カテゴリ:○展覧会( 189 )

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いつものように・・明け方から
工房で糸を貼っていました
これはもう考えるというよりは
手を動かし続けることが殆どで
時間と根気が全てみたいなもんです

しかし・・こうした仕事は
慣れていればなおのこと
あちこちに落とし穴が仕掛けられています
油断とか無神経とかは・・案外写ってしまうもので
今貼った一本に違和感があるときは
まるで検品するかのように・・それをはじき
貼りなおすのは・・落とし穴を避けるため
面倒がらずに一手を加えることにしています
何度も落とし穴に落ちて学んだ・・苦い経験です


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昼前に・・郵便が届きました
既にネットで承知していましたが
今年の開幕第一戦
「第57回 東日本伝統工芸展」の結果通知です
入選していました
今年の始りだけに・・やはり嬉しい結果です

通算で9回目の入選ですが
でも・・こっちは慣れてきません
実にスリリングな一瞬を
毎年味わっています

それだけ難しいことであり
だからこそスリリングだし
通れば・・嬉しいのです


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4月19日(水)~4月24日(月)
日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
で開催されます

個展準備の真っ最中
合い間を縫って綱渡りの出品だっただけに
通れたことは
個展への大きな励みになりました

さて4時半です
まだ夜は明けてませんが
工房に行きます



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年間を通して・・ひとつのギャラリーに通い詰め
出来るだけ沢山の個展に触れる
作家別でもなく・・技法別でもなく
ギャラリーの企画を視点に・・見る
とても良い勉強になることを・・知った

自分の好みでだったら・・多分見ない
このジャンルの作品だと・・多分見ない
この技法での作品となると・・多分見ない
この作家さんの作品は・・多分見ない

こうしたカテゴリーで選んでいると
結局・・好きなものだけを見ることになる
勿論・・それが悪いわけじゃないが
意外な発見や・・その驚きに触れる機会は少ない

ギャラリーのご店主が選ぶ・・美学
通い続けていると・・それを感じ
同時に・・恐くもなる
自分の仕事だけがフィルターの・・視野の狭さ
それに気づくのは・・強い刺激ではあるが
同時に・・ご店主への畏怖にも通じる

去年の秋
個展のオファーを頂いてから一年半
自分らしさを探して・・試作を重ねたが
今や・・6月5日の初日に向かって
それを形にするための日々が続いている

『柿傳と柿傳ギャラリー』のこと
の予告に私の名前が載って・・いよいよ
与えられた時間の限りが迫ってきた


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今日も・・作り続けた
横綱稀勢の里に倣って・・願わくば
頂いたオファーに恥じぬ作品であってくれるよう
そう思うのである



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昨日は・・「陶葉会千葉三越展」の初日
当番日で・・ギャラリートークの担当でした

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午後からでしたので・・早朝に
明日からの教室に備えて・・工房を掃除し
更に・・この糸貼りを済ませて出かけました
結構真面目な毎朝です


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ギャラリートークは・・一般的には
列品解説が多いんじゃないかと思いますが
30数名の参加作家の技術を
的確に紹介することは・・とても難しいことだし
まるで自信はありませんから

私の経験を通して・・趣味の陶芸を
熱心に取組んでおられるギャラリーの方に
ひとつでもヒントになればと
かねてからの持論でもある
「趣味なら本気!」論を・・お話しました


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「趣味が・・癒してくれる人生」を
逆説的に捉えて‥熟年の趣味であればなお
「いや違う!・・趣味だからこそ本気で!」
キャノンのCM・・「趣味なら本気で」を
下敷きにした自説ですが

52歳からの陶芸・・の私が
自分もそうしてきた・・という思いで
30分ほどお話しました

終わってから
初対面だけど・・ネットでという方からも
ご挨拶をいただいたりして
ご来廊・・多謝なのでした


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最近・・千葉市まで出向くときは
最寄りから一駅歩くことにしています
距離1,5キロ・・行き帰りで3,0キロ
日課の4,0キロの大半を消化できるし

