「我が道」の・・来し方行く末

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この展示を眺めて・・
萩を想像するひとは・・きっと多くない
淡青釉単味のすっきりとして外連味のない器形
これだけの数が並んでいて・・騒々しくない
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個展とは・・如何に多く作り如何に少し見せるか
作家はみな腐心するところだが・・ともすると
展示に作為が見えて・・嫌味に映ることもある

心のままに挽き・・あるがままに見せる
簡単そうで・・案外悩ましいことなのだ
「間を離せ間を詰めろ」・・結構個展の難問

会場に入ってすぐ・・わっ!沢山ある
そう感じた・・と同時にこれもいい
作家の若々しさが・・一気に伝わってきた
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柿傳ギャラリーで・・岡田泰さんの個展を拝見した
萩の名門岡田窯の当代・・岡田裕さんのご子息
おふたりとも・・伝統工芸展の常連でもあって
当然のことながら・・作品はよく存じ上げている

昨日・・お二人とも会場におられ
お目にかかって暫く話もできた

「我が道」の・・来し方行く末
200年の歴史を背負う立場もあれば
徒手空拳で挑む立場もある
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別室の展示を見れば・・
岡田泰さんが背負ってる「萩」も・・そこにある
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彼が背負ってるものの重さも・・意味も
来し方を通して・・やがて行く末として
引き継いでゆくものだし・・当然のごとく
そうした自覚の上に立っての・・
淡青釉単味に今の彼がいるのだろう

子が・・今の親の年になるまで
与えられた時間は・・長いようで短く
短いようで・・それでいて長い
当代と次代が・・同じ会場にいて
共に過ごす時間から・・来し方が
少しづつ行く末につながってゆく

重いものを支えてくれる・・慈愛
新らしいものへ挑む・・勇気
きっと父と子の間には・・それがある
羨ましくもあるが・・大変なことに違いない
またひとつ勉強したのだった
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新宿から・・JRでも地下鉄でも四駅ほど
四谷まで歩いて・・そこから丸ノ内線で銀座へ
歌舞伎座のすぐ脇にある・・「銀之塔」

この日朝一番で・・浅草で健診を受けた私は
朝食を抜いていたし・・よく歩いたこともあって
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昼食にこれを食べた・・ビーフシチューである
ビーフシチューかグラタンか・・判り易い専門店

遠い昔・・テレビ時代時々食べた店である
ふと思い出して・・ここにしたのだった
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昔から歌舞伎役者さんたちにも・・贔屓が多い
この柔らかで上質な肉の蛋白が
芝居の力にもなってきたのかもしれない

口にいれるだけで・・とろけて喉の奥に消える
脇の白米の飯がこれまた絶品・・実に美味かった
お代わりしたいほどだったが・・かろうじてやめた
折角歩いたのに・・食べ過ぎは禁物である

歌舞伎座の地下から・・我が家は電車で一本道
健診・・勉強・・歩行・・美食
好いこと尽くし・・だったみたいだ



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by touseigama696 | 2015-11-25 08:03 | ●エッセイ | Comments(0)
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