閑話休題・・の所在地?

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これ・・先月の予定表
書き込みは2件で
一件は定検受診・・もうひとつは電話する約束
一ヵ月・・これだけだった

さすがに・・こんな月は珍しい
それ以外は・・工房に埋没して
仕事に没頭してたわけだ
従って・・
いささか話題にも事欠く始末である

仕事のことを時系列で書けば日報だが
ブログは・・個人的な日記でも日報でもない
多少は普遍的な方がよかろうと
メッセージ性を意識したりもする
今夜は・・ちと切り口を変えてみたい
思い切り与太話になるが・・お許しを

この与太話に僅かな価値を作るために
「閑話休題」って・・便利な言葉があるが
これの所在地は・・案外間違える
マジ話・①・与太話・②・マジ話
このつなぎ目の①or②?

案外①で使って間違える
閑話休題は・・与太話の入り口で断って
少々寛いでもらいたい気分だろうが
歴史的に正しい所在地は・・②である

「与太話はさておいて・・本題に戻りましょう」
が・・閑話休題ってわけだ

さて・・そこで今日の一文
10数年前の私のエッセイの再掲である
思いっきり与太話・・顰蹙を買いそうである

先日・・古いつきあいのメル友さんから
「相変わらず真面目で難しい話だね
読むときは辞書片手だよ(笑)」と言われた

確かにそうだ・・「顰蹙買う」だって
読めなきゃ書けねぇっ!
どっかのCMにあったが
辞書で引くのも大変そうでゴメン
たまには羽目を外すかと・・色々考えたが
最近与太話さえ・・縁遠い

そこで読み返していてみつけた・・与太話
自分のエッセイからを転載して
最後に・・「閑話休題」と書いて
明日のマジにつなげよう・・ってことにした
明日は・・大マジの予定である


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     閑話休題   2004/04/23 折々の折り

初めてヨ-ロッパに旅した1965年の晩秋
その最後にカイロのピラミッドを訪ねた
その途方もない大きさにびっくりしたが
王家の棺が置かれてるという部屋まで
ピラミッドの中の通路をたどって昇ることになった

今はどうなってるかわからないが
当時その通路は背の低いもので
足場のような板の通路を身をかがめて昇るしかなかった
金魚のウンコのように・・大勢の観光客が連なって昇り始めた
結構道中は長い・・その間
直立することはできないからつらいものがある

「まだかいな?」・・と時々顔をあげて見上げるのだが
私の場合・・そこにはアメリカ人のおばちゃんの
巨大なお尻が見えるだけであった
かがんで歩くと・・お尻は一段と大きくなる
それが殆ど目の前にあるのだ
もし・・おばちゃんが急に立ち止まったりしたら
顔面衝突間違いなしだ

何度か顔をあげているうちに・・妙なことが気になった
そのおばちゃんスラックス姿だったのだが
そのスラックスにくっきりとパンツのラインが浮びあがっている
なんと言ったって目の前である・・嫌でも目につくのだ

しかもそのラインが・・時計の針で言うと10時15分である
つまりは左右がアンバランスなのだ
この年配のアメリカ人のおばちゃんは
控えめに言ったところで結構太め
日頃の食生活の豊かさを見事に反映してるもんだ
従って長針の15分の方はいいが・・10時の短針は
まるでサランラップに包んだ餅を
チンしたみたいにはみ出て膨らんでいるではないか

ただただ歩いて昇るだけの退屈で窮屈で
腰が痛くなるような道中のことである
目の前でユッサユッサしてるおばちゃんのお餅は
次第に11時にずり上がってゆくような気がしてならない
ふとつい手直ししたくもなる
その左右のラインを9時15分にしたらすっきりするだろうな
不謹慎なことを考えながら歩いていたら・・棺の部屋に着いた