大きな声で言いませんが
日本一高価鉄道と悪評の北総線
たった一駅が199円なのです
乗り継ぎまでのこの一駅を歩けば
あとは武蔵野線と総武線
ノーマル路線ってわけ

ほぼ同じ194円で
上野から新宿までの12駅乗れる
JR山手線と比べても・・一目瞭然です

往復3,0キロ歩いて・・398円の節約
大したことじゃないけど
一挙両得っぽくて・・悪い気はしません


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会場には
茄子紺シリーズの糸抜き作品を出品しています
10日までやっていますので
時間があったら・・お出かけください

伝統工芸展の大物と違って
30数名の小品には・・それぞれの生活感があって
お楽しみいただけそうです



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明日(6日)から10日まで
千葉三越7階特選画廊で
第13回伝統工芸陶葉会千葉三越展が開催されます
40名近い千葉縣在住の日本工芸会所属作家が
毎年一同に会しての作品展です

千葉三越展は
公募展用の大物ではなく
日常使いの小品が軸になって
見るも使うも・・楽しんでいただける展覧会
そこら辺が目論見になっています

ひとり5~6点展示で・・30数名
バラエティーに富んだ作品が集まります


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私は・・
この茄子紺の糸抜きシリーズで
麦藁手酒器他
やはり5点ほど出品します

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初日の明日(6日)の午後2時から
会場でギャラリートークが予定されていまして
今年は・・私の出番ということになりました

技術的な話題よりも
陶芸とどう向き合えば・・人生の後半生に
豊かな彩りを添えることが出来るか
体験を通した実感を
お話しできたら・・と願っています

お時間があったら
展覧会をご覧いただきながら
お立ち寄り頂ければ・・嬉しいです

当番でもあるので・・1時頃から先
ギャラリートーク後も会場におります
お声をかけていただければ
作品のこと‥技術的なこと
いろいろ陶談いたしましょう
お待ちしています



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初日に拝見する予定にしてた・・この二人展
思いがけない体調不良に行き合って
誘った友人に謝りながら中止したが
最終日前日の今日・・訪ねることができた

冨川さんも御手洗さんも・・既に面識はある
おふたりとも
専門教育の中で正統を学んだ陶芸である


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自作の氷青釉を駆使した・・冨川さん
微塵も破綻のない美しいシルエットである
そして・・この色は姿に大きく影響されるはずだ
だからロクロが上手くないと・・そう思う


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銀彩を施した白翼飛翔の・・御手洗さん
翼の鋭さと柔らかさを同時に彫るのは・・簡単じゃない
白翔とは・・きっとそういう意味だ


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「氷青と白翔」と題されたこの二人展
下世話なら夏の涼感を誘いそうだが
冷たい外気の中・・廊扉を開いて入った瞬間
真逆な季節感が・・作品を際立させる
そう思わせる感性が・・素敵だ


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その上・・お二人が
自らのアイデンティティーを‥相方に託し
技法のコラボレーションに挑んだのがこれ
それも切磋琢磨の一助・・お洒落な関係なのだ



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ギャラリーを辞した夕方の新宿西口
若い人で溢れていた・・日暮れに向かい
思い思いのクリスマスが待っているんだろう



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一週間ほど前・・メールをいただいた
茨城県在住の○島さんからで
かねてから・・糸抜き技法に興味をもたれ
色々制作されてきた一点が
今年の第46回全陶展で入選できたと
ご報告のメールだった

発端は・・2011年
日本陶芸展で受賞した私は
茨城県陶芸美術館のご好意で開催された
糸抜き技法のワークショップで実演したが
参加していたおひとりが・・○島さんだった

時折り・・メールに添付された写真で
意見を求めておいでになったり
とても熱心に取り組んでおられる様子だった
こうして・・技法が伝播してゆくことは
私にも嬉しいことである

昨日・・会場で拝見した
麻の葉紋を施した大皿である



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上野公園の東京都美術館
広い会場に展示された300点を超える作品
大きな作品が多く・・圧巻だった

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麻の葉紋は・・伝統的な紋様
色々な工芸で使われるモチーフだが
これを糸で貼るとなると
短い糸を重ねて切り・・その切り口が
はみ出さない注意が必要で
結構面倒な作業と・・想像されるが
とても丁寧に貼れてるようだし
麻の葉紋の軸糸が放射状にデザインされ
全体に動きを作っているようだ

