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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

「削り」の・・快感

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ろくろを挽けば・・大抵は削りがついてきます
頭に描いた造形は・・挽いただけでは不十分です
壷よりも・・皿の場合なおのことそう思います

高台周りを整理して・・その大きさを決め
口縁部に向かうシルエットを整えるのは
削りの大事な作業です

一方で・・削らない作家もいます
加飾ではなく造形を主眼にすれば
それも一法なのは・・言うまでもありません
茶陶などでは・・「ひとカンナ」に拘ります
一息に挽いた気合を活かし
非対称の中に・・面白みを求めれば
これはこれで・・高度な技術です

私の場合・・糸抜き技法を使うので
皿の両面のシルエットを滑らかにするのは必須
結構神経を使って削ります
スケートリンクの氷づくりみたいなもんです
糸を・・滑らかな曲線で貼りたいのです
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昨日は・・粗削りをしました
ラインを出すために・・何処まで削れるか?
削ってる最中には確かめることのできない厚みは
カンナに響く土の反応で・・感じるものですが
乾きすぎると・・それが判りにくくなります

なので・・生乾きの間に形を整え
乾燥が進んだら・・更に表面を滑らかにします
僅かでも器表に不要な腫れやこぶが残ってると
糸を貼る時に・・行きたい方向に行けなくなるのです
何度も経験して学んだ・・私の場合のこだわりです

そんなことがあって・・私は削り作業が好きです
大皿は・・途中で何度も返して確かめるわけにゆかず
カンナの刃先の感触で・・薄くしてゆきますが
スリルもあって緊張します・・それも楽しいものです

数日後に仕上削りをします
そこからは・・超鋼カンナの出番で
乾いた土が・・薄く削れてゆきます
これも快感・・さりながら当然
快感に酔えば・・火に耐えないひ弱な皿になります
それも経験で学んだような気がします




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by touseigama696 | 2015-09-12 05:15 | ●工房便り | Comments(2)
Commented by kuma at 2015-09-12 16:56 x
底削りの感覚がいまだうまくいきません。
数をこなす事でしょうが、腰の部分んの厚みの調整に四苦八苦します。
完成のシルエットを意識して削っているんですけど、
結構、踏み込んで削ったつもりが、以外に厚かったりして…汗
Commented by touseigama696 at 2015-09-13 02:10
kumaさん
ありがとうございます
結局いい削りができるってことは
程よくろくろが挽けてこそってことになりそう
上手く挽ければ・・削りは楽になりますからね・・(笑)
確かに・・全ては数が解決してくれますが
それをどう短縮できるか・・なんでしょうね
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