灰作り

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私の地元には・・沢山の梨園があります
毎年今ごろ・・梨の木を剪定して枝を払い
払った枝は・・焼いて肥料に使ったりします

近所の梨園さんから・・その一部を分けていただきました
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この土嚢袋で三袋を持ち帰りました
スコップですくったものですから
不純物も色々混じっています
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大きなポリバケツに移し
しばらくの間・・水を浸して灰汁抜きします
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三袋分を入れるとこうなりますが
でも・・最終的に使える灰は・・
ほんの僅かになってしまいます

しかし・・そうしてできる純粋な単味の灰は
やきものの大事な釉薬に変身するのです
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この灰には・・梨の木以外は混じっていません
その単味の灰のことを・・柞灰(いすばい)と言います
元々は柞の木の灰のことだった筈ですが
単味の場合も・・同じように柞灰と言うようです

その反対に・・
多種類の木を焼いた灰のことを土灰と言います
囲炉裏の灰などは・・土灰です
土灰には・・個性はありませんが
柞灰となると・・単味ですから個性もあって
梨灰は・・私にとってはご当地灰
使い方で・・郷土愛にもつながりそうです

灰汁抜きしたら・・篩にかけて不純物を除き
乾燥させた上で・・他の材料と調整して
梨灰釉・・になるわけです
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中央の黄色の部分が・・以前に調整した梨灰釉
今回の分が・・同じように発色するかは
やはり・・作ってみないと正確にはわかりません
そこらへんは・・やはりスリリングでもあります



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by touseigama696 | 2012-02-24 00:55 | ●工房便り | Comments(8)
Commented by tami-potter at 2012-02-24 06:51
きれいな梨のような色になるのですね。
楽しみです。
Commented by gaunn at 2012-02-24 07:21 x
いい色ですね、捨てられる物が生まれ変わって役に
たつのですね、布でも草木染めでタマネギの皮でも
いい色が出るとか、、アイデア次第ですね。
Commented by moon-pon at 2012-02-24 20:17 x
土灰と柞灰のこと、知りました。
ありがとうございます。

梨の灰からできた釉薬が梨のような色をしているのが不思議♪
Commented by touseigama696 at 2012-02-25 01:23
tami-potterさん
ありがとうございます
そういえば・・梨色ですね・・笑
調整によっても微妙に違うかも
Commented by touseigama696 at 2012-02-25 01:24
gaunnさん
ありがとうございます
肥料になっても・・釉薬になっても
確かに・・灰の輪廻かもしれません
見えないところで・・貢献してるとでも
Commented by touseigama696 at 2012-02-25 01:25
moon-ponさん
ありがとうございます
灰は・・やきものにとって
もっとも古いつきあい
これなしには・・語れないものがありますね
Commented by yumita6 at 2012-02-26 14:14 x
面白いです。(*^。^*)
どう変わるのでしょう?ピッタリ同じでもすごいと思いますが。
人間の作業は同じでも相手は自然の梨の木ですから・・・
灰作りも大変なのですね。

こんなドキュメンタリー、わくわくです。
蕎麦屋さんがそばを育てるみたいな感じなのでしょうか。
Commented by touseigama696 at 2012-02-27 00:56
yumita6
ありがとうございます
合成素材のほうが安定感はあるんでしょうが
ひとつふたつは・・天然を使って思いがけない結果を
楽しみにしたいものです
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