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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

ついでに・・水指本体も


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昨日・・蓋の作りをご披露したので
今夜は・・ついでに水指本体も
私の場合・・ということでご紹介します


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蓋物の場合
身と蓋がぴったり合わないと具合が悪いので
ロクロ挽きした器の真円が崩れないよう
亀板を使って挽きます


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土殺しと芯だし・・いつもの通り


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上げたり下げたり・・何度か繰り返します


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これから挽こうとしてるものと
なるべくなら相似形で土塊を置きます


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これが・・形の原型になります
これから作るのは・・筒形の水指です


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穴を開け・・底の厚みを見極めます


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壁を真っすぐ上に挽きあげます


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外壁は・・両手の四本の指と手の平で
天辺は両親指で・・抑え込みます
これで土の逃げ場がなくなります

内側は?・・と聞かれますが
内側は遠心力が押さえてくれます
丁度・・押し寿司の型に入れたように
圧力を加えて・・土を均質に締めておきます

暫らく回転させていると
土のむらが消えて・・全体が滑らかになるのが
手の平に伝わってきます


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更に壁を挽きあげますが・・口縁部は
先に行って受けを作る厚みを忘れないように

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途中で・・適宜外側の手入れもしておきます
途中をきれいにしておくことが
上がりをきれにする秘訣・・そう考えています


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口縁部に受け用の厚みを残し
なめしで締めて強くしておきます

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内側は・・少し広めの平筆を使って
余分な水気を切り・・指跡なども消します

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出来るだけ屹立ちにしたいので
大きなヘラで・・壁のラインを作ります

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蓋の受けを作る準備
厚みを均一にして締めます

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受けの溝を切るときに・・やや広がるので
口縁部を内側に少しつめておきます


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溝を切るには色々な方法があります
ヘラやカンナで切ることもできますが
私の場合は・・指三本で作ります

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中指と親指で挟んだ口縁に・・なめし皮の上から
人差し指の爪先で角度を作って・・L形の溝を切ります
慣れれば・・道具要らずのほうが便利かもです

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作業を加えるごとに
壁や口に手を入れて・・形を崩さないよう気をつけます

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底部にヘラを入れて
見切りをきれいにしておきます
後に削りの段階で
真円が分かるようにしておきたいからです


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蓋作りのために・・サイズを計っておきます
パスを使うのが便利です

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最初に書いたように・・少し乾燥が進むまで
器に手をふれて移動するのは避けて
亀板に乗せたまま
しっぴきで・・底を切り離しておきます


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「筒形水指」
一応・・予定通りの形になりました

糸抜きで・・茄子紺で焼きたいと思っています




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by touseigama696 | 2016-10-15 01:03 | ●工房便り | Comments(2)
Commented by sakuramoon7767ryo at 2016-10-15 01:30
はじめまして。
蓋物は大変ですよね~
ろくろは大昔学生の頃やりました。
最近は時折作家さんのとこでたたら作りで楽しませて頂いてます。
土を触っていると癒やされますね^_^
五十代で初めて現在プロでご活躍って素敵ですね❗
Commented by touseigama696 at 2016-10-16 00:35
sakuramoon7767ryoさん
ありがとうございます
一彫りが間違いで・・全てが水の泡
木工の怖さも・・なんとなくわかります
能面は・・木工の極致のひとつ
スリリングでしょうね

局面によっては
まだ手直しの利く陶芸の方が
少し気楽かもしれません
その上晩学の気楽さ
まぁ楽しんでいます
これからもどうぞよろしく
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