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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

神の恩寵

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この写真・・年初の全豪戦でのひとこま
とんでもない才能が・・花開き始めたと書いた
衝撃のデビュー戦 16/01/22

その大坂なおみ選手が
今開催中のシーズン最後を飾る全米戦で
彼女にとっては屈辱的な敗北で・・コートに散った
しかし
18歳のデビュー年・・初出場の全てのグランドスラム戦で
3回戦まで進んだ新人など・・見たことない

だから・・昨日の大敗北さえ
彼女の才能に疑いを抱くものではない
むしろ・・この才能なればこそ
天は・・
余人に見せぬとんでもない試練を与えるのかもしれない

その屈辱的な敗北が彼女に与えたものに
私見ながら・・ふれてみたい

屈辱的とは・・こうだった
相手はランキング9位のマディソン・キーズ選手
82位の大坂なおみ選手が負けても・・不思議ではない

しかしそのトップランカーを相手に
ファイナルセット5-2まで追い詰めた
2ブレイクアップということは
あと2ゲーム取られても・・まだ負けないわけだ

キーズの側からみれば
大坂なおみ選手のサービスゲームを
ふたつ取り返した上に
更に自分のサービスゲームひとつのキープが必要
それでもまだトータルでは・・タイでしかなく
その後の延長タイブレークにも勝たねばならないのだ
そのどれひとつ落としても・・大坂なおみの勝ちである

だから・・この時点での大坂なおみのスコアは
殆ど決定的なアドバンテージだった

しかし・・そこから
キーズには奇跡・・大坂には悲劇
私が書いたとおりにゲームが進んで
大坂なおみは・・そのどれも取れなかったのだ

二つ目の自分のサービスゲームを失ったとき
さすがの大坂が・・コート上で泣いた
見ていた私は
この悲劇と屈辱が彼女にもたらすものを考えていた

わたしの結論は・・こうだ

コート上の選手にハンデはない
その上で・・この負け方
とてつもない屈辱には違いないが
しかし・・途方もない幸運でもある
というのは・・デビュー・シーズンに
こんな悲劇は滅多に起きない
どんな負け方しようが・そのどれもが
少しも悲劇ではないのが・・新人だからだ

接戦で負ける10試合よりも
この屈辱的敗北がもたらすインパクトは遥かに大きい

この先・・彼女がどんな試合に臨もうとも
5-2のリードで緩むことはないはずだ
二度と味わいたくないあの涙が
僅かにでも油断する隙を・・きっと戒めるに違いない
これは強者には必須の資質だと思う

勝ち切ることの難しさ
強い選手は・・必ずそれをどこかで学ぶ
早ければ早いほど・・早く強くなるということだ

新人がトップテンに負けて・・屈辱
彼女の将来を示唆するポテンシャルが・・そこにある

そうしてみれば大坂なおみ選手は・・デビュー年に
既にトップランカーへの道には
欠かすことのできない試練を経たことになる
神の恩寵に違いないと・・私は思ったのだった

奇跡を起こしたキーズ選手のメンタリティーはさすがだ
彼女も・・どこかで生涯の試合を貫く神の恩寵を
味わったのかもしれない



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by touseigama696 | 2016-09-04 03:27 | ●エッセイ | Comments(0)
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