2017年 03月 30日 ( 1 )

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いつだったか・・ひどい豪雨の挙句
何もなければ穏やかな里山に生きる老人が
土石流に家を流され
「生まれてこの方・・70年もここに住んでいて
こんな目にあうのは初めて・・」

そう言うのを聞いて
70年何もなければ・・これからもない
そうした推定は成立しないと・・思い知った
経験に頼るのは・・過去に頼ること
起きたことは分かるが
起こりそうなことまでは・・判らない

「今までも・・ここで訓練したことはあったから
ここなら安全だと確信して・・実行しました」
責任者の先生は・・そう話したが
不運な雪崩による死亡事故は・・ここで起きた

雪山に安全な場所などない
安全とは・・最も危険の少ない場所に過ぎないのだ
起こり得る危険の中で・・最も少ない場所を探す
それは‥過去の経験の中からだけでは見つからない

雪山のことで言えば
登山家としての豊富な経験とともに
それを裏づける学問的な知識も必要だ
医学・心理学・人間工学
或いは・・気象学・地理学
様々な学問からのサポートを加えて
やっと最小に近いリスクマネージメントになる

勿論学校スポーツとしての雪山は
エベレスト登山と同じではないが
しかし基本的なマネージメントは一緒だ
どこまで考えておく必要があるか
そのカテゴリーをどこまで組むかは
少なくとも
今ままでは大丈夫だったから・・では足りない
足りないままに・・命は失われてしまった

学校スポーツの限界を
正確に認識し・・どうすべきなのか
考えるべき時代にきているのだろう


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今世界のスポーツは
学校を離れ・・クラブの中で育ちつつある
様々の分野の専門家が集まって
ひとりの選手を多面的に指導している

精神棒で尻をたたけば済んだ時代は・・遠い
部活の在りようは・・最早課外活動ではない
教育のなかの大事なカテゴリーだと思う
片手間でできることじゃない

国語の先生に・・バレーボールのコーチを
押しつけて何とかしようなんて
そりゃ虫がいいってもんだ




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