ブログトップ

桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

工房便り(41) 皿返し

前回・・大皿を乗せた亀板をひっくり返す方法について触れました
大きな皿になると・・大きいのと重いので返しに苦労するものです
助手さんがいれば手伝ってもらえるでしょうが
独りしかいない工房での作業となると
何でも自分でできなければなりません
そんなわけで・・『私の場合・・』をアップすることにします
d0085887_23451481.jpg

この梱包用のテープ
ホームセンターのレジなどで活躍しているのを知っていました
これが梱包以外の作業でも・・なかなかのすぐれものです
d0085887_23452399.jpg

伸縮性があるので
強く締めれば・・結構密着します
まずは・・皿と亀板をグルリと強く巻きます
そんな高価なものでもないので
強度を確保するために何重にも巻きます
d0085887_23453321.jpg

十文字に巻いて・・より密着を強くします

余談ですが・・茶碗を五個とか・・間にエアパックなどをはさんで
このテープで十字に巻くと・・きっちり梱包できて便利ですよ
d0085887_23455540.jpg

これで・・皿と亀板はかなり強く固定できます
そこで・・手のひらで皿を支えるようにして
亀板ごと掴みます
皿と亀板は密着してて外れることはありませんから
あまり強くつかむ必要はありません
d0085887_2346319.jpg

両腕の脇を締めて・・体を反らせながら持ち上げます
脇を締めれば・・腹部で肘を支えることができるから
かなり重くても・・持ち上げることができます
d0085887_23461094.jpg

皿が肩より上にきたら
手のひらで皿の底を支えるように持ちます
亀板はテープで密着してるから
指の力を抜いてもずり落ちることはありません
手のひらを・・皿の口縁部から更に胴周りのほうへ滑らすことができます
d0085887_2346241.jpg

あとは・・そっと置くだけ

まぁ・・一番厄介なとこは
身体を後ろに反らせて持ち上げるときでしょうが
あのフィギュアスケートの「イナバウアー」を
思いだして・・やってみてください・・笑
[PR]
by touseigama696 | 2009-07-05 00:19 | ●工房便り | Comments(6)
Commented by Potter-Y at 2009-07-05 22:22
確かにあのラップみたいなもので意外としっかり固定できるので、
ホームセンターでへーっと思いながら見ていましたが、
なるほどこういう活用法があるんですね。
その助けが要るほどの大皿とはまだまだ無縁ですが、
梱包に使う方法は参考になります!
Commented by Serena_fiona at 2009-07-06 00:24
65センチ・・・すごいです。
神経を細部に張り詰めていないといけないお仕事ですね。
高台の姿が作品の形を決めること、教えていただいたような気がします。
ちょっと雰囲気が変わりましたか?
Commented by touseigama696 at 2009-07-06 10:13
Potter-Yさん
おはようございます
この梱包テープ
個展の搬入のときなど・・ベンリです
グルグル巻きにしてからダンボールに入れれば
それでOKですから・・笑
Commented by touseigama696 at 2009-07-06 10:17
Serena_fionaさん
おはようございます
ご無沙汰で・・すいません!
今までの60センチ皿よりも
直径で5センチ 高さは倍くらい
高台を小さくして・・口縁にはやや端反りを・・で
雰囲気はだいぶ変わったかもしれません
形についてもっと勉強しなきゃ・・とは
以前から考えてきたことではありますが
なかなか思い通りにならないものです・・苦笑
高台の大きさとか幅・・高さ・・とても気になります
Commented by mousseinmtl at 2009-07-10 10:33
写真を拝見すると65センチの大きさがひしひしひし・・・・と伝わってきます。ここまでくるとなんだか体全部を使って作業ということになりますか・・・。いったい私はどのくらいの大きさまで轢くことができるんだろ・・・なんて考え始めている・・・。高台の径はどういった感じで決めておられますか?
Commented by touseigama696 at 2009-07-11 23:41
mousseinmtlさん
いつもありがとうございます
大物には功罪ありまして・・
これができることで・・
多少自信のようなものが芽生える・・ってことも
小さなものを作るときに・・力が抜けて柔らかくなることも・・
功罪の功・・かもしれませんが
一方で・・力仕事だし・・何もかもが沢山必要で
それで失敗すりゃ・・ゴミの山・・トホホ
実に不経済です・・爆

しかしまぁ・・体を使うのはいいことで
粘土と相撲とってます・・苦笑

高台の径を決めるのは・・挽く時で・・
小さいか大きいかは決めてかかります
削りの際は・・
口縁部から底に向かって荒削りしながら
そのシルエットで径が決まります
挽いてるときに・・下支えに必要で残した土を
半乾きのときに削れば
それが高台の大きさということになるとでも・・
上手く説明できてるのかなぁ・・?

名前
URL
画像認証
削除用パスワード