焦れずに細かい作業を繰り返された
その様子が偲ばれる

この入選を機会に
更に発展されることを祈る思いである


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一昨日挽いた大鉢二個は
高台を削った後・・口縁をカットして


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多角鉢二個に・・様変わりした
ふたつとも
四方鉢にする予定だったが
一つは失敗して隅を壊してしまったので
更にカットして
八面の多角鉢の仕立て直しになった

転んでもタダでは起きない
といえば・・聞こえはいいが
だからといって
決して好いことでもなさそうだ

狙った通りに作業して
狙った通りに終わる
それが一番なのである・・ハンセイ!




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今日(22日)から
この展覧会が始まります
昨日は・・それぞれ自作を搬入し
自分のブースに展示しました


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第12回 伝統工芸陶葉会展 千葉県美展

千葉県在住の日本工芸会の作家集団が
年に一度・・千葉県立美術館で開く展覧会です

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会員が総出で・・全て準備します
ひと通り並べた後
全体の調和を見るために
意見を交換しているところ

大きさ・・色・・質感などで
隣り合わせがぶつからないように
配慮されてゆきます

40名近い会員が在籍していますが
和気藹々としたとてもフレンドリーな会なのです


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「糸抜き波状紋大鉢」&「糸抜き麦藁手水指」
今年の私の出品は・・この二点です


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今日から27日までの6日間
千葉県立美術館で開催されます

お近くでお時間があったら
ご笑覧賜りますよう
ご案内させていただきます


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陶葉会は
年間三つ四つの展覧会を企画しますが

来年の年初
1月6日から10日まで開かれるのが
第13回 伝統工芸陶葉会 千葉三越展です
こちらは日々お使いいただける器を中心に
展示販売しますので
お気に召したものを見つけて頂ければ幸いです

初日の午後2時から
今年は当番の年だそうで
私もギャラリートークを担当します

これももしお時間があったら
ご覧いただきながら
声をかけて頂ければ嬉しいです

既に来年の個展の準備で・・緊張していますが
この二つを含めて別にあとふたつの陶葉会展
それにレギュラーな公募展が四つ

出品は体力との勝負です
もうひとつオファーを頂いている個展は
来年では間に合わないのかもしれません
体力とともに劣化しつつある・・気力
選手寿命との闘いは続いています




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「糸抜き三耳壺」 富○哲也

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昨日は・・県展を見ました

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既に・・はがきをいただいていましたから
早速・・拝見でした

富○さんは・・
間違ったらいけないが・・確か
お歳は80歳を超えているはず
私より人生の先達ですが
実に生き生きと・・陶芸を楽しんでおられます

私の糸抜きに興味を持たれ
わざわざ工房に見えて
その旨申し出られて・・何年になるだろう
ずっと続けて・・制作されています

出品された展覧会には
何度か私もお訪ねし・・拝見してきました
直接・・工房でお教えしたわけではありませんが
研究熱心なことは・・その様子で分かります


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球形の蓋つきの三耳壺は
造形だけでも・・難易度の高いものですが
形の良さを壊さないように
丁寧に糸を貼っておられます

老いてなお止まぬ繰り返しの妙が生きて
納得の作品になったに違いありません

今では・・糸抜きの技法名も使って下さっています
ひとつ輪が広がったと思う矢先


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「これ・・糸抜きでやってみました!」・・そう言って
声をかけてくださった小○さんの作品が・・これ

俗にいう蜘蛛の巣紋のひとつですが
本物の蜘蛛の巣は
案外幾何学的に規則紋なもんですが
こうして・・ランダムに貼ることで
デザインとして面白くなっているように思えます

ブログや個展でのつながりがあって
やはり興味を持ってくださってるようです

昨日は・・夕方から受賞パーティーもあって
入選者も沢山おられ
あちこちで賑やかな会話が弾む会場でした

写真は撮りそこないましたが
私の「糸抜き波状紋大皿」も展示されてました




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教室のみんなと・・ワイワイしながら
一昨日の皿を削ったり・・


