円相場

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これ1965年のシャンゼリーゼの朝です
この年から70年までの間
何度か取材で海外にでましたが
まだまだ日本は貧しくて弱い国
パリはまぶしいほどに絢爛でした

プレトンウッズ協定で定められて
1ドルは360円の固定相場
それが・・この時代の円の価値でした
このお蔭で・・輸出を基準にした日本経済は
画期的に拡大できたのですが
一方で・・円で物を買うには実に不都合
この時期に海外にでると・・惨めでした

例えば・・タバコひと箱買おうとすると
200~250円するのです
日本で70円のハイライトを吸ってた身には
3倍強の値段・・考え込みました

ステーキを食べたいと思っても・・10ドル
円では3千600円・・私の給料が2万5千円
滅多に食べられませんでした
今でも・・25万円の月給で3万6千円のステーキは
やっぱり高嶺の花の贅沢にちがありません

持ち出せるドルにも制限があって
足らない分は円で持ち出したのですが
それもレ-トの比率が悪く
多分400円くらいでしか交換できませんでした
ともかく貧乏な旅行を強いられたのですが
でも・・どんなに腹が減っても
何もかもが楽しくて・・わくわくしていました

今では姿を消してしまったDC8の
あの狭い客室は・・それでもたっぷりと
溢れんばかりの希望に満ちていました

昨日・・円の相場が113円の安値だとか
75円の高値に比べればそりゃ安いけど
あの時代には程遠い・・円高ですよ
10ドルのステーキが1、130円
そりゃファストフードの値段
毎日だって食べられそうです

問題なのは・・貧乏ではないけど
わくわくするほどに楽しい時代だろうか?
希望の光りが見えてるだろうか?
とっても気になります



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by touseigama696 | 2014-11-05 08:53 | ●エッセイ | Comments(0)
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