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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

総理の自己矛盾

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新国立競技場問題で・・阿部総理はこう言った
「国民もアスリートも批判的な・・競技場問題
このままでは・・
望ましいオリンピック開催ができないから
白紙に戻して・・やり直します」

これはひとつの正論である・・だからだろうが
総理の決断・・それなりに評価された
だが・・これはどう見ても自家撞着
つまり自己矛盾そのものだということを
総理は気づいているんだろうか?
メディアは・・承知しているんだろうか?

不思議なことに・・それが殆ど話題になってない
どういうことかと言うと・・
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国民がこぞって批判的なもうひとつの問題
それが・・安保法案だけど
総理が競技場問題で使ったロジックで言えば

「国民がこぞって批判的な安保法案
このままでは・・
望ましい国の在り様を実現できないから
白紙に戻して・・やり直します」

競技場問題が正論なら・・
安保法案もこうしないと正論にならない
しかし・・安保法案は強行したとなると
競技場問題での決断は・・政治信念ではなくなる

もし・・「競技場と安保法案では問題が違う」
そう言いたいのだとすれば
そこが・・また大きな問題で
「その違いを・・国民に説明すべきなのに
曖昧のまま進めたことへの批判だよ・・」

と反逆されることになるのだ

一国の指導者ともなれば
もっとも要求される資質は・・ぶれない精神
つまり一貫した政治信念というやつだ

国民の望むことを実現する・・と言うなら
競技場発言を貫く必要があるし・・もし
政府からの提案で国民をまとめたいと言うなら
安保法案を・・徹底的に説明しなきゃならない
どちらの手法をとるにせよ
国民の心理をきちんと掴み
説明や説得を惜しんではならない

歴史的にみれば・・独裁に共通するものは
「拙速を顧みず自分一代で
全てを成し遂げたい」・・という傲慢だ
競技場なら一代でも作れる・・しかし
国の在り様はそうはゆかない・・代を重ね
人が変わってやっと実現するものなのだ

「昨日・・私は国民に向かって何を言ったろう
そして・・
今日・・私が国民に向かって言ったことが
昨日に矛盾することはないだろうか?」


総理はご多忙だろうが・・寝る前に
いつでも・・こう自問自答してほしいものである

昨日も・・一日工房で独り仕事
そのせいだろうが・・喋らずに過ごせば
自己矛盾を指摘されることもない

白紙にもどしてやり直しなんて・・年中
土と糸を無駄にしながら・・
僅かな進歩に一喜一憂の日々である




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by touseigama696 | 2015-07-20 03:50 | ●エッセイ | Comments(0)
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