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新たに・・少し浅い皿を挽いたり
講師と作家の二足の草鞋の一日でした

毎日・・変わったことばかりがあるわけでなく
淡々として過ぎてゆく一日が好きです
それでいて・・目に見えて制作が進行してくれれば
きっと一番落ち着く時間のような気がします

この2週間は・・
日本伝統工芸展の開催期間でしたから
何度か日本橋に出向いたり
沢山の手紙やメールをいただいて
普段とは違った高揚の日々でした

それも・・明日で終わり
また静かな日常に戻ります
沢山の方にご覧いただけたようで
こころから感謝しています

作品は・・手で作りますが
ご覧いただくのは・・「手」でなく
「顔」としての・・作品なのです

皿をみたよ!・・ではなく
あなたに会ってきたよ
そう思っていただけるように
手で顔を作る・・つまり
技術で個性を表す・・作家が志すのは
きっとそこだと思っています


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日本工芸会から・・通知が届きました
来年の3月まで・・半年かけた巡回展

私の作品が・・どこの会場で展示されるか
それを知らせてくれる通知で
○印がついてる会場で・・ご覧いただけるわけです

一応・・日程と会場は判っていますので
ここに書かせていただきます

もし時間と興味がおありでしたら
ご覧いただければ・・幸いです

  名古屋 H28 10/5(水)~10/10(月) 名古屋三越
   京都  H28  10/12(水)~10/17(月) 京都高島屋
      金沢  H28 10/28(金)~11/6(日) 石川県立美術館  
   岡山  H28 11/17(木)~12/4(日) 岡山県立美術館
      高松  H29 1/2(月)~1/22(日) 香川県立ミュージアム 
 仙台  H29 1/25(水)~1/30(月) 仙台三越 
 福岡  H29 2/3(金)~2/8(水)   福岡三越

私の作品は展示されませんが
以下・・その他の会場も書いておきますので
是非・・お越しください

 松江 H28 12/7(水)~12/25(日) 島根県立美術館
大坂 H29 2/16(木)~2/20(月)  大阪高島屋
広島 H29 2/23(木)~3/12(日) 広島県立美術館
松山 H29 3/14(火)~3/19(日)    松山三越




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昨日は・・午後日本橋三越での日本伝統工芸展に
何人かの友人が来てくれる約束があって・・出かけた
時間に余裕があったので・・先に
新宿柿傳ギャラリーで「加藤清之展」を拝見した

瀬戸が生んだ巨匠のおひとり
このDMの写真を拝見したときから
是非にも・・勉強させていただこうと思っていた

左右の二つの黒土白化粧の茶碗は
素材だけなら・・私も同じ組み合わせだが
作品にすると・・別世界の優品
手にして・・しっかり目にしたかった

言葉を選ぶのが難しいが・・さすがに見事
姿も手取りも・・微塵の違和感なく
気品に溢れた人生の実りを見るようだ
薪で焼かれる器の良さを・・しみじみ味わった


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「日展」や「朝日陶芸展」を主舞台に活躍された
造形に定評のある作家さんだが
お名前はよく存じていても
今まで直接作品を拝見することが少なかった


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自家薬籠中の土と釉と窯
瀬戸に流れる血は
学べても真似られるものではない


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「第21回日本陶芸展」

私には忘れらない展覧会だが
このとき・・何度も通った会場で
加藤さんの作品を拝見していた


                 
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招待作品として展示されていた紐作りの
「作品10-8.15」

しかし・・このときは
オブジェ作品だったせいもあって
身近かに学ぶには・・まだ遠く離れた世界だった


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夢中で取り組んでいた「糸抜き波状紋大鉢」が受賞したこの展覧会
5年経った昨日・・加藤さんの茶陶を
じっくりと拝見しながら
何とモダンな伝統なんだろうかと
あの日とはまた違った感慨で・・拝見した

造形は・・伝統と対峙するものではない
造形に深い関心を持つことが
伝統への新しい息吹きを生むに違いない
栗木達介さんに見入ったころから
そんな風に思うようになった

日暮れて道遥か・・
学ぶとはそういうことのようだ





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