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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2018年 02月 01日 ( 1 )

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今までに何度も経験してることですが
ときに現物よりも写真の方が
明瞭に欠陥を指摘してくれて
気づいてやり直すことも・・しばしばです

この皿もそう
ほぼ上三分の二と下三分の一の波が
まるで性質の違う波に見えます
例えば
上は風が吹いてるが・・下は無風の波のよう
丁寧に見てると違和感があります

どうしてこうなったかに
多少思い当たることがあります

違いの境目辺りから・・急に糸が貼り難くて
僅かでも力を入れると剥がれるのです
やむなく・・そっと貼るようにしたのですが
その分・・糸の流動感がなくなって
おとなしい波になってしまったのです


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その下三分の一を貼りなおしたのがこっちです
どうやら波の性質が似てきました
貼り難さは同じでしたが
それでもリズミカルな波にするには
息を詰めて力を抜き・・何度も失敗しながら
スピード感は確保して
やっと波の性質は同じになりました


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前日貼り終えた糸を剥がすのは
やはりそれなりに無念なのですが
このまま続けて満足できたことはないので
気づけばやり直すことは必至の手段です

ここまで戻そうと決めて
糸を剥がしますが
貼るときあんなに苦労した糸も
剥がすとなると・・案外抵抗感があって
それなら貼るときにもう少し手応えしてよ!
そう言いたくもなるのでした


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貼っては剥がれ・・剥がれてまた貼る
この糸くずは悪戦苦闘の残骸というわけです


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夕方からは
一気に裏面を貼りました
当たり線だけは入れますが
あとはフリーハンドでひた走りです

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裏は波を作りませんし
表面の凹面に比べて凸面は
剥離し難いので捗ります

夕食前には全て完了・・どうやら無事でした
この上は顔料を吹きつけて・・糸を剥がし
施釉して焼成となります

初めの始りに感じる
「えらいこと始めちゃったぁ!」は
それでもまたいつものように
終るべくして終わります

その繰り返しの中で
少しでも自分らしさが醸し出せれば
以て瞑すべし・・なのです



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by touseigama696 | 2018-02-01 08:25 | ●工房便り | Comments(4)