ウィンブルドンの季節

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今年もまた・・その季節がやってきた
6月最終週の月曜日から2週間
全豪・全仏・全米の上に君臨するかのように
青々としたグラスコートの上に
純白のウェアの強豪たちが集まる

全英と言わずとも・・ウィンブルドンで通り
The Championships・・でも同じである
この大会に出場できることが
テニスプレイヤーにとってどれほど憧れなのかは
過去にも沢山語られてきたが
それを裏づけるのが・・伝統に基づくしきたりなのだ

白いウェアの着用を義務づけられるのもそう
個人的な嗜好を越えて・・伝統に従うことの名誉
大事なことは・・ここで最高のパフォーマンスをすること

センターコートは(第一コートもそうらしいが)
この2週間の間のめぼしい試合でしか使わず
それ以外の50週は・・手入れが続けられ
最善の状態で芝生が維持されるのである

前年の優勝者が・・翌年の第一試合を
このセンターコートで戦うことができるが
去年勝った時のあの感激を
新芽で覆われた・・今年の芝生の上で思い返せ
去年のあの夜・・優勝したお前が立ち去って1年
このコートでテニスをした者は・・誰ひとりいない
ディフェンディング・チャンピオン
お前のために育てた芝生なのだ
なんと粋なはからいではないか


優れた選手は・・優れたコートが育てる
伝統は・・単なる時間の長さではない
ここにいることを限りなく誇りに思える者が
その誇りのすべてを賭けて・・最高の試合をしようとする
その精神こそ・・伝統の本質じゃなかろうか

1980年
ボルグがマッケンローとの死闘で勝ち取った5連覇
翌年同じ組み合わせでリベンジを果たしたマッケンロー
どちらも忘れることはない
伝統を舞台に戦える選手の幸運
絶やしてはならない灯だと思うのである

昨晩・・錦織クンが初戦を戦った
見てるうちに眠ってしまい・・気づいたら勝っていた
伝統の試合とはいえ・・疲れてればやはり眠い
しかし・・考えようでは
居眠りできる選手になってきたということだ
強くなってきたことを・・素直に喜ぶことにした

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中継のテレビで観戦しようと
予定の窯焚きを・・早朝に開始し

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ロクロを挽いたり削ったりしながら
予定通り焼成を終え・・更に4㌔歩いて
シャワーでさっぱりしてテレビの前
やはり欲張り過ぎたようだ

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今年の「日本伝統工芸展」の出品期限が近づき
三枚の大皿に・・加装する予定でいる
錦織クンがいい試合をすると・・いささか悩ましいが
そこは・・昨日の伝に従えば
私にとっての伝統の舞台は日本橋三越
ウィンブルドンじゃない
ぶれずに・・制作に熱中するのが当然である

まだ1ケ月ある・・もう1ケ月しかない
どっちだ!!?



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by touseigama696 | 2016-06-28 09:29 | ●エッセイ | Comments(0)
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