ひとが・・ひとらしく

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移動しようと思ったら・・歩くしかなかった時代
人類の長い時間のほとんどは・・そうだったはずだ

きっと・・歩くことが人生
歩かないと・・飯にもありつけず
歩かないと・・仕事だって見つからない
遠くまで歩けることが・・人生を多彩にし
長いこと歩き続けることが・・生きてる証しだった

きっと・・人間ってこんなに歩けるんだ
歩くしかなかった頃・・考えもしなかったろうが
殆ど歩かなくなって・・車だ電車だ飛行機だと楽を覚え
人間は・・歩かせれば結構歩いちゃうもんだを忘れた

言うまでもないが・・私もそうだ
つい一年前まで・・歩くのはつなぎ目だけ
それもほんのちょっとの・・つなぎ目だけだった

「行徳まで行ってくるよ」・・はあっても
「行徳まで歩くわ」・・は視野にない
歩けるかもしれなくても・・歩く必要もなかった
移動は・・ひとつの目的ともうひとつの目的のつなぎ目
短くて・・楽に越したことはなかったのだ

生まれてこの方・・歩かなかった日は一日もなかったのに
歩くことを・・こんなにも無意識で過ごしてきたことを痛感する
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最寄りの駅から・・先ず3駅乗って乗り換え
そこから3駅乗ってまた乗り換え
更に3駅乗ると・・そこが行徳
全部で電車9駅分・・時間にすれば30分ほど
そう遠くはないが電車か車の距離・・それが自然な感覚だろう

教室の生徒の〇永さんが・・
あの雪の日に滑って転んで・・脚を骨折し
救急で入院手術したのが・・行徳の病院
今日の午後・・電車9駅を乗り継いで見舞った

そして・・その帰り道
大した決心をするまでもなく歩き始め
とうとう最寄りの駅まで・・歩き通した
万歩計で・・10kmちょっとのよう
相当な距離だと思っても・・そんなものなのだ
快晴の冬空に・・冷たい空気だったが・・
軽く汗ばんで気持ち良い・・2時間だった

モニターで地図にアクセスしてみたら
あそこからここまで歩いたんだぁ・・結構ある
それも・・殆ど思いつき同然の動機でしかなかったのに

もしも朝からその気になって・・弁当や飲みものを用意し
それなりに覚悟して歩けば・・この私でも
40kmやそこらはきっと歩ける・・そんな気がする

そして・・それは案外古希を越えた世代には
大事な自信になってくれそうだ

言い古されたもの言いだが
「たかが歩き・・されど歩き」・・そういうことなんだろうな

しばらくは松葉杖生活の〇永さん!
松葉杖がはずれたら・・ちょっとやそっとじゃ折れない
丈夫な脚をとり戻してくださいね・・である



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by touseigama696 | 2014-02-18 23:34 | ●エッセイ | Comments(0)
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