自作で昼食

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昨日は・・朝から本焼きの窯を焚いた
お待たせしてるご注文の作品・・
足の痛みでバタバタしてしまったけど
どうぞ無事に焼けますように・・である

窯番をしながら・・本を読んでたら
妻が・・昼食を届けてくれた
雨模様の肌寒い昼どきだったから
煮込み饂飩が・・胃に心地よい

何気なく食器を見たら・・全部私の作品
それも・・かなり古いものでアマ時代かもだ
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しみじみと・・旧作を眺めた
萩土を使った・・萩もどきの和丼
信楽の土の・・御本手の小鉢
唐津風・・鉄絵豆皿

一日でかなりの数が作れそうな・・
飾り気のない器だけど・・嫌いじゃない
使うなら・・こんなもんがいい
でも・・だからといって
次回の個展はこれでっ!・・
てわけにもゆかない

作品を見ただけで・・誰の作品かが判る
器形・装飾・釉薬・焼成・・それぞれに
その作家の・・個性らしさが求められる
アマ時代には問題ない・・写しも
プロとしての仕事となると・・やはり考える

独特な個性を持ちながら・・それでいて
使いたくなるような・・器
二律背反なところもあって・・簡単じゃない
個性的な定番・・いつも頭から離れない
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珍しく夕焼けの空を見たが・・
夜更けまでかかりそうな窯を横目に
40㌢強の皿に・・糸を貼りはじめた
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今月末に写真撮影が予定されてる
雑誌掲載分の作品にするつもりなのだ
私には・・定番の「糸抜き波状紋皿」
これを貼ってるときは・・やはりスムーズだ
迷いがないからかもしれない
それだけ数をこなしてきたからだろうが

糸を貼ったあとの展開には・・まだ
幾つもの可能性はあるはずだ
昨日の話題に戻れば
挑む勇気を忘れてはなるまい・・と思う

11時ころには・・火を止めた
1.240度・・灼熱の炉内
気楽に遊べる世界じゃない
多分・・この窯焚きがなかったら
プロ意識は芽生えないかもしれない
いつでも初心は・・怖さ

かつてテレビにいた時代
色々な世界のプロたちを見てきたが
本物のプロたちは・・自分の仕事に
畏怖の念をもっていたような気がする

「なめたらいかんぜよぉ~!」
この科白・・他人に向けてはいけないが
自分に対してなら・・大事な教えだ
 
色味穴から覗いた炉内
器が・・オレンジ色の閃光を放っている
何時ころだったろうか・・地震を感じて
一瞬身構えたが・・何事もなくてホッとした
火は怖い・・いつもそう思ってる




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by touseigama696 | 2015-06-10 05:37 | ●工房便り | Comments(0)
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