大失敗・・でした

d0085887_62523.jpg

こうして亀板を返して・・削りの準備を始めます
15年来・・何度となく繰り返してきたことですが
それでも・・結構スリリングな作業
助手さんがいれば・・別の手段もありますが
独りでやろうとしたら・・これが簡便
d0085887_62245.jpg

これをするときは急ぐのは禁物です・・しかし
静かにゆっくり回すには・・結構勇気が要ります

何てたって・・15kの重量を
30cmほどの接着面で耐えようって
安全なわけないのですが・・そこはもう
自分のロクロ力を信じるしかありません
d0085887_623479.jpg

亀板が薄くて・・重さに負けて反ったらアウト
厚くて丈夫なコンパネを使うのは・・
反って剥離するのを防ぐためです

ここからは息を詰めて・・ゆっくりです
最も緊張する瞬間ですが・・
今までは大抵の場合・・無事に返ってくれたのに
d0085887_624660.jpg

昨日は・・無残にも大失敗!なのでした
過去に何度かはありましたが
この10年・・落としてませんでしたから
少々びっくりしましたが・・仕方ないことです
それにしても・・写真に撮れたのは初めてです

原因は多分・・予定より一日遅れて返したこと
そのため・・乾燥が進んで口縁部が
収縮しながら・・強く戻りはじめ
底部の縁に力が加わって・・やや浮いたか

そもそも・・ロクロ挽きの際に
土塊がしっかり亀板を食ってなかったか
それも疑わしいことです

亀板の跡を見ると・・
かなり剥離が進行してたように見えます
久し振りの大失敗でしたが
これも避けて通れない道・・慣れてます
d0085887_63177.jpg

まだ湿性が十分な部位を使って
ぐい呑みに直すことにしました

糸抜きを意識しないで・・
エイヤッ!の気合い挽き
三手で終わらせます

三手以上は手を掛けない・・
その潔さが作る雰囲気を・・大事にします
d0085887_63215.jpg

棒挽き最後の1個・・あっという間に
3kが・・2ダースのぐい呑みに化けました
そして・・良い気分転換になったのでした




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
[PR]
by touseigama696 | 2015-05-01 07:58 | ●工房便り | Comments(4)
Commented by kuma at 2015-05-03 17:45 x
うわっ!と声が出そうな瞬間の写真…撮った方はお見事ですが、
やった本人は…「はぁ~」…という感じでしょうか…。
そこからの、ぐいのみ制作…陶芸には折れない心が必要なんだと
思いました。
Commented by Fujio Asai at 2015-05-03 22:41 x
いつも読ませて頂いているばかりではどうかと思うので、ちょっと思いついたことを、、、
ひっくり返すための丸板を鉢の上に載せ、長い紐とか仮止めテープとかで全体をしっかり固定してからひっくり返し、その後で紐または仮止めテープを外すという方法はどうでしょうか?
Commented by touseigama696 at 2015-05-04 09:43
kuma さん
ありがとうございます
失敗も散々してますから・・案外平気
挽く機会が一回増えて・・その分
また少しは腕があがるかと・・(笑)
そういう仕事なんですね
Commented by touseigama696 at 2015-05-04 09:53
Fujio Asai さん
拙ブログ読んでくださってる由
ありがとうございます
ご助言も多謝です
その方法の場合・・固定する紐が問題
何事もない時の補助にはいいのですが
ひと度剥離が始まったら・・例え
落ちなくても重さに耐えられす
作品が歪んで結果は同じなのです

今のところ・・百回に一回の失敗
そんな感じなので・・起きたときは
それまでのこととしています
剥離しても無事に返せる方法があればです・・苦笑

お気にかけてくださったこと感謝しています
これからもどうぞよろしくです

名前
URL
画像認証
削除用パスワード