私の・・「手順」

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大急ぎで取り寄せた粘土
昔から使ってる慣れた土です
早速・・大皿一枚挽きました

教室日だったので・・〇藤さんに
ロクロ過程を撮ってもらいました

大皿を挽く工程は・・作家によって
色々あるはずで・・そこには
個人的な工夫も加わって
多少の違いが生まれます

これは・・私の手順
準備から終わりまで・・ご披露します
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亀板の準備です
一番原始的な方法かな・・粘土の紐で
厚手の亀板を接着しようとしています
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コンパネで特注した厚手の亀板
これが薄くてヘナヘナだと
それこそ返しで剥がれてしまうので
頑丈なのですが・・その分重い
返しのときに・・やや負担が増えます
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粘土は4㌔が3個・・菊練り済みです
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道具は限られていて
ここに用意したほどは使いませんが
ついつい余分に準備するのは
一度座ったら・・急にあれ使おうで立たないため
悪い癖かもしれません
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1個目の土を乗せて芯をだしたら
その上に・・縦積みで重ねます
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天辺を拳で叩いて穴をあけ
ここから・・土殺しに入ります
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スポンジで見込みを馴らし・・壁を作ります
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外側を馴らしたら・・
この壁を内側に倒しては外側に開いて
土全体を・・殺してゆきます
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特製のスポンジで・・底を締めます
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土が死んだら・・高く薄く挽きあげます
この作業で・・皿の大きさが決まってしまいます
高く上がれば大きくなる・・というわけです
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壁を倒して・・口縁部を開いてゆきます
底と腰の土が・・開いてゆく壁を支えますが
このバランスをとりながら・・進めます
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底を押して・・厚みと強度を確保します
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スポンジを使って・・シルエットを作ります
後で糸を貼りますので・・滑らかなラインが大事
削りで調整するものの・・やはりここが肝心です
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皿というより鉢が狙いでもあって
少し深く作りました・・径57㌢
予定通りの大きさなのでした




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by touseigama696 | 2015-06-19 06:08 | ●工房便り | Comments(4)
Commented by はるこ at 2015-06-19 18:59 x
お久しぶりですね、
お元気そうな姿を拝見してうれしいです。
仕事に慣れていらっしゃるのでしょうね、
優雅だなぁと感じました。
それにしてもこの力仕事、羨ましいような気持ちです。
Commented by touseigama696 at 2015-06-20 06:47
はるこさん
ありがとうございます
元気に見えますが・・あちこち綻びてます(笑)
工房で暮らすと・・色々な力を使うので
残ってるものと衰えてゆくもの
そして・・失ったもの
一番よく判る場所です
毎日体力・気力検査を受けてるみたいですよ・・苦笑
もっとも・・工房離れるとただの爺さん
それよりましかな?・・ですね
Commented by kuma at 2015-06-20 13:50 x
工程を拝見して、全く迷いの無いことが理解できました。
ろくろ仕事は、流れるような動作が必要だってことを、
あらためて感じる写真でした。
内に倒し、外に開き、土全体を殺すということ…
全体が殺された状態ってわかるんでしょうか…?
いつか、こんな大物を挽いてみたいと思います。

Commented by touseigama696 at 2015-06-21 06:07
kumaさん
ありがとうございます
ご質問のことですが
手のひらで土を包むように動かしますが
その際 土のねじれや
僅かな凸凹が次第に消えて
滑らかになります
そうなれば死んだと思うことになります
試してみてください
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