に過日・・女性代議士が経験済み 
言葉は・・歴史でもあるからだ

そうした危なっかしさのある発言を
何故・・今国会で?
長期政権の驕りでないことを祈るばかりだ

尋ねれば
「私がそんな意味で言うなんて・・あり得ない!
そう答えるのかもしれないな
もし謙虚な言葉で・・同じ意味を言おうとすれば

「一隅を照らすひと・・という言葉がある
今いる場所で精一杯努力する・・という意味だ
ひとも国も一緒・・世界中のどこにいても
そこでしっかり輝ける国にしようではないか!」




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ウソかホントか知らないけれど
世界ウソつき選手権・・ってのがあるらしい
ある年・・出場者募集の手続きにミスがあって
人数が足らず・・会場に来た人に慌てて頼んだらしい
「お願いですから・・何かウソを考えて出場してください!」

やがて・・舞台の上でそのひとの番になった
だが何しろ元々予定してたことじゃない
舞台の上に立たされたこともあって
すっかりパニックになったその人は
こう言った

「ごめんなさい!・・さっき思いついたんだけど
忘れちゃた・・慣れてないんです
何しろ・・今までウソついたことないんでね」

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優勝は・・このひとのウソに決まったとか

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昨今の世界は
「ウソつき選手権」を開くまでもないほどに
胡散臭い話ばかりだ

ウソかホントか知らないけれど
主催者の結果発表は・・こうだったらしい
「本年も・・優勝者なし」



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いつだったか・・ひどい豪雨の挙句
何もなければ穏やかな里山に生きる老人が
土石流に家を流され
「生まれてこの方・・70年もここに住んでいて
こんな目にあうのは初めて・・」

そう言うのを聞いて
70年何もなければ・・これからもない
そうした推定は成立しないと・・思い知った
経験に頼るのは・・過去に頼ること
起きたことは分かるが
起こりそうなことまでは・・判らない

「今までも・・ここで訓練したことはあったから
ここなら安全だと確信して・・実行しました」
責任者の先生は・・そう話したが
不運な雪崩による死亡事故は・・ここで起きた

雪山に安全な場所などない
安全とは・・最も危険の少ない場所に過ぎないのだ
起こり得る危険の中で・・最も少ない場所を探す
それは‥過去の経験の中からだけでは見つからない

雪山のことで言えば
登山家としての豊富な経験とともに
それを裏づける学問的な知識も必要だ
医学・心理学・人間工学
或いは・・気象学・地理学
様々な学問からのサポートを加えて
やっと最小に近いリスクマネージメントになる

勿論学校スポーツとしての雪山は
エベレスト登山と同じではないが
しかし基本的なマネージメントは一緒だ
どこまで考えておく必要があるか
そのカテゴリーをどこまで組むかは
少なくとも
今ままでは大丈夫だったから・・では足りない
足りないままに・・命は失われてしまった

学校スポーツの限界を
正確に認識し・・どうすべきなのか
考えるべき時代にきているのだろう


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今世界のスポーツは
学校を離れ・・クラブの中で育ちつつある
様々の分野の専門家が集まって
ひとりの選手を多面的に指導している

精神棒で尻をたたけば済んだ時代は・・遠い
部活の在りようは・・最早課外活動ではない
教育のなかの大事なカテゴリーだと思う
片手間でできることじゃない

国語の先生に・・バレーボールのコーチを
押しつけて何とかしようなんて
そりゃ虫がいいってもんだ




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ATP1000マイアミ大会の4回戦
錦織とアルゼンチンのデル・ボニス
の試合が今終わった・・勝った!

見ずにおこうかと思ったが
やはり気になって・・見てしまった

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夕方・・窯から出てきた新作です

このところ
錦織クンの試合は・・妙に意地悪で
私がテレビ画面を見つめると・・ブレイクされる
それでいて・・勝手にしろ!って背を向けると
途端にブレイクしたりするのだ

だから見てると・・負けそうで
背を向けると・・勝ちそうなのだ

錦織クンは・・目下世界ランク第4位
とんでもない選手になったのだが
どうせなら・・こんな意地悪せずに

見てても見てなくても・・圧倒的に勝ち切る
安心して見てられる選手になってほしいもんだ

ただ・・こちらの都合を言えば
今・・仕事に没頭してるから
ほんとは・・君の試合忘れていたいところで
寝る暇費やして見てしまった・・僅かな後悔
わっかるかなぁ~?




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奇跡的な逆転優勝の直後
「今・・何がしたいですか?」
と聞かれた稀勢の里は・・暫らく考えて
「稽古がしたいです」・・と答えた

この質問・・手慣れた定番みたいで
私は・・個人的には好きではない

「ぐっすり寝たい」とか
「美味しいもの食べたい」とか
「子どもと遊びたい」とか
そんな答えを誘って・・ついさっきまでの勝負が
いかにも厳しかったことを浮き彫りにしたいのだ
月並みな質問に・・月並みな答え
そんなことを想像してたら・・違った


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「稽古したい」・・この答に
私は・・稀勢の里の開眼を見た気がした

思いがけず時間がかかったとはいえ
横綱にまで昇進する力士が
稽古が嫌いなわけはないが
優勝直後に
美酒美食を棚にあげてもいいほどの
快感だろうとは思えない

「稽古したい」の真意は・・多分
強くなった自分を・・しっかりと自覚できて
その喜びは全てに勝り
稽古だけがそれを叶える
きっとそれが分かったのだ

横綱になるのは・・他者との戦いだが
横綱でいるのは・・自分との戦い
稽古の意味は・・同じではない

他者との戦いは・・稽古の量だが
自分との戦いは・・稽古の質がものをいう
たった二場所で
そのどちらも味わった経験は
彼に・・稽古は強くなる喜びそのもの
そう教えたのじゃなかろうか

是非とも・・その開眼を
本場所で・・また証明してほしいものである

彼の地元牛久は・・ここから30キロほど
昔は・・よくウナギを食べに行ったものだ



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政治の世界は・・騒動続きだ
工房にいて・・見るというより聞いてるテレビ
しばしば・・慌てふためくセリフが聞こえる

ちょっと気になる・・総理のセリフ
「私や妻が・・そんな大きな寄付をすることは
あり得ないんですよ」
「国有地の払い下げに・・私や妻が関わることは
あり得ないんですよ」

ここで使ってる・・「あり得ない」は
おかしな使い方だ
人間のすることにあり得ないことなどない
まして・・本人が自分のこととしてそう言えば
そりゃもう信じるも疑うも・・半ばしておかしくない

もし・・あり得ないを使いたければ
こう言うべきだ

「人間のすることに・・あり得ないはないが
おっしゃるような疑惑は
総理である自分は言うまでもなく
その妻といえども・・立場上あってはならないことだ
だから
こうした疑惑があり得ないことであるために
私は・・日々細心の注意を払って仕事してるし
妻もそのことを十分理解してる
その上で申し上げるが
良心に誓って・・そうしたことはしていない」

人間のすることに・・あり得ないはない
だから
あり得ないを証明するには
確かな証拠か・・信じてもらえる信念
どちらかが必要なのだ


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権力は・・大きな力ではあるが
僅かでも油断や不遜が芽生えれば
人々の信頼を失うのも・・早い

「私には・・あり得ない」
そうであるための信念に触れてないのは
注意深さの欠如に狼狽えた強言でしかない

政権が長くなった時
待ってる落とし穴が・・これ
この先・・どういう顛末になるのか不明だが

無事に通り過ぎるなら
権力が選ぶ言葉を・・じっくりと再考すべきだ
善政は・・その上にしか実を結ばない




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