定番の・・「泥縄式」です


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私の年賀状は
毎年のことですが・・今年もまた「泥縄式」です
どういうことかと云いますと
「掲載作品選び」「スタジオ撮影」「データ送信」
「印刷発注」「文字原稿校正」「納品受領」
「発信先チェック」「宛名ラベルのプリントアウト」
「ラベル貼り」「切手貼り」「肉筆一行添付」
「郵便局持ち込み」・・で完了ですが
印刷済みのハガキが届いて3日目の・・昨日の30日
500枚弱を郵便局に持ち込んで・・やっと無事完了

そういうわけで・・泥縄式なのです
「桃青窯さんの仕事で・・今年も終わりかな?」
印刷屋さんに・・そう言われましたが
これも・・毎年のことかもしれません



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そもそも「泥縄」の由来は?・・ご存じですか?
一言で言えば・・ドロボーを捕まえてから
そのドロボーをふん縛るための縄をなう
現代風なら・・捕まえてから手錠を発注するとでも
つまりは・・段取りが滅茶苦茶ということです

段取りのプロを自賛していた元プロデューサーとしては
いささか不本意なことですが
でもまぁ・・聞いてください!
「ちゃんと年内には発信済みしてるじゃん!
年越しても不思議じゃないほど切迫してたってのにさ」
緊急での危機管理・・これも段取りで
「間一髪セーフ!」は
腕の悪いプロデューサーでは無理・・ってこと

どこか腑に落ちないものを感じながら
弁解めいた自画自賛・・これも恒例のようです



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「泥縄」は・・褒められたことじゃありませんが
好いことの例えに・・「灰で縄をなう」があります

昔話に出てくる古老の知恵
長寿社会でありながら
老人の知恵が充分に生かされてるとは思えず
思いだしながら・・書いておこうかなです

事あるごとに悪代官の難癖で
年貢を増やされ続けていた若い百姓が
今年もまた虐められていました

「灰で縄をなって持って参れ・・さもなくば」
いつものことです

草を編んでなう縄を
灰でなえ・・など無体な!
困り果てた若者を見かねたこの家の年寄りが
こう言いました

「納屋から新しい縄を・・皿に乗せてもってこい
そしたら・・それに火を点けてそっと燃やせ」

燃え尽きた灰は・・縄の姿のままです
まるで灰でなったようでした
それをそっと皿ごと代官所に届け
悪代官の鼻をあかしたのだそうです

古老の賢さが・・若者を救いました
老人の知恵は・・学問的な知識とは限りません
しかし・・長いこと生きてきて身に着けた知恵
教科書からでは学べないものが沢山あるものです

世の中が・・無秩序に混乱を極めるとき
専門家の専門的な学説よりも
長く生きて無秩序や混乱に身を晒した老人の
「灰で縄をなう」を・・「縄で灰をなう」と
読み替えて解決する生きた知恵が求められるものです

今は・・そんな時代なのかな?
そう思えてならないのですが
現場から老人を排除するってことは
パワフルではあっても・・クレバーとは限りません
(あっ!・・また片仮名使っちゃった)

したたかささえ含めて
解決能力の旺盛な古老の知恵
見直してみませんか?


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年末年始の休暇とはいえ
のんびりできる気分でないのは
来年に備え・・油断できぬという緊張が
「泥縄」許されまじの気分を醸しているから・・
そう自戒しています



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by touseigama696 | 2016-12-31 14:27 | ●エッセイ | Comments(0)
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