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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

道潅山の青春

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高校の卒後50年が・・3年前で
それを記念して・・みんなで一文を寄せた
「道潅山の青春」・・
1955~1961の6年間の日々が懐かしい

転居作業にまぎれて・・行方不明だったが
紙ゴミ一掃の山の中で・・見つかった

そういう時は・・ついつい
手を休めて読みはじめてしまうものだ
ご多分に漏れず・・私もそうだった

この学校の・・独自な校風について
それぞれの同期が・・それぞれに書いてる
色々あるが・・そのひとつを書いてみよう

背丈の順で後ろから席順が決められたが
このやり方は・・中学1年生の最初の一学期だけ
二学期から・・どうなるかというと
試験の成績順という・・実に過酷なやり方である

つまり・・教壇の先生から見て
最後列の左が級長で・・その右から1番2番と
成績の順番に坐るのだ・・最前列右端がペケってわけ

次の学期になれば・・その期末試験の結果で
後ろに昇ったり・・前にすべったりである
自分の成績は・・坐ってる椅子で判るという寸法

本人だけじゃない・・たまに参観に来る親たちも
窓の外から中の息子を見つけりゃ・・一目瞭然なのだ

いきなり前に来たり・・徐々に後ろに下がったり
努力と怠惰が・・歴然と足あとになる
よくやるように・・試験の結果を隠してみても
まるで意味をなさない・・残酷といえば残酷だ

しかし・・これを繰り返して巣立っていった同期が
為に傷ついて・・怨念や嫉妬に駆られたとか
「オレが最前列に座ってるのは・・学校が悪い
それに社会も悪い!」・・などと愚痴らなかった

どの道・・世のなかは望むと望むまいと競争を強いられる
さすれば・・勝ったり負けたりは世の常
どちらにも慣れねばならないのだ

栄光と挫折は・・どちらも鉄を打つがごとく
強靱なこころを培うために・・欠かせぬものである
今でも・・そう思ってはいるが
だからといって・・それはもう無理かもしれないと
時代の変化を感じたりもする

このやり方を蛮行だと・・書いてるOBはいない
苦しかったけど・・鍛えられたのも事実
人生の終盤ともなれば・・この試練の意味は
更に深く理解できたとも思える

競争を避け・・序列を作らないことが平等とする誤解は
実は・・悪平等に過ぎないことに気づいて
健全な競争を通して・・自己実現を計る道を見つけてほしい

さすがに・・今はもう母校もこの成績順は採用してないようだ
それも時代だと・・思う



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by touseigama696 | 2014-03-21 23:40 | ●エッセイ | Comments(4)
Commented by gaunn at 2014-03-22 15:07
面白い思い出ですね、今の校風と昔とは
おなじ世代でないと話も通じない
そう似たような事私はあ行なので、、先生の指摘が一番に
何を始めるにも挙手してなくとも、、ハイ答えは?と
まして嫁いだ先もあ行で、、参観日に間違った答えを
云わなければいいが、、と、、だからクラスカイが楽しい。
Commented by kuma at 2014-03-22 15:17 x
最近は、運動会のかけっこで、1位、2位を決めなかったり、
本番で走る前にタイムを計り、あまり差が出ないようにしたり…
そのくせ、勉強の成績には順位をつけます。
私たちの世代から見ると、違和感しか感じられません。
Commented by touseigama696 at 2014-03-22 22:38
gaunnさん
ありがとうございます
やっぱり・・古い人間なんでしょうね・・笑
Commented by touseigama696 at 2014-03-22 22:40
kumaさん
ありがとうございます
教育がぶれるのは・・とても困ったことです
色々なところで・・悪平等が跋扈してるみたいですね
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