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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2011年 11月 08日 ( 1 )

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去年・・
日本伝統工芸展の札幌巡回展でお目にかかり
ご親切にも・・神威岬やら色々ご案内いただいた
mayaさんのブログに・・この記事が書いてあった
つい先日の・・個展を終えた折りの感想である
記事をアップすれば・・Blog_Maya
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この記事のなかで・・
mayaさんは・・こう書いている
曰く・・「粘土の可能性を追求しています」

従来のカテゴリーでは収まりきらない
「素象人形」という独自の世界を追求するmayaさんだから
粘土という素材に求める可能性・・潜在能力・・ポテンシャル
それは・・大事な命題に違いない
新しいカテゴリー誕生への模索が
今回の個展のコンセプトだったようだ
成功裏に終わって・・展望は開けてきたようだ
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私も・・しばしば「ポテンシャル」という言葉を使う
潜在能力という意味でだが・・それは可能性でもある

「モチーフが持ってるポテンシャルをどう展開するか・・」
といった言い方をしてきた
mayaさんの言う「可能性の追求」と似たような意味合いである

やや屁理屈ともとられかねないが・・
自戒の意味もこめて・・触れてみたい点がある

「可能性の追求」・・「ポテンシャルの展開」
どちらもそうだが・・
変わるのはどっち?の視点を忘れてはならない

粘土やモチーフは・・
ほっとけば・・100年経っても動かない
だから・・
可能性も潜在能力もありはしない
置かれたもののまま・・そこにある
本来それだけのこと・・でしかないのだ

でも・・可能性の追求も・・ポテンシャルの展開も
どちらも・・実際にいつでも大きな課題である
そして・・新しい価値も沢山生まれている

その可能性や潜在能力は・・どこから生まれたのだろう
それが・・変わるのはどっち?・・なのだ

つまり・・可能性は土にあるのではなく
それを動かす人間にあるってことだ
土が変わるとすれば・・人間が変わったのだ
人間がより大きく変化できれば
土もまた・・大きな可能性を示すことになる

ものを作るのは・・技術ではあるが
それは・・極く限られた狭いものでしかない
むしろ・・
人間としての大きさ深さが・・土を変えてゆく力なのだ

魅力的な作品は・・魅力的な人間から生まれる
ものづくりが・・心底心がけるべきは
この一言に尽きるような・・気がする

粘土の可能性の追求とは・・
モチーフが持ってるポテンシャルの展開とは・・
作者自身の・・可能性であり潜在能力なのだ
技術を磨くことは・・人間を磨くこと

粘土やモチーフに下駄を預けるような
錯覚は避けねばならない・・
その意味で・・自戒でもあるのだ

外出から戻って・・マッサージにかかり
そして・・また糸貼りに戻った
モチーフの展開・・
正に今書いてきたことのまま・・
悪戦苦闘は・・これからも続くのだろう



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by touseigama696 | 2011-11-08 01:59 | ○陶芸雑感 | Comments(4)