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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2011年 11月 12日 ( 2 )

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今朝・・窯に詰めました
丁度・・二つ並んでぴったり
素焼きのために・・火をいれました
10時半のことでした
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昨日・・最後の手入れをしながら
十分乾燥できているように・・思えました
だから・・素焼きの予定を今日に決めたのです

1時間後の11時30分・・194度
少し早目の昇温ですが・・
二体しか詰めてない軽い窯だから
仕方がないか・・と思いました
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2時間経過の・・12時半
チェックして273度・・記録しながら
ふと・・窯の蓋を少し開けて様子を見ました
違和感があったわけではなく・・
ほんとに何となく・・見たのでした

何とまさに・・こっぱみじん・・
惨憺たる様子に・・ただただ唖然でした
爆発による・・壊滅的な破壊
急いで火を落としたのは言うまでもありません
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同じ日に・・タタラを作り
同じ日に・・組み立てた二体
土の種類は違っても・・ほぼ同じ進行で
手入れをしてきたせいでしょうか
二体とも・・基底部で破壊されました
底板が・・粉々になっています
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直感的な・・原因の推測は乾燥不十分
底板が乾き切ってなかったのかもしれません

そして・・ブログに書こうとして
重大な錯覚に気づきました・・というのは
組み立てた日が・・3週間前だと思っていたのですが
実は・・2週間前だったのです
この1週間は・・決定的な時間だったかもしれません
乾燥不十分は・・致命的です

ろくろ制作ばかりでやってきましたので
たたらには・・不慣れ
他に原因がありやなしや・・も判りません
どなたか・・ご意見をお聞かせくださいませんか

前回は・・紐づくりで失敗
続いての・・たたらで失敗
だからといって・諦めるわけにはゆきません

注文の制作ですから・・
もう一度・・作りなおします

何かご意見をいただければ
参考にして・三度目に挑みます
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こうしたことが・・起こり得るのは
勿論・・知っていますが
実際に起こると・・やはりめげます

教室のみんなに・・惨状を見せました
言葉なく・・びっくりしたようです
窯にも恐さがあることを・・知ってほしかったのです

工房に戻って・・
「縁起直しに・・大皿挽くよぉ~!」
15kgで・・58cm
60cmを狙ったのですが・・2cm足りません
みんな見てるし・・
失敗したくなかったんで・・ちと遠慮・・苦笑

教室を終えて・・夜の仕事は中止
休息にあてることにしました
明日までに・・気をとりなおして
頑張ることにします



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by touseigama696 | 2011-11-12 22:57 | ●工房便り | Comments(31)
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金〇さんは・・10年選手
この教室の始まりの年から通ってる
振り返ってみると・・
こんなに冷静に稽古を続けてきたひとはいない
冷静にというのは・・コンスタントにでもいい

淡々と・・しかし確実に腕をあげてきた
プロでも通用するレベルである
小さいものから・・15kgの大皿まで
満遍なく・・水準の揃った技術を持っている
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加飾も・・緻密で丁寧である
白化粧を施して・・搔き落としたこの作品
少し古い写真だが・・本焼きしたこの作品は
大きな公募展で・・入選した
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大物は・・力だけで挽くものでないことを
彼女の様子が・・教えている

土を手の内にする・・つまり
ろくろの回転が生み出す力を利用して
その力に添うようにして・・土の行き場を作る
その行き場が・・器形をつくり
思いのままになれば・・それが手の内なのだ

慣れなければ・・大の男でも
15kgの粘土を・・自在に動かすのは難しい
室伏選手のハンマー2個分
それが・・回転運動で遠心力が働く
それに逆らわなきゃならないのだから
ろくろの上では・・結構な力仕事である

金〇さんは・・それを自分の力だけでこなす
数をこなして・・身につけたコツである
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三島手の搔き落とし粉引き皿
県展で入選した作品だが
押紋に使った印判も自作
根気のいる仕事を・・飽きずにこなした
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土鍋も作った
僅かに・・蓋が道具土に負けてひずんだが
端正な姿の鍋である
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近い将来・・プロレベルでの公募展に
組みもので挑戦しようとしているようだ
だからそのコンセプトを・・繰り返し試作してる

「端正」・・彼女の仕事の底辺に流れる美学
欲ばらず・・無駄なく・・シンプルに
結果として・・格調の高い作風を求めている

黙々として・・作っては壊し
冷静な稽古が続く
ほっておいても・・自分の道を歩ける

まだ若いから・・
仕事をしながらの趣味でよい
本気の趣味は・・いつでも・・
望めば大きな花になるに違いない
it is up to you!
決めるのは・・君自身だよ






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by touseigama696 | 2011-11-12 01:17 | ●窯だ行進曲 | Comments(1)