亀板返し・・

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大物を挽けば・・当然だけど
裏返して高台を削ることになります

ところが・・大物だけに重い
これも15kg・・やはり重いのです

そう言う場合・・「亀板返し」と称して
以下・・駒送りでご披露することにしました
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ロクロ挽きの直後に・・
しっぴきで底を切ることはしません

鉢の底と・・亀板が密着してないと
これはできないからです
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もし・・しっかりと粘着してないと
返し終わるころに・・ドサッと落下する羽目になります
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しっかり亀板を掴み
静かに・・前方に返してゆきます
重いからといって・・慌てると
負荷がかかって・・落下します
息を詰めて・・そっとです
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ここからが・・正念場
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何度もやってることですが
やはり・・スリリングです
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脇を締めて・・腕力だけで支えます
一番危険なタイミング・・失敗するとすればここ
もしはずれると・・
反動で身体が後ろに倒れかねません
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ここまでくれば・・
底と板の密着度が・・手に響きますので
大丈夫だろうと・・思えてきます
でも油断大敵・・最後まで静かにゆっくりです
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下の亀板に着地する瞬間は
口縁部が・・水平でないといけません
斜めにぶつかると・・口が曲がるからです
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どうやら・・無事に着地しました
ほっとする一瞬です
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少し乾燥も進んでいますので
ピアノ線を使ったしっぴきで・・切り離します
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高台部分の径は・・25cm弱
切り離してみると・・よくぞもってくれたと
粘土の粘土たる所以かもしれません





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by touseigama696 | 2012-11-11 01:17 | ●工房便り | Comments(4)
Commented by はるこ at 2012-11-11 22:04 x
腕の筋肉と筋!
息を止めてらっしゃいますね。
神経をものすごく使う、、重労働です、、
息を止めて見ていました、、
Commented by moon-pon at 2012-11-11 22:12 x
パチパチパチ♪
お見事でした。
15キロもあるのですね。
いつもながら、感動します。
Commented by touseigama696 at 2012-11-11 23:19
はるこさん
ありがとうございます
殆ど失敗したことはないのですが
でも・・返す度にヒヤヒヤします・・苦笑
筋力の衰えを感じたりするのは
こうした場面かもしれません

持った瞬間に・・
やれるかやれないか・・直感しますが
重さに負ける日も・・遠からずかもしれません
コツでカバーしながらの日々です
Commented by touseigama696 at 2012-11-11 23:22
moon-ponさん
ありがとうございます
身体を使って持てるならいいのですが
鉢はまだ柔らかいので
身体を使わず腕の力だけでするので
余計に重さをかんじるのでしょうね
スリルのある作業です・・笑
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