香炉

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香炉は・・元々は仏具ですが
今では・・もっと広い使い方もされます
香りを大事にする・・そうした楽しみからでしょう

でも・・あまり応用の効く器ではありません
というのも・・火を焚く具ですから
多少の制約があります
例えば・・灰を入れて香を焚くので
見込みには釉薬を掛けませんし
熱が床の間などに移らないよう
器体を浮かすために・・みつ足にします

目的が香りですから
蓋には必ず・・幾つかの穴を開け
香りが広がるようにします

そうした条件を満たした上で
趣向のものとしての姿・風情も大事です
仏具としての風を追うもあり・・追わぬもあり
作り手の感性を問われるところです
お洒落な香炉・・ユーモラスな香炉

面白いけれど・・難しくもあります
転用の訊かない器だけに
鑑賞に耐えることが・・魅力になりそう
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黒い土で成形し・・糸を貼って白で化粧し
糸を剥がし・・外側を施釉して焼きます
これはそうなる予定です

one by oneの世界ですから
手間取りますが・・時間をかけることを
厭わず楽しんでいます

とは言いながら・・
じっと向き合って糸を貼ると
腰が悲鳴をあげ・・目がヘトヘトです




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by touseigama696 | 2015-11-13 04:31 | ●工房便り | Comments(2)
Commented by kuma at 2015-11-14 13:46 x
さまざまな化粧がちりばめられたような文様もいいですが…
糸を貼ったシンプルな感じもいいですね。
でも、このシンプルな…というのが意外に難しいというのを
最近、ひしひしと感じます。
Commented by touseigama696 at 2015-11-14 22:50
kuma さん
ありがとうございます
そそシンプルはナッシングではないから
考えてみれば簡単なことじゃありません
色々なことをしてもシンプル・・難しいです(笑)
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