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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

改めて・・『江戸小紋』に学ぶ

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遠目には無地のように見えて
近くに寄れば・・極細の紋様に気づく
それが江戸小紋・・地味だが手が込んでる

華美を避け・・だが出自をはっきりさせたくて
武士の裃に・・それとなく染めた主家の紋
始まりはそこら辺だったようだが
江戸時代に・・江戸小紋はあっても
江戸小紋という言葉はなかった
言葉としての江戸小紋が生まれたのは
つい60年前のこと・・その経緯は
去年の8月江戸小紋の小宮さんで書いた
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今横浜で開かれているこの展覧会
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昨日は・・当代小宮康正さんの講演があって
お邪魔して拝聴した・・改めて勉強したが
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そうした小宮家に固有の歴史を知らず
ただ・・江戸小紋の粋な美学に魅せられて
最初に公募展に出品した糸抜き波状紋は
遠目には無地だが・・寄れば波紋を見る
それを表現したくて・・挑んだものだった

為に極細の糸状テープを更に細密に
3~400米ほど貼り巡らして作ったが
2003年・・第17回日本陶芸展で
入選した作品が・・これだった
写真では・・尚更に紋様ははっきりしない
技は未熟だが・・目指すは江戸小紋の「粋」
今となれば・・懐かしい写真でもある
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折にふれ当代から頂戴した・・先代の染めた古帛紗
手許に置いて・・眺めている
型の精緻・・染めの精緻
道は違っても・・本気で追及してるものは
やはり美しい・・手にする度にそう思う

1時間半の講演・・立ち見の盛況で
江戸小紋の着物を召した大勢の女性に囲まれ
当代は・・講演後もご多忙の様子
日暮れが早まって・・気ぜわしい夕方
急いで・・帰路についたのだった


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by touseigama696 | 2015-10-25 03:00 | ●エッセイ | Comments(0)
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