皿のロクロ挽き

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昨日の教室日
生徒さんの一人の○藤さんに
写真を撮ってもらいました
黒土・2㌔で挽く尺皿(30㌢)です

実はこの皿の注文主は・・○藤さんなので
注文主が・・撮ってることになります

教室では・・先生と生徒ですが
この場面では・・注文主と受注作家
その関係には・・微妙な変化があります
つまり・・失敗は許されません!
「もたもた」だって・・値引き対象かも(笑)


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丁寧に菊練りした土を・・ロクロに乗せ
「始めるよ~ぅ!」・・です


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土殺しと芯出し
準備ではありますが・・ここから既にルーチン
リズムを作ってゆきます

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天辺が十分に死んでること
底の土がよく締まっていること
そこらへんを目安に進めてゆきます


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高台のちいさな和皿が・・ご注文
皿というより鉢を作りそうな土塊にします
径と高さがほぼ10㌢・・ここから皿にしてゆきます


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穴を開けたら・・高く挽きあげてゆきます
ここで高さを確保しておくのが大事
低い筒を横に伸ばして皿にしようとすると
小さくて厚い皿で終わってしまいます


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これだけ薄くしてから開くと
つぶれそうだと不安になるかもしれませんが
土は・・開くと下がって厚みを補強するので
ここは勇気をもって・・高い位置から開きます
薄くしてゆくのに便利な牛ベラを使いました


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倒しながら
牛ベラの先端には・・底を開く力を入れています


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牛ベラのまま進めてもいいのですが
薄くなりすぎないよう
私は・・途中からスポンジを使います
底と壁に微妙なベクトルで分散した力を使い
好みのシルエットに誘導してゆきます

右手で開いてはいますが
大事なのは左手の力加減です
倒れてくる土を支えるだけでなく
むしろ押し返すようにして
厚みを薄みに変えてゆきます
終盤で皿に大きさを作る大事な手つきです


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スポンジは肌理が粗いので
終わり間際にはゴムべらで滑らかにします


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最後に・・湾曲したヘラの先で
器の口縁部を軽く抑えると・・口が開きます
こうしておかないと
乾燥につれて立ち上がり
反りあがった口になってしまいます


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私の場合・・加飾の段階で糸を貼るので
削りも大事な作業
最終的には・・超鋼カンナの世話になります

乾いてからのほうがやりやすい部分は
今は残して終わります

少し深いかな?・・浅鉢に傾いてるかもしれません
どうだろ・・注文主のご意見は?
浅深・・何枚か挽きますので
お気に召したのをお選びください!・・です




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by touseigama696 | 2016-09-30 07:53 | ●工房便り | Comments(0)
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