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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2011年 11月 25日 ( 1 )

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「目がものさしで・・手が道具」
たしか・・加藤唐九郎さんの言葉

ものさしを使わずとも・・目が寸法を覚え
自分の手一本で・・作りも細工も何でもできる

そうなれ・・という教えなのだ
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2001年・・日本陶芸展での初出品初入選が
プロへの道を歩き出すきっかけになったが
その時の出品は・・「黒天目組鉢」
図録で見ると・・径が22cm高7.5cmとある

目がものさし・・になるくらい
同寸同姿にこだわって作ったが
爾来・・最も大事にしている教えである
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土塊の大きさから・・寸法を量る
そして・・正確にその寸法を守り
目で・・しっかりと記憶する

面倒でも繰り返し・・同じことをすると
次第に・・目がものを言うようになる
「これで12cm!」・・量らずとも見えてくる
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途中の寸法を・・きちんと守りさえすれば
最後の姿も・・同じになる
31cmを狙うのではなく・・
結果として31cmになればいいのだ

ひとつひとつの寸法を・・目で覚えて
できるだけ少ない手数で・・正確に通過する
31cmで揃うには・・必至の過程なのだ

大きな公募展に出品する場合
上がりが25~30cmくらいの器は
高さの誤差は・・0mm
直径の誤差は・・2mm以内
自分の基準を作って・・
その範囲内で・・6客に組むようにしてきた

目がものさしで・・手が道具
このふたつは・・有り難いことに
置き忘れもなければ・・失くすこともない

だから・・道具箱の要らない・・
便利な道具なのである




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by touseigama696 | 2011-11-25 01:30 | ●窯だ行進曲 | Comments(2)