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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

逆説の続き・・

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「・・私には弟(兄だったかもしれない)がひとりいます
子どもの頃・・女の私には門限がなくて
弟には・・厳しい門限があったんです
普通と逆でしょ!・・母は変わったひとでしたが
このしつけ・・一理あるんですよ・・」

かなり昔の話だから・うろ覚えだが
確か「旅」という雑誌の編集長の
戸塚文子さんのインタビューだった
世界を旅して歩くアクティブ女性のはしりみたいなひと
旅のエッセイイストとして・・一世を風靡していた

「私が・・こうして気ままな仕事ができるのも
もしかしたら・・母のお陰
だって・・門限もなく好き放題でしたからね

厳しく制限されていた弟が可哀そうで
どうして?・・って母に尋ねたら
答えは・・こうだったの

「夜中にウロウロしたとして・・女の子のあなたは・・
何かあっても被害者
被害者ってのはね・・自分で責任とればいいこと
好きで気まましてたつけは・・自分で負うのね

でも男の子は・・間違えば加害者でしょ
他人を傷つけることになるかもしれないわ
そうなりゃ勿論・・本人は言うまでもないけど
親にも・・相応の責任があるはずね

だから・・監督不行き届きにならないために
厳しいしつけを課してるってこと・・」

これも逆説のひとつだが・・一面の真理である
自分の振る舞いには・・
加害・被害に関わらず
自分でとらねばならない責任がある
それが大人の生き方で
責任のとれる人間になってほしい・・が
親の願いなのだ

娘に気ままを許したのは・・それは自己責任
息子に厳しかったのは・・他人への責任は
もっと重いんだよ・・と教えたかったのだろう

近頃・・社会の中枢にいて・・なお
責任の何たるかを心得ぬ大人が跋扈している
嘆かわしいことだ

どうみても・・人災を免れぬもののある大事故を
我々も又・・想定外の自然の脅威の被害者なのだと
そう言い張れば・・責任を逃れると思うかの大人たち
遅きに失するが・・
戸塚さんの母堂にしつけてもらえばよかったのだ
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果たすべき約束は・・間際まできてる
身体の調子を壊さぬよう・・気をつけて
きちんと責任を果たせるよう・・もう少し頑張ろうと思う





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by touseigama696 | 2012-07-13 00:16 | ●エッセイ | Comments(2)
Commented by HarukoB1 at 2012-07-16 09:36
私にも門限が厳しかったです。
こどもの頃、夕食に間に合わないくらい遊びほうけていると祖父が竹竿持って玄関に仁王立ちでした.怖かった!
味噌飲み残すと怒鳴られたし、、母にもしょっちゅう??られて育ちました。その分すごくほめてもくれましたけど、、
女の子に門限がないと、、自己責任。
ホントですね、考えても見なかったです。
Commented by touseigama696 at 2012-07-17 00:44
HarukoBさん
近頃のテレビのコメンテーターたちは
とても教条的なことしか言わず
説得力に欠けるのは・・逆説で考えることがないから
そんなことを感じます
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