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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

プレバト俳句の実力

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数少ない好んで見るTV番組が・・「プレバト俳句」だ
「何でも鑑定団」と共通して
楽しみながら日本の伝統文化にふれ
その啓蒙ともなっている

鑑定団がシニアに傾くのと違って
俳句は・・若者にも興味を誘ったようだ
妙に同人らしき俳句愛好家を集めず
お笑いのタレントさんたちの起用は
見るものに一段と親しみをもたらした

毎週のように見ていて
芸人さんたちの才能に驚愕だ
人を笑わせるって・・アホにはできない
はずみで笑うのは・・芸ではない
しかし意図して笑わせるのは・・芸の才能
そこらへんの実にデリケートな感性が
見事に俳句に生きていると・・感じてた

ちなみに夏井いつきさんが褒めた四句を引用すると

* セイウチの麻酔の効き目夏の空  藤本敏史
 * 紫陽花の泡立つ車窓午後の雨   梅沢富美男
* テーブルに君の丸みのマスクかな 村上健志
 * 野良犬の吠える沼尻花筏     東国原英夫

どれも見事な俳句だと思う
歳時記に載っていても不思議じゃない
優れた指導者の影響力はたいしたものだ

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いつもの定番のランキングを終えた後
特番で・・プレバトが対外交流戦をするという
先日ニュースで知っていたが
俳句甲子園の常連で連覇を果たした
開成高校が相手だという

プレバト俳句の実力拝見にはもってこいだ
いつもの辛口添削の・・夏井いつきさんも審査員
楽しみに見た

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お題は・・正岡子規と野球
すたこらサッサとカメラがカット替えをするから
まとまらない画面だが
なかなかの句ができて・・好い勝負だった

開成高校俳句部も
プレバト相手できっと緊張してたはずだ
俳句甲子園での戦いの方が楽だったかも


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この二句・・三回戦の最終勝負
勝ったのは開成高校の句だが
プレバト藤本クンの句も好きだ

外野席に僅かに集まった応援家族を見て
少量の秋が来ている・・って
言えそうで言えない表現である
一方で
二百十日のバットを置いた試合が
どんな試合だったのかも
想像に膨らみが生まれ見事だと思う

対抗戦の結果は
何と三句中二句で勝ったプレバトの勝利
しっかりと実力を見せてくれた
きっと夏井さんも鼻が髙かったろう

お題の写真に写っていた正岡子規
日本に野球を普及させたひとだが
言うまでもなく俳聖である

その子規が睥睨する写真を見て・・一句
多分開成高校俳句部は・・やりにくかったはずだ
  何故なら
子規は開成高校の偉大なOBのひとり
もしかすると・・松山在住の夏井さんの陰謀(?)
プレバトに肩入れしようと
同じ郷土の偉人子規に睨ませて
後輩を萎縮させたのかもしれない(笑)

同じくOBのひとりの私は
何とか後輩たちに勝たせてやりたかったが
孫のような生徒たちでも・・私より格上の俳句
プレバトの実力は・・きっと本物なのだ
私が在校した時代に・・俳句部はなかった
あったのは排球部で・・私はそっちだった

=閑話休題=

どなたかが
夏井さんの添削の妙を讃えたら・・師曰く
「私が素晴らしいんじゃなくて
日本語が素晴らしいんだよ」

日本語ってそういう言語なのだ
俳句に人々の関心が集まるのは嬉しい
17文字の文学は・・世界に誇れる文化だし
極限まで無駄を省いて核心を突く
ひとの生き方に通じる視点でもある

プレバトの俳句がどんどん育っていってほしい
ほんとにそう思う



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by touseigama696 | 2017-09-22 16:03 | ●お気に入り | Comments(4)
Commented by gaunn at 2017-09-23 07:59
そうね、、この俳句バトル見る方は多いとおもう
私も俳句に入っています、夏井先生と同じく
注意点を赤ペンで、、季語重なりに気が付かず
同じ失敗をしています
夏井先生の指導受けられるべきでもない初心者です。
Commented by BBpinevalley at 2017-09-23 14:11
やっぱり、日本に居ればこういうのが観られるからいいですね。
そういえば、日本に野球を広めた人は子規でしたっけね。
とても面白い句を書く人でしょ。
なんでもなさすぎて、呆れるほどに。
「鶏頭の十四五本もありぬべし」とか。
同じジャンルに、全く新しい息を吹きかける人って、すごいですね。
そういう人が、この番組にも出てくるかも?
楽しそうです。
Commented by touseigama696 at 2017-09-24 06:00
gaunnさん
ありがとうございます
少し年とったら俳句はいいですね
季語辞書は軽いし
ノートとペンだけでいいし
吟行で歩けば体にいいし
作品が溜まっても場所はくわないし
入選すればうれしいし
陶芸より長いことやれそうですね(笑)
Commented by touseigama696 at 2017-09-24 11:21
BBpinevalleyさん
ありがとうございます
日本ならではの文化は
やはり大事にしたいものです
若い人が俳句に興味をもってくれたら
それも伝統の継承・・嬉しいことです

「鶏頭の十四五本もありぬべし」
子規の問題の句ですね(笑)
これならだれだってできる・・って
言ったひとがいるとか(笑)
「梅の木の十四五本も生えており」ってね
でもそうした問題句を作れるのも才能かも
句づくりって・・頭の訓練にはもってこい
体力がなくなったら・・
俳句に転向しようかな(笑)
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