道中が長かった割りにどうってことない殺伐とした石室
もぬけの殻の石棺がポツンと置いてあるだけだ
だからおばちゃんのお餅のほうが・・遥かに印象に残った

似たような経験がもうひとつある ・・大学三年の夏休み
私はタイプ専門学校の夏期講座を受けた ・・マスコミ志願だった私は
「これからのテレビ人間は英文タイプくらは打てなきゃ」と
まるで映画の見過ぎみたいな動機で通い始めた

後に海外番組担当になって多少は役に立ったのだが
その効用は・・更に後年パソコンを使うようになって
一段と有効になった ・・今こうしてキ-ボ-ドを
ブラインド・タッチで打てるのは・・あの夏休みのお陰である

真夏の一ヶ月・・御茶ノ水にあった学校に通った
20人ほどの受講生の殆どは若い女性たちだった
男は私ひとりだったかもしれない
今でいうラップトップのタイプライタ-が
ずらっと並んだ机は奥行きの浅いもので
狭い教室に沢山詰め込もうという魂胆だった

自分のタイプの前に座ると・・目の前にあるのは
今度は若い女性の背中で・・これまた目と鼻である。
タイプに少しなれてくると
キ-ボ-ドを見ずに打ち込む練習になる
転写する原稿を見ながら打つこともあるし
自分で考えた文章を打つこともある ・・そうなると
目に入ってくるのは目の前の背中ってわけだ

真夏の暑さの中・・大抵は薄着だった
エアコンなんて洒落たものがあったかどうか覚えもない
汗ばんだ背中にブラのホックがくっきりだった
手を伸ばすどころか・・指を伸ばせば届いてしまう距離に
そのホックは窮屈そうに緊張に耐えていた

ピラミッドとは違ってこちらは9時15分
一直線でアンバランスはないのだが・・
これを見続けているうちに
ふと子供のころによく遊んだゴムのパチンコみたいに
摘んで引っ張ってパチンとか・・たまには
外れかかっているのを直してあげたらとか
邪念妄想が浮かんでは消えた

タイプ学校の最後には試験が待っている
一分間に何ワ-ド打てるかというテストを受ける
別段タイピストになるわけではなかったから
何級とかの資格を貰う必要もなかったが
折角だから受けるだけは受けた

この試験当然だが集中力がいる・・邪念は無用だ
女性ばかりの教室に遠慮して最後列で受講していた私は
この日だけは最前列に座った気が散るのを避けたからだ
そのせいか・・無事に試験に合格して証書を貰った
私の後ろに座った女性が受かったかどうかは判らない
もしかして若い男の背中に気が散って・・考え過ぎか

何で今夜に限ってこんな話題?
とひんしゅく買ったかもしれない・・というのは
時々親しいメルトモさんから
「てつは結構マジな生き方なんだぁ・・」と言われてきたし
リンクしてくれている仲間の紹介プロフに
「時々難しいこと言うから・・わからないこともある」
と書かれてもいる

マジはマジだが・・たまには緩めるかぁと
マジに考えたらこんな話になっちゃったのだ
ついでにマジに言えば・・4/14の日記で触れたが
人間同士の距離は45センチまでは
密接距離と言って非常に親密な関係を表す
だから親密でもないのにこの距離にいると
邪念が起きたり・・いたずらしたくなる可能性があるのだ
ピラミッドもタイプ学校も・・親密でないのにこの距離だった

ってことは・・邪念にさいなまれた私の苦悶は
私が悪いのではなく主催者のせいだってことだ
私に邪念を起こさせないためには
公衆距離の360センチ以上離れて歩けるか
座れるかしてもらわねばならないことになる

これを読んで・・「てつって、やらしいわねぇ」
とおっしゃる女性は・・どうぞ密接距離においでくださるな
私の自己責任にあらざることで誤解を招くのは
実に哀しいことだからなのだ

明日は・・閑話休題



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by touseigama696 | 2017-04-22 23:56 | ●エッセイ | Comments(0)
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