2015年 03月 21日
時の流れの真ん中で・・ |
同じ場所に立って左を見たら・・これ
皇居前広場から・・『江戸』が見える
そこから右を見れば・・これだ
『東京』が映っている・・同じ場所での右左
何度かここに立ったことがあるが
いつも・・奇妙な思いにとらわれる
「時の流れの真ん中で」・・たまには
時間をこんな風に考えるのも・・一興かも
私が生まれたのは1942年(昭和17年)
太平洋戦争の真っ最中だ
日本の敗戦を予感するような
ミッドウェイ海戦の頃である
今年で73歳になる
その目に写る東京が・・この写真というわけだ
そして・・私の誕生から73年前となると
1869年(明治2年)・・
昨日までは「江戸」だった東京で
それが上の写真ということである
私が生まれた年に・・
73年を足すか引くかすると
中世を色濃く残す江戸時代から
近代工業国家に様変わりした現代に豹変する
たった150年しか経ってないのにである
例えば・・パリのシテ島に行けば
今も150年前も・・同じノートルダムが立っているし
テムズ川のロンドンでは
ウェストミンスター宮殿も・・殆ど変ってはいない
激しく変わる方がいいのか・・そうでないのか
難しいとこだが・・でもこれほど激しく変化した国は
多分珍しかろう・・鎖国がもたらした偶然とも言える
たどれば・・この国には珍しい歴史が色々あり
大事にしたいものも・・沢山ある
短い助走で・・飛躍的に近代化した歴史
新旧が同時に見られるここにきて
自分の人生をふたつ足せば・・江戸時代
奇妙な感慨が押し寄せてくるのである
昨日は・・幾つかの予定で東京に出た
歩くのも目的のひとつ・・15㌔ほど歩いて
夕方からは・・恒例のサードフライ
少し気楽に食べたのだった
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by touseigama696
| 2015-03-21 04:49
| ●フォト散歩
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