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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

11年前の『今日』

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11年前の今日は・・第18回 日本陶芸展の初日
東京大丸ミュージアムでのことである
この時は・・「糸抜き」の技法名は入っていない
でも・・この回がきっかけで
次の展覧会から使うようになった
言うなれば
アイデンティティーを意識し始めたということだ

始まりは青だったが
次の回から黒地に白のモノトーンにしている
そして去年から・・再び青を使うことにした
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つい先日終わった・・第56回東日本伝統工芸展
これが今回の作品
比べてみると・・同じ青でも色調は違う
顔料の調整を変えたからだが
写真では不確かでも・・こっちの方が好きだ
糸の貼り方も・・随分変わっている
10年はやはりひと昔
続けていれば・・変化するものなのだ

久し振りに読み直した・・第18回日本陶芸展の図録
審査長を務められた吉田耕三氏が
審査所感でこう述べられている

「審査していて痛感したことは
技巧ばかりが目立つ作品
象牙の塔に籠ってマンネリになっている作品
他人の模倣を自分のものと勘違いしている作品
仕事に感激を失っている作品
心に夢や詩を育めない作品
現代から未来を眺める時代感覚のない作品は
入選も難しいようである」

あれから10年たったが・・同じ指摘は今でもある
ということは・・こうした指摘は
入選・選外の基準なのではなく
物づくりの本質を問うているのではなかろうか

似たような作業を飽きずに繰り返し
僅かな進歩に一喜一憂する日々
手慣れはしても・・手練れるのは簡単じゃない
そんな気がするのである


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by touseigama696 | 2016-05-12 05:33 | ○陶芸雑感 | Comments(2)
Commented by 夢工房あすか at 2016-05-12 16:26 x
つい最近気が付いたのですが、私のデスクに11年前の全陶展の会報がありました。
何と、桃青窯さんが全陶展で「東京都知事賞」を受賞された当時のものです。
受賞作品と当時の凛々しいお顔、そして、受賞の喜びが記載されています。
ビックリです。そう言えば、見学に行った時に、すごいな! 
どうやって作るんだろうと思ったようなかすかな記憶があります。

私は陶芸を始めて数年後でしたが、怖いもの知らずにたまたま出来た作品を出したのですが、
見事に落選し、どんな作品が入賞するのだろと思って都美術館に見学に行ったのです。
二度目はシドニー展とかで日本を代表するものだと意気込んで志野茶碗を出しましたが
これも落選。いつも出来合いのものを出したのですから落選は当然です・・・。
それでも、いくつかの全国公募展で入選していましたが、それからは
辞退という名文句?を見つけて、公募展に出すのは止めましたが、
公募展に応募するのは、励みになりますし、技術が向上しますので、
大変いいことだと思って、教室の生徒さんたちにも勧めています。

大丸の日本陶芸展の作品は素晴らしいですね!! 10数年前に見学に行って、
これはすごい! 一流の人の作品だ。足元にも及ばないと思った記憶があります。
桃青窯の練達されている日々と、経験を積み重ねた作品に感銘を受けています!!!
Commented by touseigama696 at 2016-05-13 09:18
夢工房あすかさん
ありがとうございます
それに・・ご著書のご恵贈
恐縮しています・・多謝です

そうでしたか・・全陶展
懐かしいですね あのころ
頑張ってましたから(笑)

今でも会期中は毎年拝見しています
ともかくみなさん大きなものを
作るのでびっくりします
そちらの生徒さんのご活躍いを
楽しみに拝見します
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