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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

花の命の長かれ・・と

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2006年からの7~8年
無慮数千枚の花の写真がファイルされています
スクロールして見てみると
撮ったときのことさえ思い出せます

埃を払ってたまには表舞台にと
再掲してみることにしました

花の命は短くて・・と言いますが
今夜の花たちは・・ファイルの中で
10数年咲き続けてきたわけで
だから・・歳だけは訊かないでやってください


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2006年の正月・・色々物色した上で
それまでのデジコンをサブに・・NikonD200を購入しました
当時としては最高の解像力を持っていたはずで
自作の器を綺麗に撮ってみたいという願いを
叶えるため・・カメラの性能に挑みました

そのための練習にと・・花を撮ってみたのですが
これが面白くて・・しばらくは夢中でした

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24~70㎜の標準に70~300㎜の望遠
もう一本は名球の誉れ高いタム9こと
タムロンの90㎜マクロを揃え
近所の江戸川の河川敷を歩いて
野に咲く花を・・腹這って追いかけたりしました


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写真は・・極く大きく分けると
撮りたいものだけ撮る写真と
何から何まで全部撮る・・のふたつです

最近のスマホの写真を見ますと
後者の写真なら見事なまでに綺麗に撮れます
シャープなピントで隅から隅まで
証拠写真なら完璧です

証拠写真はともかく
記録写真としての要件はこれで充分です
ただ
もうひとつの撮りたいものだけ撮る写真
こちらでとなると
レンズの性能を変えて
上下左右・・ずっと奥までの立体の被写界の
その中のどのスライスを切り取りたいか
そこがメッセージ性ということになって
所謂表現のカテゴリーになってきます

3本のレンズを買い求めたのは
そこら辺を練習したかったからなのでした

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一連の写真は
殆ど望遠かマクロで撮っています
結構難しいレンズですし
おまけに三脚使わず手持ち撮り
紙一枚の厚さで焦点が前後に動きますから
ピントを合わせるのが至難の業です
あの頃は肩腱板が切れてませんでしたから
この重たいカメラをじっと持てたんですね
今では・・多分無理です


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これはあまり上手く撮れてない一枚
ピシッとフォーカスがきてるラインがありません
つまり・・メッセージがボケているわけです

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これは少しましでしょうか
花弁の手前にピンがきて
その前後は・・きれいにボケてゆきます
タム9マクロの場合・・名球の所以は
そのボケの美しさにあるといわれています



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これは少しトリックを使った撮影法で
ガラス板を使って・・二重撮りにしてあるものです
私の工房に作った特設スタジオで
カメラは固定しガラス板で花弁をダブらせたものです

当時は・・いろんなこと試していました
還暦過ぎたばかりのころ・・まだ元気だったんですね


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これは苦労した一枚
風に揺れるので手持ちでは実に厄介
三脚つければアングルの自由が失われるので
極端な言い方すれば
風に合わせてカメラも揺らしながらみたいでした

走ってる車に合わせてカメラを振り
車にピンが来て・・背景がボケて流れる
あの写真と同じ手法です

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この花の背景にも花や木はあるのですが
うまくぼかすと
狙った花だけが形を成してくれるというわけです
撮りたい花は・・これ一本ってところです

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このボケは・・風のせいですが
おかげで生きてる花に見えてきます
ボケは呼吸みたいなものかもしれません

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桜も難しい花です
それこそ花の命は短くて
シャッターチャンスの少ない花かもしれません

でも今夜の花たちは
10数年満開を維持してきたわけで
そこに行けば
今でも咲いていそうに思えます

こうしてアップしてみると
フォーカスの甘さが不満ですが
基本的には三脚を使うべき
カメラを固定して
ミリ単位でスライスすれば
少しはましになるに違いありません

白内障の目を抱えていてはなおのこと
オペ後にどんなフォーカスが来るのか
楽しみではあります

さすがのNikonD200も・・既にロートル
新しいカメラが欲しいと思ったりしますが
でも使いこなせる自信は・・もうありません!

春までのあいだ
何度か古い寫眞をご披露してみようかと
ファイルを眺めています



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by touseigama696 | 2018-02-06 00:08 | ●お気に入り | Comments(2)
Commented by watmooi at 2018-02-06 22:09
こんばんは。
どのお花も色鮮やかで、
ビシッとしたり、ふんわりしてたり、
すっとしたり、ふりふりしたりしてとてもきれいです。
撮られた時のこと思いだされる、と書いてありますが
香りがしてきそうです。
また楽しみにしていますね。
Commented by touseigama696 at 2018-02-08 07:43
watmooiさん
ありがとうございます
花の写真はやってみると
とても楽しいことに気づきました
やきものと違って・・生きものだと
きっとそれを感じるからでしょう
古い寫眞を見てると
結構結色々試したんだな・・と
感慨深いものがあります
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